モニタのセルフテストの使用
モニタには、正常に機能しているかどうかを確認できるセルフテスト機能が搭載されています。モニターとコンピューターが正しく接続されているにも関わらず、モニターが暗いままの場合は、次の手順を実行してモニターのセルフテストを行います。
- コンピュータとモニタの両方の電源を切ります。
- モニターの背面からビデオ ケーブルを取り外します。セルフテストが正常に動作するようにするには、デジタル(白いDVIコネクター)ケーブルとアナログ(青いVGAコネクター)ケーブルをすべてコンピューターから取り外します。
- モニタの電源をオンにします。
フラット パネル ディスプレイが正常に動作しているのにビデオ信号を検出できない場合は、フローティング ダイアログ ボックスが画面(背景は黒)に表示されます。セルフテスト モード中は、電源LEDが青に点灯したままになります。また、選択されている入力に応じて、下に示すダイアログのいずれかが画面でスクロールし続けます。
- ビデオ ケーブルが外れたり損傷したりしている場合、通常のシステム動作中にもこのボックスは表示されます。この状態で放置すると、モニターは5分後に省電力モードに入ります。
- フラット パネル ディスプレイの電源をオフにし、ビデオ ケーブルを接続し直してから、コンピューターとフラット パネル ディスプレイの両方の電源をオンにします。
前の手順を実施してもフラット パネル ディスプレイ画面に何も表示されない場合は、フラット パネル ディスプレイは正常に機能しているので、ビデオ コントローラーとコンピューターを確認してください。
内蔵診断機能の使い方
モニターには、ディスプレイで発生している問題が、モニターの問題なのか、使用しているコンピューターの問題なのか、またはビデオ カードの問題なのかを判断するのに役立つ内蔵診断ツールが組み込まれています。
内蔵診断は、ビデオ ケーブルを外し、モニターがセルフテスト モードになっている場合のみ実行することができます。
内蔵診断を実行するには、次の手順に従います。
お使いのモニターには、モニターで発生している画面の異常がモニター固有の問題なのか、コンピューターやビデオ カードに固有の問題であるかを判断するのに役立つ内蔵診断ツールが組み込まれています。内蔵診断を実行するには、次の手順に従います。
- 画面が汚れていないか(画面の表面にほこりが付いていないか)確認します。
- コンピュータまたはモニタの背面からビデオケーブルを取り外します。モニタがセルフテストモードになります。
- 前面パネルで、 メニュー ボタンと + ボタンを押したままにします。グレーの画面が表示されます。
- 表示に異常がないか点検します。
- 前面パネルの + ボタンをもう一度押します。画面の色が赤に変わります。
- 表示に異常がないか点検します。
- 手順5および6を繰り返し、緑、青、黒、白の画面における表示を検査してください。
- 白い画面が表示されたらテストは終了です。終了するには、ボタン4を再度押します。内蔵診断ツールを使用しても画面の異常が検出されない場合、モニタは正常に機能しています。ビデオカードとコンピュータを確認します。
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一般的なモニターの問題
一般的な症状 |
起こる現象 |
対策 |
画面が表示されない/電源LEDはオフ |
画像が表示されない |
- モニタとコンピュータがビデオケーブルで正しくしっかりと接続されていることを確認します。
- 他の電気機器を使用して電源コンセントが正常に機能していることを確認します。
- 電源ボタンを最後まで押してください。
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画面が表示されない/電源LEDはオン |
画像が表示されない/画面が真っ黒 |
- OSDで、輝度とコントラストのコントロールの値を増やします。
- モニタのセルフテスト機能チェックを実行します。
- ビデオケーブルのコネクタのピンが曲がったり折れたりしていないかどうかを調べます。
- 内蔵診断を実行します。
- 入力ソース選択ボタンで入力ソースが正しく選択されていることを確認します。
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焦点不良 |
画像がぼやける、かすむ、または二重になる |
- ビデオ拡張ケーブルを取り外します。
- モニターを出荷時の設定にリセットします。
- ビデオ解像度を正しいアスペクト比(16:9)に変更します。
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画面の揺れ |
画像のゆがみまたは微細な動き |
- モニターを出荷時の設定にリセットします。
- 環境要因をチェックします。
- モニタの場所を変更して、他の部屋でテストします。
メモ: DVI接続を使用している場合は、デュアル リンクDVIケーブル(モニターに付属)が使用されていることを確認します。接続のゆるみがないか確認します。必要に応じて、プラグを抜いて再接続します。
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ドット抜け |
LCD画面に点が表示される |
- 電源のオンとオフを切り替えてください。
- 恒常的なドット抜けは、LCD技術で発生する可能性がある、この技術固有の欠陥です。
- Dellモニターの品質および不良ドットの対応ポリシーの詳細については、www.dell.com/pixelguidelinesのDellサポート サイトを参照してください。
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ドット抜け |
LCD画面に輝点がある |
- 電源のオンとオフを切り替えてください。
- 恒常的なドット抜けは、LCD技術で発生する可能性がある、この技術固有の欠陥です。
- Dellモニターの品質および不良ドットの対応ポリシーの詳細については、www.dell.com/pixelguidelinesのDellサポート サイトを参照してください。
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輝度の問題 |
画像が暗すぎる、または明るすぎる |
- モニターを出荷時の設定にリセットします。
