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Dell PCのWindows 8,8.1および10オペレーティングシステムでのMsconfigユーティリティの機能


目次 :

  1. MSConfigの概要
  2. MSconfigの開き方
  3. MSconfigを使用してブート問題を診断する方法
  4. MSconfigを使用して設定関連の問題をトラブルシューティングする方法
  5. MSconfigを使用して競合の問題をトラブルシューティングする方法

この記事では、MSConfigユーティリティの概要、MSConfigユーティリティの使用方法、Windows 8、8.1、10オペレーティングシステムでの機能について説明します。


1 . MSconfigの概要

システム構成Msconfigは、Microsoft Windowsの起動プロセスのトラブルシューティングを行うために設計されたシステムユーティリティです。起動時に実行されるソフトウェア、デバイスドライバ、またはWindowsサービスを無効にしたり、再度有効にしたり、起動パラメータを変更することができます。

MSConfigは使いやすく、Windows 8、8.1、10の多くのブート問題のトラブルシューティングに役立ちます。 MSConfigは非常に便利なトラブルシューティングユーティリティであり、MSConfigを使用すると、簡単にシステムのブート方法(ブートファイル)、システムサービス、およびスタートアップファイルを一時的または永続的に変更することで、起動時間を短縮し、システムの起動時にどこで、いつロードするかを合理化することができます。

: Windows 8およびWindows 8.1とWindows 10オペレーティングシステムにはいくつかの変更がありますが、MSConfigはそのうちの1つの変更ではありません。このガイドは両方のオペレーティングシステム用です。


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2 . MSconfig の開き方

  1. Windows 8,8.1およびWindows 10では、Windows+Rキーを同時に押すと、実行ボックスが表示されます。
    • Windows 8および8.1では、「Charm Bar/チャームバー」からMSConfigを検索できます。

    • Windows 10では、Windowsのキーを押すか、「start button/スタートボタン」をクリックするとスタートメニューが開き、MSConfigと入力するとアプリケーションがリストに表示されます。

チャームバー検索 Windows8 および 8.1 Windows10 の [ スタート ] メニュー

  1. MSConfigをボックスに入力し、キーボードのEnterキーを押します。

Windows8 の実行ボックス

  1. この操作により、MicrosoftのSystem Configuration Utility/システム構成ユーティリティが起動します。

  1. MSConfig画面には5つのタブがあります:
    • [General/全般]
    • [Boot/ブート]
    • [Services/サービス]
    • [Startup/スタートアップ]
    • [Tools/ツール]

MSCONFIG Win8 および 8.1
MSCONFIG の Win10


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3 . MSconfig を使用してブートの問題を診断する方法

  • ブートに関する問題 - システムが正しく読み込まれない、起動に時間がかかる、起動時に画面にエラーが表示されるなどの問題または3つの組み合わせ問題です。問題を特定し、原因を絞り込み、原因となる設定を変更して問題を解決します。
[ Genera/全般 ] タブ

Win8 および 8.1 の一般タブ
Win10 の一般タブ

MSConfigの[Genera/全般]タブには、PCを起動するための基本的なオプションがあります。このユーティリティのデフォルトの選択は「Normal Startup/通常起動」です。その他にも「Diagnostic Startup/診断スタートアップ」と「Selective Startup/スタートアップのオプションを選択」2つのオプションがあります。

[Diagnostic Startup/ 診断スタートアップ ]-

診断スタートアップオプションを選択すると、基本サービスとドライバのみでWindowsが起動します。このモードでは、基本Windowファイルが問題であるかどうかを判断できます。このオプションでの起動は、トラブルシューティングのための最小限の環境を提供します。

[Selective Startup /スタートアップのオプションを選択 ]-

スタートアップのオプションを選択することにより、開きたいプログラムとサービス、起動時に開くプログラムとサービスを選択できます。

スタートアッププログラムの1つが起動時に問題を引き起こしていると思われる場合は、プログラムの起動を防ぐプログラムのLoad Startup Items/スタートアップ項目のロードの選択を解除することができます。これは、問題の原因となっているプログラムを特定するには一般的方法でありますが、問題を特定する領域の絞り込みに役立ちます。


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4 . MSconfig を使用して設定関連問題をトラブルシューティングする方法

  • 設定関連の問題 -新しいコマンドが設定されたり、古いコマンドが変更されたり、システムに悪影響を及ぼしたりする問題です。通常、間違ったコマンドや設定を見つけて、それを元の状態に戻すことで問題が解決されます。

[Boot/ブート]タブのブートオプション

このタブには、コンピュータの起動に関する多くのオプションがあります。画面の上部には、コンピュータが現在使用しているBootファイルが表示されています。システムに複数のブートパーティションがある場合は、それぞれのパーティションがここに表示されます。ブートメニューのタイムアウト値を変更することができ、ブートマネジャーが使用しているコマンドが何か問題があるかどうかを明確に確認することができます。

Win8 および 8.1 の起動 ] タブ
Win10 の起動 ] タブ

この画面に表示されている3つのボタンのうち、2つは編集のためのボタンで、デフォルトではグレー表示されています。ページの横に2つのオプションがあります:

Make all boot settings permanent /すべてのブート設定を固定する-

システム設定の変更は追跡されません。後で変更する場合は、手動で変更する必要があります。この機能は慎重に使用してください。

: この機能が選択されている場合、[General/全般]タブで[Normal Startup/通常の起動]を選択しても機能しません。この設定を有効にすると、行ったすべての変更を手動で元に戻す必要があります。
Timeout field/タイムアウトフィール -

MSConfigを使用すると、オペレーティングシステムの選択画面が30秒間表示されるため、起動時間全体に30秒が追加されます。起動時にオペレーティングシステムの選択画面が30秒間表示されないようにするには、[Timeout field/タイムアウト]フィールドのタイムアウト行を0に変更します。

[Boot/ブート]タブの下にグレー表示されていない唯一のボタンは、[Advanced Options/詳細オプション]です。 [Advanced Options/詳細オプション]ボタンをクリックすると、[BOOT Advanced Optionsブート詳細オプション]ダイアログボックスが表示されます。ほとんどの場合、これらのオプションを使用する必要はありませんが、便利なことがあります。例えば、複数のプロセッサの搭載がブートの問題を引き起こす原因だと思われる場合は、[Number of Processors /プロセッサの数]チェックボックスをオンにして番号を指定することでシステムの起動に使用するプロセッサの数を制限できます。

Win8 および 8.1 高度な起動
Win10Advanced Boot

:このオプションは、それぞれのアクションの実行による効果を完全に理解した上で、慎重に使用する必要があります。

     Boot option choices/ブートオプションの選択肢 -

         Bootタブの最も重要な機能はブートオプションです。これらの選択肢を使用して、様々なトラブルシューティングを行うことができます。

Safe boot Minimal/セーフブートミニマム -
起動時に、セーフモードでWindowsのグラフィカルユーザーインターフェイスWindows Explorerを開き、重要なシステムサービスのみを実行します。ネットワーク機能は無効です。
Safe boot Alternate shell/セーフブート代替シェル -

起動時に、セーフモードでWindowsコマンドプロンプトを開き、重大なシステムサービスのみを実行します。ネットワークとグラフィカルユーザーインターフェイスは無効です。

Safe boot Active Directory repair/セーフブートActive Directoryの修復 -

起動時に、セーフモードでWindowsのグラフィカルユーザーインターフェイスを開き、重要なシステムサービスとActive Directoryを実行します。

Safe boot Network/セーフブートネットワーク -

起動時に、セーフモードでWindowsのグラフィカルユーザーインターフェイスを開き、重要なシステムサービスのみを実行します。ネットワーク機能が有効になっています。

No GUI boot/GUIブートなし -

起動時に「Windowsへようこそ」画面は表示されません。

Boot log/ブートログ -
起動プロセスのすべての情報を%SystemRoot%Ntbtlog.txtファイルに格納します。
Base video/ベースビデオ -

起動時に、最小限のVGAモードでWindowsグラフィカルユーザーインターフェイスを開くことによって、コンピュータのビデオハードウェアに固有のディスプレイドライバではなく、標準VGAドライバが読み込まれます。

OS boot information /OSブート情報 -

起動プロセス中、ドライバがロードされる際にドライバ名を表示します。

Advanced>Number of processors/詳細>プロセッサ数 -

マルチプロセッサシステムで使用されるプロセッサの数を制限します。チェックボックスをオンにすると、システムはドロップダウンリストのプロセッサ数だけを使用して起動します。

Advanced>Maximum memory/詳細>最大メモリ -

オペレーティングシステムにより低メモリ構成をシミュレートする際の物理メモリの最大量を指定します。テキストボックスの値はメガバイト(MB)です。

Advanced>PCI Lock/詳細> PCIロック -

WindowsがI / OおよびIRQリソースをPCIバスに再割り当てするのを防ぎます。 BIOSによって設定されたI / Oおよびメモリリソースは維持されます。

Advanced>Debug/詳細>デバッグ -

デバイスドライバ開発用のカーネルモードのデバッグを有効にします。

Advanced>Global debug settings/詳細設定>グローバルデバッグ設定 -

カーネルデバッガがデバッガホストと通信するためのコンピュータのデバッグ接続の設定を指定します。ホストコンピュータとターゲットコンピュータ間のデバッグ接続方法は、シリアル、IEEE 1394、またはUSB 2.0があります。

Advanced>Debug port/詳細>デバッグポート-

シリアルを接続タイプとシリアルポートとして使用することを指定します。デフォルトのポートはCOM 1です。

Advanced>Baud rate/詳細>ボーレート -

デバッグポートが選択され、デバッグ接続タイプがシリアルの場合に使用するボーレートを指定します。この設定は必須ではありません。ボーの有効な値は、9600,19,200,38,400,57,600、および115,200です。デフォルトのボーレートは115,200 bpsです。

Advanced>Channel/詳細>チャネル -

デバッグ接続タイプとして1394を使用することを指定し、使用するチャネル番号を指定します。 channelの値は、0から62までの10進数でなければならず、ホストコンピュータが使用するチャネル番号と一致する必要があります。指定されたチャネルは、アダプタで選択された物理1394ポートに依存しません。 channelのデフォルト値は0です。

