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Dell EMC Networking OS9でDell Networking Force10スイッチの管理IPアドレスを設定する方法

Summary: Dell Networking Force10スイッチの管理IPアドレスを設定する方法について説明します。

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Article Content


Instructions

この記事では、Dell Networking Force10スイッチの管理IPアドレスを設定する方法について説明します。
 


  
デフォルトでは、このスイッチにIPアドレスは設定されていません。  スイッチを管理するには、まずスイッチのコンソールポートに接続する必要があります。 
 

HOW10375_en_US__1icon注:この手順を始める前に、お使いのコンピューターにターミナル エミュレーション プログラムがすでにインストールされていることを確認してください。  Puttyは代表的なフリーウェアのターミナル・エミュレーション・ソフトウェアです。  http://www.putty.org/からダウンロードできます。


1.  RJ-45銅ケーブルをコンソールポートに取り付けます。ロールオーバー ケーブルを使用して、コンソール ポートをターミナル サーバーに接続します。
2.  ケーブルのもう一端をDTEターミナル サーバーに接続します。
3.  ターミナル エミュレーション ソフトウェアで、シリアル接続に使用する適切なCOMポートを設定します。
4.  コンソールポートのターミナル設定値は次のように設定されています。  
 

9600ボー レート
パリティなし
8データ ビット
1ストップ ビット
フロー制御なし 
 

HOW10375_en_US__1icon注:S25/50ではRJ45ポートを使用しますが、ロールオーバー ケーブルではありません。標準的なロールオーバーケーブルとは異なる特殊なピン配列を使用しています。製品に付属するDB9-RJ45アダプタとストレート・スルー・ケーブルを使用する必要があります。 


 

 

管理ポートIPアドレスの設定
 

コマンド

目的

FTOS# configure

設定モードに入ります。

FTOS(conf)# interface management 0/0

管理ポート用インターフェイスに入ります。  

FTOS(conf-if-ma-0/0)# ip address 192.168.0.1 255.255.255.0

インターフェイスにIPアダプタを割り当てます。  管理IPサブネットが他のインターフェイスのIPサブネット範囲と重ならないようにしてください。

FTOS(conf-if-ma-0/0)# no shutdown

インターフェイスを有効にします。

FTOS(conf-if-ma-0/0)# exit

インターフェイスを終了します。

FTOS(conf)# management route 0.0.0.0 /0 192.168.0.254

管理ポートの管理ルートを設定します。  この例では、スイッチのデフォルトゲートウェイ(ネクストホップ)は192.168.0.254です。

 

  • 設定と保存が完了すると、スイッチの管理ポート(帯域外)にネットワークケーブルを直接接続できるようになります。  これにより、管理ポートに割り当てられたIPアドレスのネットワーク範囲に対してレイヤ2またはレイヤ3のルートパスが設定されたリモートのコンピュータシステムから、このIPアドレスへのアクセスが許可されるようになるはずです。
  • スイッチには管理ルートテーブルとIPルートケーブルがあります。  管理ルートテーブルは、管理インターフェイス専用です。  管理ルート テーブルにデフォルト ルートの設定(例:0.0.0.0 0.0.0.0 192.168.0.1)を選択し、同時にIPルート テーブルにもデフォルト ルートを持たせると、管理ルート テーブルで設定したデフォルト ルートは「inactive」になります。
  • デフォルトのVLANにIPアドレスを割り当てることはできません。 
     
HOW10375_en_US__1icon注:Sシリーズで専用の管理ポートがないのは、S25およびS50スイッチのみです。S25/S50は、いずれのポートまたはVLAN IPインターフェイスからでも管理できます。デフォルトIPアドレスはありません。

 


S25/S50の管理用IPの設定
 

コマンド

目的

FTOS# configure

設定モードに入ります。

FTOS(conf)# interface gi0/1

管理アクセス用に選択したインターフェイスを入力します。

FTOS(conf)# interface vlan 10

物理インターフェイスまたは仮想VLANインターフェイスを選択できます。

FTOS(config-if-gi-0/1)# ip address 192.168.1.1 255.255.255.0

インターフェイスにIPアダプタを割り当てます。

FTOS(config-if-gi-0/1)# no shutdown

インターフェイスを有効にします。

 

 

デフォルトVLAN(デフォルトではVLAN 1)にIPアドレスを割り当てることはできません。別のVLAN IDをデフォルトVLANに割り当てるには、設定モードから「default vlan-id」コマンドを使用します。

FTOS#configure
FTOS(conf)#default VLan-id 20

上記の例では、デフォルトのVLANをVLAN 20に変更します。  これにより、以前はデフォルトのVLAN (VLAN 1)であったVLANインターフェイスにIPアドレスを設定できるようになります。

 


 

HOW10375_en_US__1icon注:管理アクセスをVLANインターフェイスに設定する場合、そのVLANに物理ポートを関連付けて適切なアクセス権を許可する必要があります。

 

 

Article Properties


Affected Product

Force10 S60-44T

Last Published Date

10 Apr 2021

Version

3

Article Type

How To