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メトロノードを使用した構成について
いつもお世話になっております。
PowerStore or Unity+メトロノードアプライアンスを設置して、
サイトAとBで同期レプリケーション構成をとりたいのですが、
いまいちホストとFCスイッチとPowerStoreとメトロノードの接続関係が
よくわかっておらず質問させてください。
考えうる構成として、以下4つの構成を想定しているのですが、
それぞれ問題ないでしょうか?
・ホスト-FCスイッチ-PowerStoreのFC構成があったとして、
メトロノード(FC32Gポート)もこのFCスイッチに接続し、メトロノードのWAN用の
10G-SRポートからイーサネットのスイッチに繋ぎ、イーサネットスイッチ経由でWANにでていく、
というような接続構成で問題ないでしょうか?
・ホスト-FCIP対応のスイッチ-PowerStoreのFC構成で、
メトロノード(FC32Gポート)もこのFCIPスイッチに接続し、
FCIPにてこのスイッチから直接イーサネットのWANにでていく、
というような接続構成で問題ないでしょうか?
(メトロノードのWAN用ポートを使用しない)
・ホストーFCスイッチ-PowerStoreのFC構成があったとして、
メトロノード(FC32Gポート)もこのFCスイッチに接続。
メトロノードのFC32Gポートは計4つあると思いますので、
残りの空いた2ポートから別のFCIPスイッチにFC接続し、
FCIPスイッチからイーサネットにてWANにでていく、
というような接続構成で問題ないでしょうか?
(メトロノードのWAN用ポートを使用しない)
・ホストーFCスイッチ-PowerStoreのFC構成があったとして、
メトロノード(FC32Gポート)もこのFCスイッチに接続。
メトロノードのFC32Gポートは計4つあると思いますので、
残りの空いた2ポートからFC接続にて別の拠点のメトロノードに直接接続、
というような接続構成で問題ないでしょうか?
もしくは間に別のFCスイッチをそれぞれ挟む必要がありますでしょうか。
(メトロノードのWAN用ポートを使用しない)
以上、よろしくお願いいたします。
Uehara Y.
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2021年4月19日 22:00
tanboi_3さん
一番上のみが構成として成り立つパターンです。
メトロノードのWANポートを使用しないということはないので、それ以外の3つのパターンは取れないはずです。
接続関係として一番イメージしやすいのはPowerStoreおよびUnity XT metro node機能の製品ガイドにある以下図だと思います。
FCのファブリックに挟まれているVPLEXと書いてある部分がMetro Nodeです(Metro NodeはVPLEXと呼ばれている旧EMC製品のテクノロジーをそのまま利用しています)。
つまりMetro Node(VPLEX)にある4つの32GのFibre Channelポートのうちの2つをFront End(FE)としてホスト側のファブリック、図でいうと上側とつなぎ、残りの2つをBack End(BE)としてストレージ側、図でいうと下側のファブリックとつなぎます。
これをもう少し具体的な図で書くとDell EMC PowerStore Metro NodeというYoutubeビデオにある以下の図になります。
ここまではメインとしてデータIOのパスについて見てきているのですが、それ以外にMetro Node間の管理のための通信経路が必要で、それがWAN1とWAN2のポートで冗長化されてMetro Node間で接続されるものです。
その間でどのようなデータのやり取りが行われているのかはあまり詳細が書かれているものは見つけることができなかったのですが、おそらくEMC、複数拠点にまたがるストレージ仮想化を現実にという記事の中にある「分散キャッシュ連携」に主に利用されているのだと考えています。
これらEthernet系の接続に関しては、Metro nodeを構成しているPowerEdgeサーバには2つのWAN用IPアドレス(WAN1ポート用、WAN2ポート用)、および1つのカスタマーネットワーク用IPアドレス(GUI接続等に利用)が必要となり、これがクラスタリングされているために1拠点で合計6つのIPアドレスが必要となります。
Uehara Y.
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2021年4月21日 02:00
これ、見た目は違うように見えますが、同じことを書いています。。
Standard metro topologyはFCスイッチの冗長化も考えているので読み取りにくいのですが、例えばESX 101ホストからSAN Aのスイッチにフロントエンド(緑のライン)としてデータが入ってきて、metro node 02に入りそこから今度はバックエンド(オレンジのライン)としてSAN Bに入って、PowerStore 1000Xにたどり着くルートを見ると同じであることが分かると思います。
はい。その通りです。
はい。WANの線に関する認識はその通りです。
ただ、この図を見た時に私も思ったのですが、おそらくWANに関しては(図的に)手抜きです。FCスイッチに入れるのではなく、他の10GB Etherスイッチを利用するのが普通だと思います。
tanboi_3
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2021年4月21日 01:00
Uehara Y.さん
詳しく教えていただきありがとうございます。
接続関係の図がわかりやすいですね。
WANポートを使用しない構成はない、ということ承知しました。
すいません、この図を見ていて疑問がわいてきまして、
またいくつか質問させてください。
・最初の図はホストとVPLEXの間にスイッチ、
VPLEXとストレージの間にスイッチと二か所にFCスイッチがありますが、
Standard metro node topologyの図では
これら2箇所のFCスイッチ+WAN用途の線が1つのFCスイッチで
併用されているイメージです。
これはどちらの構成でも問題ない、ということでよいでしょうか?
・一番上の図では別拠点につながるSAN用の線はでていませんが、
この図に付け加えるとすると、VPLEXとストレージの間のFCスイッチか
ら別拠点のへの線がでる、ということでよいでしょうか?
・Standard metro node topologyの図の青色のWANの線が
WAN1ポート、WAN2ポートからでている線ということでよいでしょうか?
(もしそうだとするとFCスイッチに10GのSFPを挿す構成になる?
と疑問が生まれました・・・)
以上、よろしくお願いいたします。
tanboi_3
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2021年4月22日 01:00
Uehara Y.さん
ありがとうございます。
たしかに教えていただいたルートを見ると
一番上の図もStandard metro node topologyの図も
同じ構成ですね。納得できました。
あとやはりWANの接続はFCスイッチとは別のイーサネットスイッチに繋ぐ
のが基本ということですね。こちらも納得できました。