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【Ask The Expert】エキスパートに聞こう!DSSDってなんだ?

開発に5年の歳月をかけて完成したDSSD。速い事は知ってるけどいったいどんなものなのか!

エキスパートがそのすべてを語ります。

今回はエキスパート経験2回目のこの二人が貴方をDSSDの世界へいざないます。

Mochizuki, Hideto (写真左)

Isilon エキスパートが今度はDSSDで登場。Isilon敏腕SEのその有り余る技術力はとどまるところを知りません!

最先端の技術でもそのゆるぎない技術力と経験で、テクノロジと人がうまく付き合えるシステムを構築するのが彼のモットー。

Miura, Makoto(写真右)

オラクルエキスパートとしての豊かな包容力はフラッシュをも取り込んで参戦決定!

ぶれない視点はどんな技術でも真っ向勝負のエンジニア。オフではアウトドア派で自然とガッツリおつきあい!

ATE2.JPG.jpg

さあ、新しい世界へ行ってみよう!

期間:5月9日から2週間

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Re: 【Ask The Expert】エキスパートに聞こう!DSSDってなんだ?

ちょうど一年前に行われたEMC world 2015、 その場所でDSSDは初めて姿を現しました。

その場にいた私にはストレージ製品としてはとても小さく見えました。

しかし、その姿からは想像もつかない その衝撃的な性能に会場にいた参加者全員が驚愕したことを覚えています。

あれから一年、ついにDSSDが正式にリリースされました。

お客様とお話しをすると「単純に欲しい!」「シンプルだね!」「とがってるね~!」といったお言葉も多いです。

私自信も、DSSDは皆さんのビジネスにおいて攻めるための重要な道具になると信じております!

といってもリリースされたばかりでDSSDのイメージが湧かない方も多いかと。 そんなDSSDの全てをこのイベントを通してできる限りお伝えします!

是非、このイベントから皆さんのビジネスがDSSDでどのように変革するか想像してみてください!

ちなみに去年のEMC world後、こんな記事を書いていました。正式にリリースされた今、ちょっと違っているなぁというところも若干あったりします。。。

https://community.emc.com/community/support/japanese/blog/2015/05/13/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%...

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Re: 【Ask The Expert】エキスパートに聞こう!DSSDってなんだ?

タイトルにもある通り、「DSSDってなんだ?」という方も多いかと思います。

特にどんなカテゴリーに属する製品なのかという点も特に気になるかと。。。ブロックストレージ? NAS? いやいや超高速だからMemoryでしょ?と、みなさんいろいろ想像されているかと思います。

まずはそんな疑問に一言で回答したいと思います。

DSSDは「超高速なオブジェクトストレージ」です!

「えっ!?オブジェクトストレージなの?」という驚きや、「オブジェクトストレージで超高速というイメージがわかない!」などという感想を持たれた人も多いだろうと容易に想像がつきます。

このエキスパートイベントの前半では、DSSDがオブジェクトストレージの形態をとったことによるメリットや何故超高速な能力を持っているのかをご紹介できればと思います!

ちなみに、DSSDとして初めてリリースされた製品の名前は「DSSD D5」と言います。

5とついていると五世代目なの?というようなイメージを持たれてしまうかもしれませんが、実際はDSSDの5Uの高さの製品という意味で、D5となっています。

現在の製品ラインナップはDSSD D5の1モデルだけですが、今後リリースされるモデルがどのような製品名になってくるかも気になるところです。

DSSDD5.png

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Re: 【Ask The Expert】エキスパートに聞こう!DSSDってなんだ?

超高速と言われているDSSD...どのくらい速いかご存知ですか?

DSSD D5 1台で、こんな感じです!

最大IOPS 1000万IOPS以上

最大スループット 100GB/sec以上

遅延 100usec未満

この数値だけでピンと来た人はかなりのストレージ通ですね。

さらに、今までもストレージでも実現できた性能値もあるのではないかと気づかれた人も中にはいらっしゃる方かと思います。。。さすがです、お気づきの通りです、スループットやIOPSは今までのストレージでも実現できる部分があります。

参考までに弊社スケールアウトNASのIsilon X410(SATAモデル)で100GB/secのスループットを実現するための構成を作成してみました。

IsilonVSDSSD01.PNG.png

同じ100GB/secの最大スループットを発揮できる構成なのに、Isilonでは性能を確保するために320U 8ラック(InfiniBandスイッチを除く)ものスペースが必要なのに、DSSD D5はわずか5Uでこの性能を発揮できます。 Isilon以外の他のHDDベースストレージでも同じ程度の差になると思います。

しかし、決してIsilonやHDDベースのストレージが遅いというわけではないです、   DSSDが速過ぎなだけ   なのです。

このように超高速なDSSDですが、クライアントからはどのような技術をつかって接続するのでしょうか?