- OSDで輝度/コントラスト コントロールを調整します。
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幾何ゆがみ |
画面の位置が正しく中央にならない |
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水平線または垂直線 |
画面に1本以上の線が表示される |
- モニターを出荷時の設定にリセットします。
- モニタのセルフテスト機能チェックを実行し、これらの線がセルフテストモードでも表示されるかどうかを判断します。
- ビデオケーブルのコネクタのピンが曲がったり折れたりしていないかどうかを調べます。
- 内蔵診断を実行します。
- DVI接続を使用している場合は、デュアル リンクDVIケーブル(モニターに付属)が使用されていることを確認します。
- 接続のゆるみがないか確認します。必要に応じて、プラグを抜いて再接続します。
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同期の問題 |
画面がスクランブルされたり、裂けて表示される |
- モニターを出荷時の設定にリセットします。
- モニタのセルフテスト機能チェックを実行して、砂嵐のような画面がセルフテストモードでも表示されるかどうかを確認します。
- ビデオケーブルのコネクタのピンが曲がったり折れたりしていないかどうかを調べます。
- コンピューターをセーフ モードで再起動します。
- DVI接続を使用している場合は、デュアル リンクDVIケーブル(モニターに付属)が使用されていることを確認します。
- 接続のゆるみがないか確認します。必要に応じて、プラグを抜いて再接続します。
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安全関連の問題 |
煙や火花が出ているのが見える |
- トラブルシューティング手順を実行しないでください。
- すぐにデルにご連絡ください。
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断続的な問題 |
モニターのオフとオンの誤動作 |
- モニタとコンピュータがビデオケーブルで正しくしっかりと接続されていることを確認します。
- モニターを出荷時の設定にリセットします。
- モニタのセルフテスト機能チェックを実行して、断続的な問題がセルフテストモードでも発生するかどうかを確認します。
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色の欠落 |
画像の色が欠落している |
- モニタのセルフテスト機能チェックを実行します。
- モニタとコンピュータがビデオケーブルで正しくしっかりと接続されていることを確認します。
- ビデオケーブルのコネクタのピンが曲がったり折れたりしていないかどうかを調べます。
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色違い |
画像の色が悪い |
- 用途に応じて、[色設定]OSDで[色設定モード]を[グラフィックス]または[ビデオ]に変更します。
- 色設定OSDで異なる色のプリセット設定を試してみてください。[色管理]がオフになっている場合は、[色設定]OSDでR/G/Bの値を調整します。
- [詳細設定]OSDで[入力色形式]を[PC RGB]または[YPbPr]に変更します。
- 内蔵診断を実行します。
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静止画像の残像がモニタ上に長時間残っている |
静止画像の薄い影が画面に表示される |
- モニターを使用しないときは、電源管理機能を使用してモニターの電源を常にオフにします。
- または、動的に変化するスクリーンセーバーを使用します。
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製品固有の問題
固有の現象 |
起こる現象 |
対策 |
画面の画像が小さすぎる |
画像が画面の中央に配置されるが、全表示領域を満たしていない。 |
- [イメージ設定]OSDで[スケール比設定]を確認します。
- モニターを出荷時の設定にリセットします。
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フロントパネル上のボタンでモニタを調整できない |
OSDが画面に表示されない |
- モニターの電源をオフにし、電源コードを抜いて再度差し込んで、モニターの電源をオンにします。
- OSDがロックされているかどうかを確認します。ロックされている場合は、電源ボタンの上のボタンを10秒間押してロック解除します。
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ユーザーコントロールを押しても入力信号がない |
画像が表示されず、LEDのライトは白色です。 |
- 信号源を確認してください。マウスを動かすかキーボードのキーを押して、コンピュータが省電力モードになっていないことを確認します。
- 信号ケーブルが正しく差し込まれているかどうかを確認します。必要に応じて、信号ケーブルを接続し直します。
- コンピュータまたはビデオプレーヤーをリセットします。
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画像が画面いっぱいに表示されない |
画面の高さいっぱいまたは幅いっぱいに画像を表示できない |
- DVDの異なるビデオ形式(アスペクト比)が原因で、モニタが全画面表示される場合があります。
- 内蔵診断を実行します。
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PCへのDP接続を使用している場合にイメージが表示されない |
黒い画面 |
- お使いのグラフィックス カードがどのDP規格(DP 1.1aまたはDP 1.2)に対応しているかを確認します。最新のグラフィックス カード ドライバーをダウンロードしてインストールします
- 一部のDP 1.1aグラフィックス カードは、DP 1.2モニターをサポートできません。モニターのDP設定を、お使いのグラフィックス カードと一致するように変更します。
