ナレッジベース

Windows 8 およびWindows 8.1 STOPエラー(ブルースクリーン)のトラブルシューティング


目次:

  1. ブルースクリーンエラーとは
  2. 問題と解決策に関してアクションセンターをチェック
  3. オンライン診断を実行
  4. 一般的なブルースクリーンエラーメッセージをトラブルシューティング
    1. UNMOUNTABLE BOOT VOLUME(ブートボリュームをマウントできません)およびINACCESSIBLE BOOT DEVICE(ブートデバイスにアクセスできません)
    2. NTFS FILE SYSTEM(NTFSファイルシステム)
    3. SYSTEM THREAD EXEPTION NOT HANDLED(システムのスレッド例外が処理されません)およびKERNEL MODE EXCEPTION NOT HANDLED(カーネルモードの例外が処理されません)
    4. PAGE FAULT IN NON PAGED AREA(非ページ化領域でページフォールトが発生しました)
    5. DRIVER IRQL NOT LESS THAN OR EQUAL TO(ドライバのIRQLが次以下ではありません)
    6. THREAD STUCK IN DEVICE DRIVER(スレッドがデバイスドライバの中でスタックしています)
  5. エラーメッセージの情報を確認

この文書はMicrosoft Windows 8向けです。
オペレーティングシステムを変更するには、下記リンクをクリックしてください。


ブルースクリーンエラーとは

Windowsである状況が発生すると、システムが停止し、その診断結果が青色のスクリーンに白い文字で表示されます。このエラーの状態を「ブルースクリーン」と呼び、またここからBSOD(Blue Screen of Death)という用語が生まれました。Windows8では、ブルースクリーンが大幅に変更され、ASCIIアートによるしかめ面と、「Your PC ran into a problem that it couldn't handle, and now it needs to restart.(お使いPCで処理できない問題が発生しました。再起動する必要があります。)」という文に続いて、エラータイプが表示されるようになりました。馴染みのある「OxXXXXXXXX」エラーコードは削除されています。
ブルースクリーンエラーは、次の場合に発生します。

  • データの損失を伴わずに回復ができないエラーがWindowsで検出された場合
  • 重大なOSデータが破損していることがWindowsで検出された場合
  • 回復不可能な状態でハードウェアに障害が発生したことがWindowsで検出された場合
  • 表示されるメッセージは年々変化しており、非常に詳細であったWindows NT 4.0時代に比べ、現在のWindowsのバージョンでは比較的簡単なメッセージに変わっています。

手順1: 問題と解決策に関してアクションセンターをチェック

Windows 8のクラッシュエラーはアクションセンターで収集され、オンラインで利用できるその他のクラッシュデータに対して参照されます。アクションセンターにアクセスするには、次の手順に従います。

  1. 「スタート」画面で「Problem Reports and Solutions」と入力し、「問題のレポートをすべて表示」を選択して、お使いのコンピュータで発生したエラーのリストとそれらに関して利用可能な解決策(ドライバの更新、システムのBIOSの更新、ソフトウェアアップデートの確認など)を表示します。
  2. 代替手順:
    1. 画面の右側からスワイプ(マウスを使用する場合は、画面の右上隅をポイントし、ポインタを下に移動)してチャームバーを開き、「設定」を選択します。または、Windows + Iキーを押して、「設定チャーム」に直接移動します。
    2. 「コントロールパネル」を選択します。
    3. 「システムとメンテナンス」を選択します。
    4. 「問題のレポートと解決策」を選択します。

手順2: オンライン診断を実行

デルでは、お使いのコンピュータハードウェアで問題を特定したり、問題の原因となっている構成を特定したりすることが可能な一連のオンライン診断を作成しました。「Dell Online Diagnostics(オンライン診断)」にアクセスして詳細情報を確認し、コンピュータのスキャンを実行します。


手順3: 一般的なブルースクリーンエラーメッセージをトラブルシューティング


UNMOUNTABLE BOOT VOLUME(マウント不可能なブートボリューム)

