これでWindows 8 が、再起動、シャットダウンまたは休止状態の後にハングしたり、起動しないという問題は解決されます。

目次：

1. 概要
   
2. BIOSのIRSTモードを無効にしてから再度有効にします
   
3. Intel Rapid Storage Technology設定で加速設定をリセットします
   
4. Windows Updateおよびその他のパッチを適用します
   

ソリッドステートハードドライブ（SSD）を使用している一部のDellコンピュータが、通常再起動、シャットダウンまたは休止状態の後にDellまたはAlienwareロゴ画面でハングアップすることがあります。コンピュータがバックアップを試みるときに、高速起動しようとするが、メモリの割り当てに破損があるためにできません。これはBIOSの設定を変更し、Intel Rapid Storage Technologyソフトウェアの設定を更新することで解決できます。

システムBIOSの設定を変更し、Intel Smart Response Technologyのハードディスク（HDD）設定をリセットする必要があります。

1. コンピュータを再起動します。
   
2. Dellロゴ画面で、 <F2> キーを数回タップしてシステムBIOSに移行します。Dellロゴ画面は、2～3秒間のみ表示されます。
   

   	メモ：
   	Windows 8コンピュータでは、Dellロゴ画面で<F2>キーが表示されなくなります。ただし、このキーを使用してもシステムBIOSに移行します。

   
   
3.  「詳細設定」 タブの下の 「SATAモード」 設定を探し、 「AHCI」に変更します。
   
4. 変更を保存して、システムBIOSを終了します。
   
5. コンピュータでWindowsを起動します。
   
6. コンピュータを再起動し、 手順2で示すとおり、システムBIOSに戻ります。
   
7.  「SATAモード」 設定をもう一度探し、 「RAID」に戻します。
   
8. 変更を保存して、システムBIOSを終了します。
   
9. コンピュータでWindowsを起動します。

ハードディスク（HDD）でIntel Smart Response Technology加速設定を有効するには、次の手順に従います。

1. キーボードの 「Windows」 キーを押して、Windows 8のデスクトップUIを表示します。
   
2. システムトレイの 「Intel Rapid Storage Technology」 アイコンを探します（システムトレイは画面の下部にあるタスクバーの右側にあります)。アイコンをダブルクリックし、IRSTウィンドウを表示します。
   
3. ウィンドウ上部の 「加速設定」 アイコンをクリックします。
   
4.  「加速設定」の下のハイライト表示された 「登録解除」 リンクをクリックします。
   
5. 「登録解除」リンクに代わった 「デバイスの選択」 リンクをクリックします。
   
6. 加速させるディスクを選択して（リストにアイテムが複数ある場合は丸括弧内でパーティションサイズが最大ものを探す）、 「拡張モード」を選択します。 「OK」 をクリックし、IRSTウィンドウを終了します。

この問題の対処方法はWindows Updateに含まれています。ハードディスク（HDD）を設定した後で、すべてのWindows Updateを適用してください。

万一、掲載されているすべてのWindows Updateをインストールしても、問題が解決しない場合は、サポートされているMicrosoftホットフィックスがこの問題を解決するために作成されます。

 Microsoftのダウンロード Webサイトにアクセスして、 KB2756872を検索します。

 Windows 8 for X64 based systems用更新プログラム(KB2756872)をダウンロードします。

この更新プログラムをダウンロードしてインストールした後、コンピュータを再起動します