2つのConnectrix（Brocade製）スイッチが同時にHEALTH to DOWNを記録

2台（以上）のBrocadeスイッチにてほぼ同時に"HEALTHY to DOWN"が出力されるパターンとして考えられるものの一つとして、1台のスイッチにおける、あるPort（今回はPort Xとします）のLoss of Signalが発生した（Port Xに接続されている機器の接続、切り離しを行った）際に、Port Xに接続されていた機器がデータのやり取りを行っていたというものがあります。

Port Xを利用したデータのやり取りが発生しているタイミングで、当該Portよりケーブルの抜き差し等を行った場合に、そのデータ通信に使われているファブリック内のポートステイタスがMarginalとなることがあります。また、Brocadeのスイッチの中では、同時に2つ以上のポートのステータスがMarginalとなった場合に、HEALTHY to DOWNが出力される仕様となっているものがあります。

そのためにPort Xの機器の接続、切り離しを行った際に、そのポートを利用して発生していたデータのやり取りに対する異常をファブリックが検知し、Port XにLoss of Signalを記録するとともに、ファブリック内で当該データ通信を行うために他のスイッチとつながっていた2つ以上のInter Switch LinkポートがMarginalとなったことにより、2つのスイッチにて"HEALTHY to DOWN"がほぼ同時に出力された可能性があります。