SRS VE (旧ESRS VE) 運用に関するFAQ

（2020/04/05更新）

Q. SRS VEの管理画面はどうすれば開けるでしょうか？

A. 管理画面は https://xxx.xxx.xxx.xxx:9443 で開けます（xxx.xxx.xxx.xxxは SRS VEのIPアドレス。ユーザ名 admin でログインしてください）。

なお、SRS VEはLinuxベースの仮想アプライアンスであるため、例えばシャットダウンや再起動のためにTeratermやPuTTyなどからSSHで接続することもあります（SSHの場合はユーザ名rootでログインしてください）。

Q. SRS VEのシャットダウンや再起動はどうすればできるでしょうか？

A. SRS VEはLinuxベースの仮想アプライアンスになります。シャットダウンや再起動手順については通常のLinuxと同様で問題ありません。具体的には、「shutdown -h 0」でシャットダウン、「shutdown -r 0」で再起動できます。

なお、計画作業などで長期間シャットダウンされる場合は、後述の記事をご参考に、事前にオフラインステータスへの変更をお願いいたします。その場合、起動後はオンラインステータスへ戻すことを忘れないでください。

Q. 計画作業などでSRS VEや監視対象機器の監視を一時停止したい場合、どうすればよいでしょうか？

A. ダッシュボードの「VE Status」欄の右側にある「Set Offline」ボタンをクリックすると、SRS VEおよび監視対象機器の監視を一時停止状態にすることができます。

クリックすると、下図のように「VE Status」が「Offline」となり、ボタンも「Set Online」に変わります。これがオフラインステータスです。「Set Online」をクリックすると「VE Status」が「Online」（オンラインステータス）に戻り監視が再開されます。

Q. SRS VEはvMotion可能でしょうか？

A. SRS VEはvMotion不可となります（RSA Lockboxという機能が壊れてしまうため、一度vMotionしてしまうとそのSRS VEは使えなくなります。復旧するためには再インストールが必要となります）。

Q. Web管理画面のログインユーザー（例：admin）のパスワードはどうすれば変更可能でしょうか？

A. Web管理画面の右上のユーザー名の文字→「Change Password」から変更可能です。

Q. SRS VEのOSログインユーザー（例：root）のパスワードはどうすれば変更可能でしょうか？

A. SRS VEはLinuxベースの仮想アプライアンスになります。rootパスワードは通常のLinuxと同様passwdコマンドで変更可能です。

※「Bad Password」と出ても無視して変更可能です。出ないこともあります。

Q. Pre-site-checklist に記載して申請し Provisioning 時にも登録した Primary Contact や Technical Contact は変更可能でしょうか？

A. はい、変更可能です。Web管理画面の「Configuration」→「Customer Contact」から変更してください。

Q. SRSが正常稼働しているかどうか確認する方法はどうすればいいですか？

A. SRSの役割にはリモート接続と自動通報がありますが、特に監視対象機器からの自動通報の状態はSRS VEからは確認できずオンラインサポートサイトから確認する必要があります。
※サポートサイトURLは、例えば監視対象機器シリアル番号がAAAA00000000なら次になります：https://www.dell.com/support/home/jp/ja/jpbsd1/product-support/serialnumber/AAAA00000000
※オンラインアカウントでログインする必要があります。
※製品の種類や構成により、正しく表示がされないことがございます。
※情報の反映に数時間から数日程度のタイムラグがあります。
※下記サポートサイトの画面の例です（正常稼働の例）：
※通信障害が起きている場合は次の表示になります：

※まだSRS未設定の場合は次の表示になります：

※Policy Manager関連のFAQは下のコメントに分割・移動しました。

（2020/04/06更新）

こちらにPolicy Manager運用に関するFAQをまとめます。

Q. Policy Managerの管理画面はどうすれば開けるでしょうか？

A. 管理画面は https://xxx.xxx.xxx.xxx:8443/aps/# で開けます（xxx.xxx.xxx.xxxは Policy ManagerのIPアドレス。ユーザ名 admin でログインしてください）。
※Flashが使えるブラウザで開く必要があります。

Q. Policy Managerが有効になっているかどうか確認したり、有効にする／無効にするにはどうすればいいですか？

A. SRS VEのWeb管理画面の「Configuration」→「Policy Manager」から確認できます。

「Enable Remote Policy Manager」にチェックがあり、Policy ManagerサーバIPアドレスなどの必要情報も入っていれば有効になっています。チェックがなければ無効になっています。

チェックを入れ、Policy Managerインストール済みサーバIPアドレスなどの必要情報を入力してから、「Test」ボタンをクリックして接続を確認し、その後「Apply Settings」ボタンで設定を保存すれば有効になります。無効にする場合はチェックを外し「Apply Settings」ボタンで保存して設定を外します。

Q. Policy Managerのユーザーのパスワードを変更するにはどうすればいいですか？

A. Policy Manger管理画面の右上の人型のアイコン→「Edit User Attributes」を選択して入力フォームを出し、現在のパスワードと新しいパスワードを入力します。

Q. Policy ManagerでAsk for Approvalかどうか確認したり、設定を変更するにはどうすればいいですか？

A. Policy Manager管理画面の「Policies」にある「Start Remote Application」の3つのアイコンのうち、手形マークがハイライトされていればAsk for Approval（Dell EMCエンジニアに対し承認なしではリモート接続をさせない）、緑のチェックマークがハイライトされていればAlways Allow（常にリモート接続を許可する）の意味です。 マークをクリックして設定を変更できます。

Q. Policy ManagerのAsk for Approval承認依頼メールの送信先を確認したり、変更したりするにはどうすればいいですか？

A. 管理GUIの「Assets」から「Global」→「Modify Group」で編集フォームを出してください。「To Other(s):」が送信先メールアドレスになります。変更する場合は、ここを編集して「Save」ボタン押下で保存してください。

※「From:」も変更可能です（承認依頼メールのFromアドレスになります）

Q. Policy ManagerでAsk for Approvalを設定しています。Policy Managerの承認依頼メールが届いた後、承認を実施するにはどうすればいいですか？

A. 承認依頼メールに記載のURLをブラウザで開きます。ログイン画面が出た場合は、ユーザとパスワードを入力してSign Inします。

承認画面が表示されますので、緑のチェックマークをクリックすると承認されます。なお、赤いバツ印をクリックすると却下となりDellEMCエンジニアはリモート接続できません。

Q. 過去にDell EMCエンジニアがリモート接続していたかどうかを確認するにはどうすればいいですか？

A. Ask for ApprovalかAlways Allowかに関わらずリモート接続していたかどうかのログは必ず残ります。Policy Manager管理画面の「Audit Log」に「Asset Communication」という見出しで、「Asset <シリアル番号(+識別子)> successfully processed action Start Remote Application」というログがあればそれがリモート接続開始、「Asset <シリアル番号(+識別子)> successfully processed action Stop Remote Application」というログがあればリモート接続終了の意味になります。