1台のDSSD D5に対して最大48台のクライアントを接続することができます。


一般的に外部ストレージに対してはEthernet、FCや遅延に対する要求が厳しい場合などはInfiniBandを使用することが多いかと思います、きっとDSSDの話を初めて聞かれた方は、このいずれかを使用するだろうと思われているかと思います。

実はいずれでもありません、PCIe Gen3で直接各クライアントとDSSD D5を接続します!


DSSD_clients48.PNG.png

通常は内部バスであるPCIe Gen3を使って外部に接続するというとイメージがなかなかつかみ辛いと思います。また、PCIe外部接続技術はまだ一般的にはなかなか普及していないのも事実です。また超高速な用途で接続するということは使用するケーブルなどに対しても高い品質が要求されます。

そこで、EMCはDSSDとクライアントとの接続するDSSD I/OケーブルとDSSD クライアントカードを独自に作りました!

DSSD_card_cable.PNG.png

なお、PCIe3 Gen3のインフラ上でNVMe技術を活用して接続します。

NVMeはSATAやSCSIなどと同様にストレージを接続する規格の一つで、フラッシュデバイスをより有効的に使えるように設計されております。

DSSDは、これらPCIe Gen3+NVMeによって100usec未満という超低遅延のIOを実現しております。

このように物理部分から高速化を意識し、必要な物は独自に作成するという姿勢にもEMCのDSSDに対する強い期待を感じていただけるかと思います。


徐々にDSSDというものが、どういうものかご理解いただけはじめましたでしょうか?

次は実際にクライアントからDSSDをどのように扱うかについてご紹介できればと思います!

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Re: 【Ask The Expert】エキスパートに聞こう!DSSDってなんだ?

前回ご紹介した通り、DSSDは超高速なストレージです。

コンピュータシステムを高速化する = その結果を利用して利益を得る という事だとも言われます。

利益とはお金を得るという意味が主体となるかと思います。

当然、DSSDなど我々EMCの製品も利益を生み出すために、ご利用いただくケースも多いです。

ただそれ以外にも使われています、今回の冒頭では、その一例をご紹介したいと思います。

今回ご紹介する事例はDSSDの特徴を活かして、病気の治療のために使われています。

治療というとどのようなものというと、患者さんの遺伝子や病気の種類、過去の病歴と蓄積してある同様の病気の他の患者さんの過去の治療データを比較分析し実績のよりある治療を選択することにより、治療効果を高めるという使い方です。

この用途にDSSDを利用していただきましたところ、なんと従来の技術よりも分析時間が98%削減されたということです。

つまりDSSDを使う事より、病気症状によって辛い状態の患者さんに、実績のある処置を受けていただくまでの時間を大幅に短縮できるということです。

皆さんも酷い風邪などで辛い時に病院で長い時間待たされた経験もあるかと思います。大きな病院ですと100分も待たされるということも良くあるようですよね。この時間が98%短縮されて、処置を受けるまで時間2分になったら、どんなに楽でしょうか、感覚的に身近に感じる事例ですね。

このように従来は時間がかかっていた処理を、DSSDに置き換えていただくことにより、劇的に時間を短縮いただけるようになります。

さて、直前の文章で「このように従来は時間がかかっていた処理を、DSSDに置き換えていただくことにより」という表現を使用しました。

さらに、このイベントの5月8日の私の投稿の中に「DSSDは「超高速なオブジェクトストレージ」です!」とも書いてます。

現在コンピュータシステムで多く使用されているストレージは、主にブロックストレージです。

そんなに簡単にブロックストレージをオブジェクトストレージのDSSDに置き換えられるのでしょうか?

大丈夫です、実現できます!

我々がサポートしているサーバハードウェア、OSに対して、"Flood Block Driver"というものを提供しております。

こちらをご利用されるサーバのOSにインストールいただくと、そのサーバ上ではDSSDをあたかも、従来のブロックストレージの様に利用いただくことができます!

