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2016年10月21日 01:00

2017年1月1日うるう秒問題(UTCでは2016年12月31日)

※本スレッドは2016年12月16日現在で問題発生の可能性があると報告されている9つのプロダクトに関するナレッジベース:Product Impacts of Upcoming Leap Second UTC adjustment on December 31st 2016から情報を抜粋したものの日本語訳です。最新の情報、及び問題発生の可能性がないと判断されている機器の情報に関しては当該ナレッジベース(486602)をご参照ください。

***** 以下はKB486602「Issue」セクションの翻訳です *****

EMC製品に関する影響の可能性についてはResolutionセクションにある表を参照してください。

うるう秒(閏秒)の一般的な情報に関してはhttp://earthsky.org/human-world/leap-second-june-30-december-31-why-need-controversyを参照願います。

協定世界時(UTC)の2016年 12月31日 23:59:60に、UTCを平均太陽時に合わせるためのうるう秒調整が行われます。このうるう秒イベントはNovell KB 7010351で参照できる2012年6月30日と、Novell KB 7016150で説明されている2015年6月30日にも行われました。

いくつかの製品は影響を受ける可能性があります。この記事の目的は各製品における影響の有無と、必要に応じて改善のための詳細/ナレッジベースの提供についてドキュメント化することです。

2016年のイベントにおけるNovell SLESベースの製品に対して、Novellは修正やワークアラウンドの説明をNovell KB 7017873で提供しています。

RHELに関してはRHEL KB 15145とソリューション KB 2441291を参照してください。

影響を受ける製品はSLESベースのものだけではありません。

***** 以下はKB486602「Resolution」セクションの表から影響がでる可能性があると判断されているもののみを抜き出した翻訳情報です *****

製品名 バージョン情報 影響は? 詳細
Avamar Gen4/Gen4S あり

SLES SP1のある特定バージョンが動作しているAvamar Gen4もしくはGen4S等は影響を受けます。ご利用機器のカーネルバージョンのテストや改善策についてはKB https://support.emc.com/kb/489762を参照してください。

Connectrix MDSシリーズ 可能性あり http://www.cisco.com/c/en/us/about/supplier-sustainability/leap-second.html#~Overviewを参照してください。
Celerra 全てのバージョン あり

コントロールステーションでNTPを利用しているCelerraではうるう秒による変化が起きる際にとても低い可能性ですがコントロールステーションがハングしてしまうリスクがあります(過去2回のうるう秒によって本事象は一度も報告されてはいません)。お客様はうるう秒の発生前にコントロールステーションのNTPをdisableにし、発生後に再度enableにすることにより対応をすることが出来ます。

DCA V1, V2, V3 あり

V1:お客様はバージョン1.2.3.2以上にアップグレードするべきです。アップグレードをスケジュールするためにサービスリクエストを開いて下さい。

V2とV3:本問題に関してはバージョン2.1.1.0で修正されており、2016年12月にリリース予定の3.2.0.0で修正される予定です。アップグレードをスケジュールするためにサービスリクエストを開いて下さい。

eNAS あり

Note 1:Red Hat Enterprise Linuxのどのバージョンを利用しているシステムでも、もしもそれらがNTPサーバと共に現地時刻の同期を行うためにNTP(Network Time Protocol)デーモンを利用しているのであれば、自動的にうるう秒の修正を担うことになります。" https://access.redhat.com/articles/15145

Note 2:NTPを利用していないシステムについて。eNASではマニュアルによるrpmアップデートがサポートされていないために、お客様は予定されているうるう秒が発生した後にマニュアルで時間を設定する必要があります。

Enterprise Hybrid Cloud 3.1, 3.5, 4.0 あり ナレッジベース記事のhttps://support.emc.com/kb/492067を参照してください
VNX1(ファイルとユニファイド) 7.1.79.6未満 可能性あり

比較的古いオペレーティング環境(OE)ソフトウェアを利用していてコントロールステーションでNTPを利用しているVNX1システムではうるう秒による変化が起きる際にとても低い可能性ですがコントロールステーションがハングしてしまうリスクがあります(過去2回のうるう秒によって本事象は一度も報告されてはいません)。お客様には2つのオプションがあります。オプションその1、VNXのOEバージョンを7.1.79.6以上にアップグレードする。VNX OEはお客様にてアップグレードすることが可能です。オプションその2、うるう秒の発生前にコントロールステーションのNTPをdisableにし、発生後に再度enableにする。

