お久しぶりです。5月に開催されたDataDomainからはや4か月、いかがお過ごしでしたか。なんだか盛り上がりに欠けた夏が過ぎ、
めっきり涼しくなった今日この頃ですが、貴方をまた熱くするイベントが返ってきました!
テーマは、気になりすぎるこれ・・・・・・
ViPRって何?~ViPRを触ってみよう!~
ミステリアスでセクシーなこのプロダクトに魅せられた男たちが集まりました。
Hirahara Kazuo : 『元祖ViPR大好き人間』 8年前に前職のPCクライアント管理ツールのプリセールスからEMCに転身。 以来、ストレージ管理分野一筋。今後もViPRを通じてソフトウェアベンダーと してのEMCの新たな一面を伝えていきたい・・ |
Takeshi, Miyazaki 『ViPRでご飯10杯いけます』 EMC歴9年で、NAS/SAN共に幅広い経験有。最近はViPR周りに専ら従事。 ViPRを中心にデリバリを実施しながら、新サービス開発に向けて邁進中。 |
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Ishii,Yoshihiko 『ViPRのためならどこまでも!』 ViPRコミュニティの事務局長。EMC歴2年少々で、ViPR歴は約1年。 ViPRの普及を夢見る日々を送っている。 |
Masanori Nakamura: 『ViPRの強力助っ人』 EMC歴7年のプリセールスSE。これまでの担当製品はECC, Invista, RecoverPoint, Connectrix, PowerPath, CLARiX, VPLEXと多種多様。 今年からViPRを含むソフトウェア製品担当になり奮闘中。 |
楽しみすぎるこのイベントは9月22日から開始!(それまでに質問を考えておいてください。)
JPCommunityMgr
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2014年9月15日 19:00
まだまだなじみの浅いプロダクトだからこそ、エキスパートと一緒に『最初の一歩』を踏み出しましょう!
JPCommunityMgr
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2014年9月19日 00:00
どこからダウンロードすればいいのか。。。。。こちらです!
ViPRダウンロードサイト:http://www.emc.com/getvipr
注意事項、正規バージョンとの違い
・試用期限は無し。しかしNon-commercial use限定
・ViPRコントローラの機能のみで容量は300TBまで、が正規バージョンとの違い。それ以外の機能制限は無し
・ダウンロードに含まれるOVFファイルは1ノード非クラスタ構成版
(正式版で提供される3ノード、5ノードクラスタ構成版とは異なる)
・EMCによる技術サポートの提供は無。導入、設定等に関するQAはコミュニティサイト等の利用で自力解決。
その他よく出てくる言葉についてのスレッド・・・
Software Defined について
https://community.emc.com/thread/199683
仮想化とは
https://community.emc.com/thread/199682
hirahk
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2014年9月21日 17:00
こんにちは。ViPR製品担当SEの平原です。
今回のAsk The Expertのお題は「ViPRって何?~さわってみようViPR!~」。でも、、、そもそも「ViPRって何?」という方も多いかと思います。ということで、第1回目はViPRの概要をご説明します。
ストレージ管理に携わるみなさんは、日頃から様々なベンダーや機種のストレージを使い分けていると思いますが、これらの操作が統一していたらとか、もう少し簡単な操作でサーバーにボリューム割当てが出来たらと思うことはありませんか?