また、"Flood Block Driver"以外にも"DSSD libflood"や"HDFS用plug-in"も提供されております。

"DSSD libflood"はC言語用ライブラリで、こちらを使用することにより、アプリケーションからDSSD上のデータ(オブジェクト)を直接利用いただくような使い方にご利用いただけます。

直接DSSDのAPIに接続するために最も性能が出るアクセス方式になります。

"HDFS様plug-in"は、サーバのOSに導入いただくことにより、複数サーバからDSSD上のデータに対してHadoop等のデータ分析処理を同時に掛けることができるようになります。

DSSD_IOtype.PNG.png

このようにオブジェクトストレージといいながら、DSSDは次の3種類のストレージとして幅広くご利用いただけます

オブジェクトストレージ: DSSD API直接アクセス

ブロックストレージ: Flood Block Driver経由アクセス

HDFSストレージ: HDFS用plug-in経由アクセス

皆さんのシステムで、DSSDに置き換えて何か劇的に変化することはありませんか?

是非、想像してみてください!

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Re: 【Ask The Expert】エキスパートに聞こう!DSSDってなんだ?

今日は製品紹介は少しにして、私の体験を共有させてください。

ご存じの通り、日本のお客様は製品の可用性や信頼性という部分に非常に高いレベルを求められていらっしゃいます。

その中でも特に金融業界のお客様は、お客様の資産を預かり活用しているため、それらの情報を失わない様、特にハイレベルな可用性を望まれていらっしゃいます。

私は金融のお客様とお話しさせていただく機会が多く、常に可用性、信頼性という事を意識しています。。

しかし、2年ほど前に一度だけ「可用性は重視しない」と言われたことがあり、その時の衝撃を今でもリアルに覚えています。

それは、為替等の時々刻々と変化している金融取引のシステムに関する提案していた時にお客様が言われた一言です。

何故、「可用性は重視しない」のかというと、時々刻々と市場が動く金融取引では、一瞬一瞬の判断で数百億円、数兆円を得る、失うということが発生します。そのため、可用性よりもとにかく速度を重視するという意味合いでおっしゃられていました。

ストレージに少し詳しい人は、ライトペナルティという言葉を聞かれたかと思います。

RAID5やRAID6といった可用性を持たせたストレージシステムでは、データ書き込み時に保護データ(パリティ)を作り出す為に時間を必要とします、この保護データを作る時間と書き込む時間をライトペナルティといいます。

時間を必要としますといっても、一般的なデータであればコンマ1秒もかかりません、瞬間的に保護データの作成ができます。

しかし、ほんの一瞬でも早く、少しでも他社に先駆けて取引判断の為の分析をしたいということで、ライトペナルティも許容できないということでした。

この金融のお客様は可用性よりも速度を本当に重視されていたのです。可能であれば可用性も重視されたいということですが、当時の技術的には実現ができないのであきらめられていた様でした。

あれから2年です、DSSDがリリースされました。DSSDは超高速を実現しつつも新しいRAID技術を実装しております。

その名も"Cubic RAID"と言います!

Cubic RAIDはシステムにおけるどんな障害に対しても、最小限のスペースオーバーヘッドで最大限の保護を行います。

しかも従来RAID6の二倍近くの可用性を有しております。

DSSDは従来より高い可用性を持ちながら超高速なストレージ!

私は、もう一度こちらの製品をもって、あのお客様を訪問したいと思っています。

皆さんにもDSSDでビジネスにおいて大きな勝利を得ていただきたいと思います!

導入されているお客様が少ない今がチャンスです!

Re: 【Ask The Expert】エキスパートに聞こう!DSSDってなんだ?

初歩的な質問かもしれませんが、DSSDで利用されているFlash ModuleとVNX等で利用されているFlash Driveの違いについて教えて頂けないでしょうか?

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Re: 【Ask The Expert】エキスパートに聞こう!DSSDってなんだ?

Ryo.Tさん

こんにちは。

従来のFlash Driveは個々のFlash Drive自体で、どのNAND素子にデータを入れるか判断するFTLやGarbase Collection,Wear Levelingといった機能を持っていました。これでは、Flash Driveを越えてのNAND素子の使用量の把握や比較、管理が難しかったです。

しかし、DSSDのFlash Module自体は個別にそれらの機能を実装していません。 DSSDのControl Moduleが全てのFlash Moduleに対して一貫してそれらの機能の提供を行います。このようにControl ModuleによってDSSD全体のFlash Module一貫して管理することにより、各NAND素子の寿命を極力延ばしたりすることができるようにしています。

お答えになっておりますでしょうか?

