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SAS 5/6およびPERC H200シリーズにおけるRAID BIOS操作一覧




本ドキュメントでは、PowerEdgeに搭載されるSAS 5、6およびPERC H200シリーズにおけるRAID BIOSの操作について説明します。
本ドキュメントを参照し、確認できた物理ディスクおよび仮想ディスクの状態をテクニカルサポート担当者にお伝えいただくことで、障害内容の説明や修理対応の受付がよりスムーズになります。

紹介内容
1. RAID BIOS起動
2. 仮想ディスクステータス/障害確認
3. 物理ディスクステータス/障害確認
4. 仮想ディスクリビルド手順
5. 物理ディスクVerify手順(診断および自己修復機能)


対象コントローラ
  • Dell Serial-Attached SCSI 5/iR Integrated and Adapter
  • Dell Serial-Attached SCSI 6/iR Integrated and Adapter
  • Dell PERC H200 and 6GBps SAS HBA Cards


RAID BIOS起動


電源投入後、「Press Ctrl-C to…」と表示されたタイミングで[Ctrl]キーと[C]キーを同時に押します。



仮想ディスクステータス/障害確認


  1. RAID BIOS画面が表示されたら[Enter]キーを押します。

  2. [RAID Properties]を選択し[Enter]キーを押します。

  3. [View Existing Array]を選択し[Enter]キーを押します。

接続されているディスクをすべてRAIDに構成している場合、自動的にステータス画面が表示されます。
ここにはRAIDレベル、RAIDステータスが表記されます。



物理ディスクステータス/障害確認


仮想ディスクステータス/障害確認」で表示された画面より確認できます。
ここには物理ディスクID、ディスク型番、RAID構成有無、ディスクステータス、S.M.A.R.T検知有無、ディスク容量が表記されます。


代表的なディスクステータス

ステータス

状態

説明

Primary/Secondary 正常 いずれかのRAIDに参加していて、障害は発生していません。
Missing 認識不可 ディスクが認識されていません。
Failed 失敗 アクセスできない、または障害が報告されました。
Offline オフライン RAIDメンバーのディスクとして機能していません。
Inactive 非アクティブ 非アクティブに設定されていて、障害の可能性があります。


仮想ディスクリビルド手順


SAS 5、6、PERC H200では、基本的に障害が発生したディスクを交換すれば自動的にリビルドが開始されます。
*上記で示す障害が発生したディスクとは、物理ディスクステータスが[Offline]になっている状態を示します。
*物理ディスクステータスが[Offline]以外でディスクを取り外した場合、データが消えてしまう可能性があります。
*障害発生の可能性が疑われる場合は事前にテクニカルサポートスタッフまでお問い合わせください。状況ヒアリングの上、RAID BIOS上での操作指示および必要に応じたハードウェア交換をご提案させていただきます。

  1. 障害が発生したディスクを取り外し、新規のディスクを取り付けます。
    *構成によりサーバーのシャットダウン後、電源ケーブル類を外して作業する必要があります。
    *物理ディスクステータスが[Offline]以外のディスクは、基本的にはRAID BIOS上で操作をしない限り取り外しはできません。
  2. RAID BIOS画面が表示されたら、Status欄に[Syncd]と表示されていることを確認します。
    ここでは画面の都合上Status欄に[Optimal]と表示されています。
    *OpenManage Server Administrator(以下OMSA)が導入されている場合、OMSA上のストレージ項より同様の情報が確認できます。
    *OMSAをサポート対象外のOS上へ導入する場合、弊社では一切の動作保証をしていません。その場合RAID BIOS上からのリビルドをお願いしています。

自動リビルドが開始されない場合、以下の手順に沿って障害ディスク交換後に手動でリビルドします。
  1. [Manage Virtual Disk]を選択し[Enter]キーを押します。

  2. [Synchronize Mirror]を選択し[Enter]キーを押します。

  3. 確認画面が表示されたら[Y]キーを押します。

交換後のディスクIDに[Failed]などの障害発生時のステータスがそのまま表示されてしまう場合があります。
これはRAIDコントローラ上に過去のディスクステータスが残り、そのまま表示されてしまっている状態です。

以上で作業は完了です。


物理ディスクVerify手順(診断および自己修復機能)


Verifyとは、ハードディスクのデータ領域をチェックしエラーを修正する機能です。
ハードディスクの全領域をチェックするため時間がかかります。
実施する場合は、業務時間に重ならないようダウンタイムを確保して実施してください。

注意事項
  • RAIDに含まれているディスクではVerifyボタンが表示されないため実行できません。
  • Verifyにかかる時間は物理ディスクの容量に比例するため、診断にかかる時間は構成により異なります。
  • エラーの程度によってはこの機能で修正できない場合があります。
  • この機能ではロストしたデータを復元することはできません。

Verify手順
  1. RAID BIOS画面が表示されたら[SAS Topology]を選択し[Enter]キーを押します。

  2. 対象のコントローラを選択し[Enter]キーを押します。

  3. 診断対象の物理ディスクを選択し、[Alt]+[D]キーを押します。

  4. [Verify]を選択し[Enter]キーを押します。

  5. Verifyテストが開始されます。

以上で作業は完了です。

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Article ID: SLN272583

Last Date Modified: 2016/10/11 21:17


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