Advanced>USB target name/詳細> USBターゲット名 -

デバッグタイプがUSBの場合に使用する文字列値を指定します。この文字列は任意の値に指定できます。


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5 . MSconfig を使用して競合の問題をトラブルシューティングする方法

  • Conflict Issues/競合の問題 - ドライバ、サービス、アップデートなど、別のファイルがロードされたり変更されたり、既存のファイルやデバイスと同じリソースを使用しようとするような問題です。これらの問題をトラブルシューティングするには、競合を特定するまで別のファイルやサービスを一時的に無効にして、同じ作業をするまたは同じ更新を行う別のファイルを読み込むか、または両方のファイルを再インストールします。

[Services/サービス]タブの操作

: MSConfigを使用しているサービスのトラブルシューティング中は、いつでもNormal Startup/通常のスタートアップを選択することでデフォルト設定に戻ることができます。

MSConfig Servicesタブには、Windows 8,8.1,10が起動したときに開始される統合Windowsサービスとプログラムまたは、Windowsオペレーティングシステム自体によって定期的に実行される項目が表示されます。コンピュータの操作にとって重要なサービスが多数あるため、サービスを無効にする際に注意する必要があります。プログラム名の横にあるチェックボックスをオンまたはオフにすることで、プログラムまたはサービスを有効または無効にできるため、サービス関連の問題をトラブルシューティングするには本当に便利です。

Win8 および 8.1 サービス ] タブ
Win10 サービス ] タブ

Windows 8,8.1、および10のほとんどのサービスは、Microsoftによって設計されています。サードパーティ製サービスを簡単に見つけるには、[Hide All Microsoft Services/すべてのMicrosoftサービスを非表示]ボタンをクリックします。

: [Disable all/すべて無効にする]を選択しても、オペレーティングシステムを起動するために必要なセキュアMicrosoftサービスは無効になりません。

[Startup tab/スタートアップ]タブを使用してトラブルシューティングをする

Windows8 および 8.1 の [ スタートアップ ] タブ
Windows10 の [ スタートアップ ] タブ

このタブは、ログイン時にスタートアップフォルダ内の項目が起動しないようにするために使用されます。今この機能を制御するWindows 8,8および10のタスクマネージャへのクリック可能なリンクが利用できます。

Win8 および 8.1 タスクマネージャサービス

タスクマネージャの[Startup/スタートアップ]タブには、Windowsの起動後に自動的に開いているのソフトウェアアプリケーションの一覧とそれぞれのステータスが表示されます。アプリケーションを強調表示し、[無効にする]をクリックすると、個々のソフトウェアアプリケーションを無効にすることができます。

Win8/8.1 タスクマネージャ起動時
Win10 のタスクマネージャ起動時

: 起動時に通常実行されるアプリケーションを無効にすると、関連アプリケーションの起動が遅くなったり、期待どおりに実行されなくなる可能性があります。

: サービスを永久に無効にする前に、サービスの効能について完全に理解した上で、慎重に操作する必要があります。サービスの効能の説明に関しては、 BingまたはGoogleで検索して確認するか、あるいは、様々なサードパーティの情報ページにアクセスし、サービスリストとの照合が可能かどうか確認してください。

[Tools/ツール]タブの使用

Win8 および 8.1 の [ ツール ] タブ
Win10 の [ ツール ] タブ

[Tools/ツール]タブには、コンピュータのパフォーマンスを向上させるために実行できる診断ツールやその他のadvanced toolsが表示されます。ツールを開く前に、ツールの名前の横にある説明を読んで、ツール機能をよく理解してください。ツールを開くには、リストからツールの名前を選択し、Launchボタンをクリックします。これらのツールは、「event viewer/イベントビューア」などのオペレーティングシステムに組み込まれているツールであり、すべてはこのタブの下の1か所にまとめられています。

変更完了後、MSConfigユーティリティを閉じるとすぐに再起動するよう求められます。再起動時に、変更が行われたかどうかを確認します。変更が有効になったことを確認できたら、設定を維持し、問題をさらに絞り込むことができます。変更した設定が問題を引き起こす原因ではない場合は、設定をデフォルトに戻して、他の変更を加えて再試行してください。

再起動するには、次の手順を実行します。

上記の操作を行っても問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに連絡して、さらにトラブルシューティングを依頼することができます。保証対象外の製品に関するトラブルシューティングは有料であることにご注意ください。


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Quick Tips(クイックヒント)の内容は、問題を日々解決するDellサポート担当者によって公開されます。 迅速な公開を実現するため、Quick Tipsは部分的な解決策や対処方法のみを示すことがあり、これらはまだ開発段階であるか、問題を無事解決できることを裏付けるさらなる検証を保留中のものです。 こうしたQuick Tipsは、Dellが確認、検証、承認をしていないため、適切に注意して利用する必要があります。お客様がQuick Tipsにある手順やアドバイスに従うことにより被るデータの喪失、利益の損失、収入の損失などの一切の損失について、Dellは責任を負いません

記事ID: SLN151689

最終更新日: 2018/01/11 22:25


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