INACCESSIBLE BOOT DEVICE(アクセスできないブートデバイス)

これら2つのエラーの原因は似通っており、双方に同じトラブルシューティング手順を適用できます。これらのSTOPコードは、必ず起動時に発生します。これらのSTOPコードのいずれかが発生したときには、次の現象のいずれかが発生しています。

  1. システムでPOSTが完了しています。
  2. システムでNTLDRが読み込まれ、起動プロセスの制御がNTOSKRNL(カーネル)に転送されています。
  3. NTOSKRNLが正しく動作できません。カーネルの残りの部分が見つからないか、ファイルシステムを保存されているはずの場所から読み取れません。
    このエラーのトラブルシューティングを行うには、Windowsカーネルが正しく動作できない原因を突き止め、それを解決する必要があります。
確認する項目
  • システムBIOSでのSATAコントローラの設定。SATAコントローラがATAモードからAHCIモードに切り替わる場合に(またはその逆の場合に)、モードの違いにより要求するドライバが異なるためにWindowsがSATAコントローラと通信できなくなります。BIOSでSATAコントローラのモードを切り替えてみてください。
  • RAIDの設定。RAIDコントローラの設定を試みたときにこのエラーが発生する事があります。RAIDの設定をAutodetectに戻してみてください(通常は正確)。
  • 不十分または不適切なケーブル接続。ドライブとコントローラを接続しているデータケーブルの両端を接続し直してみてください。
  • ハードドライブの障害。ハードドライブ内蔵の診断プログラムを実行してください。重要: コード7は、ディスクの障害ではなく、修正が可能なデータの破損であることを意味します。
  • ファイルシステムの破損。Windowsのインストールディスクから回復コンソールを起動して、chkdsk /f /rを実行します。
  • BOOT.INI (Windows Vista)が正しく設定されていない。 boot.iniファイルを誤って削除するか、内容を変更すると、起動プロセスの中でSTOPコード0x7Bが発生することがあります。Windowsのインストールディスクから回復コンソールを起動して、BOOTCFG /REBUILDを実行してください。

NTFS_FILE_SYSTEM

このSTOPコードは、NTFSファイルシステムドライバで対応できない状況が発生したことを意味します。ほとんどの場合、原因は次の3つです。

  • ディスクでのデータの破損
  • メモリでのデータの破損
  • システムが完全にメモリ不足の状態で実行されている(これは一般的に非常に負荷の高いサーバーでのみ発生します)
確認する項目
  1. メモリとすべてのデータケーブルを装着し直して、ハードウェアの不完全な装着によって生じているデータ破損の問題を排除します。
  2. メモリとハードドライブの完全な診断を実行します。この場合、クイックテストでは不十分です。完全なシステム診断を実行する必要があります。
  3. これらの診断にパスした場合は、回復コンソールから完全なファイルシステムチェックを実行して(chkdsk /f /r)、破損したデータを検出し、(可能であれば)修復します。
  4. 上記のいずれの方法でも解決できない場合は、Windowsを再インストールしてください。
  5. 問題が解決しない場合は、ハードドライブを交換してください。


SYSTEM THREAD EXEPTION NOT HANDLED(システムのスレッド例外が処理されません)

KERNEL MODE EXCEPTION NOT HANDLED(システムスレッド例外が処理されません)

この2つのエラーは、カーネルで実行されているプログラムに予期しない状況が発生し、その状態から回復できなかったことを示します。この2つのトラブルシューティングと解決方法の手順は同じで、おそらくWindowsデバッガを使用してエラーの原因を見つけ出す必要があります。

確認する項目
  • ブルースクリーンのメッセージにドライバファイルまたはライブラリファイルが示されている場合は、そのファイルがどのドライバまたはアプリケーションのものかを調べ、それを更新するかまたは無効にします。
  • システムBIOSを入手可能な最新リビジョンに更新します。
  • 最近インストールしたプログラムをすべてアンインストールし、最近インストールしたドライバをすべてロールバックします。
  • コンピュータのメモリに診断プログラムを実行します。

