リモート保守不可のユーザ環境にVPLEXは提案可能？

ayasさん、

ご回答ありがとうございます。

他のEMC製品では同様の条件でリモート保守無しでも契約可能だと知っていましたが、同じ条件でVPLEXも可能ということが分かり安堵いたしました。また、ケースバイケースであることも承知いたしました。

ayasさんのおっしゃる通りですが、若干補足させて頂きます。

リモートが無い事によって発生するデメリットを全てご納得いただければ、プレミアム保守契約を結ぶ事は可能です。

リモート保守不可というのが、ESRS等常時設置だけが不可なのか、web-ex等一時的なセッションも含め、一切不可なのかにもよります。

必要に応じ、web-exは可　という場合は、 主な問題は　”EMCにて検知ができない”という事くらいなので、 お客様側にあるの監視体制があればさほど問題ないと思われます。

一方で、一切リモートからの接続不可という場合ですが、

EMCは、 基本的にリモートでの調査/保守 現地ではリモートではできない物理的なアクションのみ という形で保守を提供しています。

(CEが現地で調査はしない/CE判断で障害対応しない)

このため、リモート無しにより主に以下のようなデメリットが発生します。

A:logや調査に足りる情報の収集ができない

B:リモートからの調査・修理ができない

C:リモートからのアップグレードができない。

D:調査着手・対応等時間がかかる。

E:EMCで障害検知できない。

これに対し、お客様自身で補完できるものとしては、以下があげられます。

・お客様にて、障害検知して、EMCへ問い合わせ。(E)

・お客様にて、log収集　EMCへ送付。(Aの一部)

Customer Supportの有償メニューで補完できるものは以下の通りです。

可能な限りでのlogの収集(Aの一部。)

エンジニアの指示に基づく作業で、CE権限で実施可能な保守作業・アップグレード作業。(Bの一部。C)

また、web-exのセッション構築もCS有償メニューで補完可能です。(B,C)

なお、これらは保守サービスではないので、 **時間以内のオンサイト等のSLOはなく、依頼・見積もり・受注を経ての作業実施になります。

一方で、CE権限で対応できないものは、CSの有償メニューでも補完できません。

・リモートからの調査・修理ができない

上記については、CE権限で対応できません。

つまり、 リモート無承諾書を使って、プレミアムの保守契約を結ぶ事は可能ですが、 追加費用を頂いても補完できない部分があること。

具体的には、主には以下点をご理解下さい。

・お客様に送付頂いたlogで判断できない事　または、fixにリモートエンジニアの直接作業が必須である事象についての解決ができない。

・時間がかかる

・検知はお客様

具体的な補足情報をありがとうございます。

お客様にはデメリットをよくご理解いただいた上で、リモート保守に関して検討いただけるようにしたいと思います。