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Re: 【Ask The Expert】エキスパートに聞こう!DSSDってなんだ?

ストレージのお値段を表すときに、容量単価 という指標が使われます。いわゆる1GBあたりのコストを表現するものです。

はっきりいって、DSSDは従来のストレージと比較すると容量単価では優位性はないと思います。

これは、DSSDは超高速に特化させるため、最新のアーキテクチャと技術を惜しげもなく採用しているからです。

実はストレージのお値段を表す別の指標もあります。それは、性能単価 というものです。

1GB/secや1IOPSあたりのコストを表現します。

DSSDは性能単価ではかなりの優位性があるかと思います! 性能といってもいろいろありますので、お困りの際はEMCに是非ご相談ください!

さて、先ほど容量単価というお話しをさせていただきましたが、肝心のDSSD D5の実効容量ってどのくらいなの?という部分、今まで一切触れておりませんでしたので、今回ご紹介させていただきたいと思います。

DSSD D5 x1台あたり、Flash Moduleを18枚もしくは36枚を差してご利用いただく形になります。Flash Module 1枚単位の増設はできません。

DSSDD5wFM.png

上の写真の赤枠部分がFlash Moduleになります。

このFlash Moduleは1枚あたり、2TBもしくは4TBのものをご選択いただくことが可能です。

なお同一のDSSD内では異なる容量のFlash Moduleの混在ができません。

上の記述をまとめるとDSSD D5 x1台当たり次のいずれかの実効容量を選択可能になります。

25TB(2TB x18本)

50TB(2TB x36本 or 4TB x18本)

100TB(4TB x36本)

なお、DSSD D5は5Uの本体自体で上記の容量を実現できます。

たまに容量について「DSSD D5自体をデージーチェーンで接続し容量拡張できるのでしょうか?」「キャパシティエンクロージャのようなもので容量拡張できるのでしょうか?」というご質問をいただくのですが、残念ながら現在はDSSD D5同士にデージーチェーンは不可能です、アーキテクチャ上、将来的にも難しいと思います。また、DSSD D5用のキャパシティエンクロージャも存在していません。

将来的に4TB以上の容量のFlash Moduleが提供される予定ですので、そちらをご期待ください!

hideto_m
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Re: 【Ask The Expert】エキスパートに聞こう!DSSDってなんだ?

先週ご紹介したように、DSSDは非常に特徴的なプロダクトです。

EMCでも、こんな分野やこういうシステムで使えるんではないでしょうか!というご提案をお客様にはさせていただいております。

しかし、他の製品でもよくあることですが、我々の提案には盲点があるのです。


れは我々ストレージベンダー側では気づかない使われ方!

お客様からこういう使い方もあるよと教えられることも多いです。 DSSDみたいなとがった製品は特にそういう事が多いです。

そこで唐突ですが、今から

DSSDの使い方アイデア募集!!をさせていただきます!


先週、DSSDの特徴や医療分野や金融分野での話を書かせていただきましたが、皆さんでこんな使い方できるんじゃないかというアイデアがあればばこのスレッドに書いてしまってください!!!

簡単な思いつきでも、ニヤニヤしちゃうような妄想的な使い方でも結構です。

念のためDSSDのポイントのおさらい

・ブロックIO型All Flash Arrayと比べても、超高速、超低遅延・・・とにかく、めちゃ速い!

・PCIe直結のサーバ内蔵型フラッシュとは違い、サーバ間でデータ共有が可能・・・サーバ間でのデータコピーの手間、時間が省ける!

・サーバからの3つのアクセス方法: "ブロックドライバ経由の汎用的なアクセス"、"専用APIにより高速アクセス"、"pluginによりHDFSアクセス"・・・いろいろなシステムで使える!

是非、このAsk The Expertのスレッドで、皆さんのアイデアを共有いただけないでしょうか!

革新的なITシステムを誕生させるチャンスです!

一言、二言でもかまいません、是非お願いします!


もちろん、アイデアだけではなくDSSDについての質問や知りたい点などありましたら、書き込んでいただければと思います!

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