VPLEX, VPLEX-VE はい リスクが無いわけではありません。詳細についてETA490557を参照してください。
VxRail

いいえ。

オプショナルコンポーネント-あり

vCSAとVxRailマネージャ(SLES12をベースにしています)は影響を受けません。詳細に関しましてはSUSEのKB 7016150を参照してください

オプショナルコンポーネントであるvRealize Logには影響がありますので、VMW KB 2120510を参照してください

XtremIO XIOS/XMS 3.0.x (以下のバージョン) 可能性あり

XIOS/XMS 3.0.x (以下のバージョン)が動作しているXtremIOクラスターは、システムをハングさせたり通常状態ではない高いCPU利用率を引き起こす、うるう秒に関する問題を含んでいるCentOS 6.2を利用しています。ラボでのうるう秒シミュレーション試験では問題は発生しませんでした。しかしながら、この問題を確実に避けるためにXIOS/XMS 4.0.4-41 (以上のバージョン)へのアップグレードを推奨します。

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2016年10月21日 01:00

【VNX1製品名およびバージョン確認方法について】

VNX1シリーズ=VNX5100、VNX5300、VNX5500、VNX5700、VNX7500=VNX File OEバージョン 7.x

バージョンの確認方法に関してはVNX(File/Unified)、CelerraのOEバージョン確認方法を参照してください。

【VNX1(7.1.79.6未満)、CelerraでのNTP停止/設定(起動)推奨手順】

NTPパケットによるうるう秒の予告情報(Leap Indicator=LI)がうるう秒挿入の24時間前からはじまるので、日本時間 2016年12月31日 9:00~2017年1月1日 9:00までNTP停止期間とすると更に安全です。

※必ずrootユーザで実施してください

■NTP停止手順

1.sshにてnasadmin userでControl Stationへ接続

 suでrootに変更します。

 $ su

 Password:(rootユーザのパスワードを入力)

2.現在の構成を確認し、NTPサーバの設定をメモします

 # nas_cs -info

3.NTPサーバの設定をクリア(ntpdも停止されます)

 # nas_cs -clear -ntp_servers

4.ntpdのステータスを確認(ntpdが停止されたことを確認)

 # /sbin/service ntpd status

【注意!】以下は上記手順でCLIを利用してNTPを停止した後に再度NTPを開始する方法です。

従いまして、以下手順は日本時間2017年1月1日 09:00am以降に実施してください。

■NTP設定手順

1.sshにてnasadmin userでControl Stationへ接続

 suでrootに変更します。

 $ su

 Password:(rootユーザのパスワードを入力)

2.NTPサーバの設定を行います(停止手順2.でメモをしたNTPサーバの情報を利用します)

 #nas_cs -set -ntp_servers [,...]

 例)

 # nas_cs -set -ntp_servers XXX.XXX.XXX.XXX,XXX.XXX.XXX.XXX,

3.ntpdのステータスを確認(ntpdが開始されたことを確認)

  # /sbin/service ntpd status

※必ずScope=globalユーザ(sysadmin等)で実施してください

■NTP停止手順

1. Unisphere GUIにglobalユーザとしてログインします

2. 画面上部より"Domains"をクリックします

3. 右側のウィンドウの"Local Domain-Configure NTP"をクリックします

4. ポップアップされるNTP Configuration for Domain: Localウィンドウに表示される現在のNTPサーバ情報をメモします

5. NTP Controlの"Enable NTP"のチェックを外し、全てのNTPサーバ情報の左のボックスにティックを入れて"Apply"をクリックしてください

【注意!】以下は上記手順でGUIを利用してNTPを停止した後に再度NTPを開始する方法です。

従いまして、以下手順は日本時間2017年1月1日 09:00am以降に実施してください。

■NTP設定手順

1. Unisphere GUIにglobalユーザとしてログインします

2. 画面上部より"Domains"をクリックします

3. 右側のウィンドウの"Local Domain-Configure NTP"をクリックします

4. NTP Controlの "Enable NTP"にチェックを行い、停止手順4.でメモをしたNTPサーバ情報を入力し"Apply"をクリックしてください

※Dual Control StationのスタンバイCSの対応方法に関してはhttps://community.emc.com/message/887952#887952を参照してください

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