PAGE FAULT IN NON PAGED AREA(非ページ化領域でページフォールトが発生しました)

このSTOPコードは、システムが存在しないメモリ領域にアクセスしようとしていることを意味します。通常、原因としては次のことが考えられます。

  • ドライバが存在しないメモリのページにアクセスしようとしている。
  • システムサービス (ウィルススキャンなど)が異常終了した。
  • メモリの取り付け方が不完全、または誤りがある。
  • ハードディスク(HDD)上のデータが破損している。

これらのエラーの正確な原因を突き止めるには、Windowsデバッガを使用します。

確認する項目
  1. ブルースクリーンエラーにドライバファイルまたはライブラリファイルが示されている場合は、そのファイルがどのドライバまたはプログラムのものかを調べて、ドライバまたはプログラムを最新バージョンにアップグレードするかアンインストールします。
  2. 起動プロセスの途中でエラーが発生する場合は、前回正常起動時の構成で起動してみます。
  3. プログラムまたはドライバをインストールした後にエラーが発生し始めた場合は、そのプログラムまたはドライバをアンインストールしてください。
  4. メモリおよびハードドライブのデータケーブルを装着し直した後、ハードドライブとメモリの完全な診断を実行してみます。

DRIVER IRQL NOT LESS THAN OR EQUAL TO(ドライバのIRQLが次以下ではありません)

このSTOPコードは、ドライバがメモリ内の本来アクセスすべきではない特定の領域にアクセスしようとしたことを示します。これは、ドライバ自体に欠陥があることを意味します。このトラブルシューティングの目標は、ドライバを見つけ出して、それを無効にするかまたは置き換えることです。このエラーのトラブルシューティングには、Windowsデバッガを使用します。
デバッガを使用しない場合、ブルースクリーンで示されたドライバファイルを含むドライバのアンインストール/更新/ロールバックだけに制限されます。


THREAD STUCK IN DEVICE DRIVER(スレッドがデバイスドライバの中でスタックしています)

このブルースクリーンエラーは、デバイスドライバ(ほとんどの場合がビデオカードドライバ)が何らかの動作の発生(通常はハードウェアの動作)を待機しているために停止してしまったことを意味します。ほとんどの場合、このブルースクリーンとnv4_disp.sysが関連していると思われます。

確認する項目:
  1. ビデオドライバがDellの最新バージョンにアップデートされていることを確認します。
  2. システムBIOSが最新であることを確認します。
  3. ビデオドライバとシステムBIOSの両方が最新である場合は、ドライバの最新のアップデートについて製造元に問い合わせます。
  4. 最終手段として、ビデオカードを交換します。
メモ: Windowsを再インストールしても、このエラーの再発生を避けることはできません。

その他の情報

上記の解決策で問題が解決しない場合は、Webでその他の解決策を検索してみてください。
以下のいずれかの検索エンジンをクリックし、具体的なエラーメッセージなど問題について検索します。

メモ: Microsoftの「Bug Check Code Reference(バグ・チェック・コード・リファレンス)」サイトにはブルー・スクリーン・エラー・コードの説明と考えられる広範囲に及ぶ原因が記載されています。STOP 0xXXXXXXコードが表示され、上記のステップで問題が解決しなかった場合は、このサイトで原因を確認してみてください。

デルで検索 Microsoftで検索 Googleで検索 Bingで検索




記事ID: SLN129813

最終更新日: 2016/04/26 21:10


この記事を評価する

正確
有益
分かりやすい
この記事は役に立ちましたか?
はい いいえ
フィードバックをお寄せください
フィードバック内に無効な文字が含まれています。以下の特殊文字は利用できません <> ( ) &#92;
申し訳ありませんが、フィードバックのシステムは現在ご利用いただけません。後でもう一度試してください。

ご協力ありがとうございます。フィードバックが送信されました。