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メモ: DVI-D/DP/DVI/HDMIモードを選択している場合は、自動調整機能を使用できません。
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USBの問題
固有の現象 |
ユーザーが経験している症状 |
可能性のある解決方法 |
USBインターフェイスが機能しない |
USB周辺機器が動作していない |
- モニターがオンになっているか確認します。
- 上流のケーブルをコンピュータに接続しなおします。
- USB周辺機器を接続しなおします(下流のコネクタ)。
- モニターをオフにして、再びオンにします。
- コンピュータを再起動します。
- 外付けポータブルHDDなどの一部のUSBデバイスは、より高い電流を必要とするので、デバイスを直接コンピューター システムに接続します。
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高速USB 3.0インターフェイスが遅い。 |
高速USB 3.0周辺機器の動作が遅い、または動作していない |
- コンピューターがUSB 3.0をサポートしていることを確認します。
- USB 3.0とUSB 2.0の両方、およびUSB 1.1の各ポートを搭載しているコンピューターもあります。適切なUSBポートが使用されているか確認します。
- 上流のケーブルをコンピュータに接続しなおします。
- USB周辺機器を接続しなおします(下流のコネクタ)。
- コンピュータを再起動します。
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サウンドバーの問題
一般的な症状 |
起こる現象 |
対策 |
音が聞こえない |
サウンドバーに電源が供給されていない - 電源インジケーターがオフになっている。 |
- 真ん中の位置までサウンドバーの電源/音量ノブを時計回りに回します。サウンドバーの正面にある電源インジケーター(青のLED)が点灯しているかチェックします。
- サウンドバーからの電源ケーブルがアダプタに接続されていることを確認します。
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音が聞こえない |
サウンドバーに電源が供給されている - 電源インジケーターがオンになっている。 |
- オーディオラインインケーブルをコンピュータのオーディオアウトジャックに差し込みます。
- すべてのWindowsのボリュームコントロールを最大に設定します。
- コンピューターで音楽コンテンツ(音楽CDやMP3など)をいくつか再生します。
- サウンドバーの電源/音量ノブを時計回りに回し、音量設定を上げます。
- オーディオラインインプラグを清掃し、装着し直します。
- 別の音源(ポータブルCDプレーヤーなど)を使用してサウンドバーをテストします。
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音のひずみ |
コンピューターのサウンド カードが音源として使用されている。 |
- スピーカーとユーザーの間に置かれている物を取り除いてください。
- オーディオラインインプラグがサウンドカードのジャックに完全に差し込まれていることを確認します。
- すべてのWindowsのボリュームコントロールを中央に設定します。
- オーディオアプリケーションの音量を下げます。
- サウンドバーの電源/音量ノブを反時計回りに回し、音量設定を下げます。
- オーディオラインインプラグを清掃し、装着し直します。
- コンピュータのサウンドカードをトラブルシューティングします。
- 別の音源(ポータブルCDプレーヤーなど)を使用してサウンドバーをテストします。
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音のひずみ |
別の音源を使用している。 |
- スピーカーとユーザーの間に置かれている物を取り除いてください。
- オーディオラインインプラグが音源のジャックに完全に差し込まれていることを確認します。
- 音源の音量を下げます。
- サウンドバーの電源/音量ノブを反時計回りに回し、音量設定を下げます。
- オーディオラインインプラグを清掃し、装着し直します。
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音の出力が不均衡 |
サウンドバーの片側からしか音が出ない。 |
- スピーカーとユーザーの間に置かれている物を取り除いてください。
- オーディオラインインプラグがサウンドカードまたは音源のジャックに完全に差し込まれていることを確認します。
- すべてのWindowsのオーディオバランス(L-R)を中央に設定します。
- オーディオラインインプラグを清掃し、装着し直します。
- コンピュータのサウンドカードをトラブルシューティングします。
- 別の音源(ポータブルCDプレーヤーなど)を使用してサウンドバーをテストします。
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音量が小さい |
音量が小さすぎる。 |
- スピーカーとユーザーの間に置かれている物を取り除いてください。
- 最大音量設定になるまでサウンドバーの電源/音量ノブを時計回りに回します。
- すべてのWindowsのボリュームコントロールを最大に設定します。
- オーディオアプリケーションの音量を上げます。
- 別の音源(ポータブルCDプレーヤーなど)を使用してサウンドバーをテストします。
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OSD 警告メッセージ
不具合 |
OSD 警告メッセージ |
ユーザーは、前面パネルのボタンを使用してモニターを調整することはできません。 |
OSDが画面に表示されない。 |
モニターはコンピュータから受け取った信号と同期できません。 |
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DDC/CIポートは使用できません |
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