ViPRはそんな日常のストレージ管理の大変さを軽減するためのソフトウェアです。
もちろん、ViPRは巷で言われているところのSoftware-Defined Storage製品ですので、単なる操作の統一や自動化を提供するだけのツールではありません。みなさんの企業や組織においても、モバイルデバイスをベースにしたアプリケーションやサービスを展開しているところは多いと思います。そして、そこで使われるストレージは、従来の業務アプリケーションで利用されるSANストレージやNASストレージとは異なっていますよね?例えば、AmazonのS3などのクラウドサービスを使っているケースもあるでしょう。いわゆるオブジェクトストレージという新しいカテゴリのストレージが、ストレージ基盤の重要な一部となっているのです。
ViPRはもう少し大きな視点で見ると、従来型のアプリケーションで使われるストレージと次世代のアプリケーションで使われる新しいタイプのストレージをソフトウェアで自在に制御できる仕組みを提供する製品と言えます。
下のイラストは、ViPRを使ったストレージ基盤環境のイメージですが、あらゆる装置を統一管理しながら、様々なワークロード(要件)に対応できるストレージ環境をシンプルに構築できることがお分かりいただけるかと思います。
この中で、ストレージ装置の一元管理と自動化を受け持つのがViPR Controllerと呼ぶソフトウェアです。このViPR Controllerは3つ特徴を持っています。
特徴①:ストレージ装置ごとの固有のGUIやコマンドの違いをViPRが吸収して、ViPRの統一されたGUIおよびコマンドから操作が可能です。VMAXもVNXもIsilonも他社製品も全て同じ操作で制御可能です。
特徴②:仮想プールの概念が複数ストレージ環境をシンプルにまとめます。例えば、同じ機種のNASストレージを何台も持っていて、装置ごとの利用状況を気にしながら管理するなどの必要がなくなります。ViPRは複数のストレージをまとめ、横串で仮想的な単一のプールを作ります。ユーザーは目的に応じた仮想プールを選択するだけで、あとはViPRが最適なストレージの選択とプロビジョニングを実行します。
特徴③:ストレージからサーバーまでの一連の割当て作業を自動化します。これまで複数のステップからなる作業を1クリックアクションで実行できるので、手作業による操作ミスを排除でき、ストレージ管理における属人性の課題を解決します。
現在、ここに参加しているエキスパートで担当しているお客様でも、このViPR Controllerを導入すべく検証作業を進めていますが、これまで半日かかっていたストレージプロビジョニングが、わずか5分に短縮できたということで、その効果をご評価いただいてます。
もう一つのViPR Servicesというソフトウェアは、NASのNFS領域や、ごく普通のX86サーバーの内蔵ディスクを集約したものを単一のストレージ装置に見立て、この部分をオブジェクトストレージなど多目的に活用しようというものです。ストレージの入出力制御はソフトウェアにより実装され、オブジェクトアクセスの他、既にHDFSおよびブロックアクセスが提供されています。今後はファイルアクセスやKey-Valueなどのアクセスタイプが実装予定です。VIPR Servicesは、まさに将来のワークロードにも柔軟に対応可能なソフトウェア制御されたデータパスと言えます。
さて、ViPRを導入する上では、このViPR Controllerがベーシックかつ必須の機能なので、今回のAsk The Expertでは、まずはこのViPR Contorllerを試してみようという訳です。
では、次回からはいよいよViPR Controllerの導入を試してみましょう!
JPCommunityMgr
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2014年9月21日 17:00
さあ皆さん!
待ちに待った【Ask The Expert】エキスパートに聞こう!ViPRって何?~ViPRを触ってみよう!~
のスタートです!
Expertの皆様、そしてフォーラムユーザーの皆様。これから2週間よろしくおねがいします。
Noritoshi Ito
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2014年9月21日 19:00
コアな技術的な質問となりますが、ご対応いただければ幸いです。
[1] ViPRコンローラがVMAXの利用するポートについて
ViPRコンローラがVMAXのLunをアサインする際に使用するポートについて
どのようなロジックで、選択されるのでしょうか。
ViPRコンローラは、上位のOSを意識して、ポート設定を行わない認識です。
Virtual Poolの作成する際に、Portをフィルタリングする手段をとるしかないと思っておりますが
他の手段などありましたら、ご教授ください。
[2] Windowsの日本語対応化について
Windows関連(NTFS)のサービスは、日本語OSだと動作しない状況です。
この状況ですと、日本市場での販売は厳しいものと考えております。
日本語OSの対応時期をご存じであれば、教えていただければ幸いです。
[3] マルチパスソフトの対応について
異なる会社のストレージを接続する際に、壁となるのが マルチパスソフトの扱いとなります。
各会社のマルチパスソフトは併用できない認識でおります。
サーバは、導入されたマルチパスソフトのサポート範囲でしか接続ができないということになります。
この点については、上記のスタンスでの導入でしかないのでしょうか。
( PowerPathのサポート範囲が広がる方向とか、OS標準の機能を利用する流れとなるのかなど)
[4] 導入時の設計について
ViPRコントローラは、導入する際の設計が重要だと認識しております。
EMCとして共通の設計書(ヒアリングに使うドキュメント)などは、ございますでしょうか。
以下は、販促に近い質問となります。
[5] SDSの売り方
日本のお客様は、サーバ、ネットワークを含めた SDDC(Software Defined Datacenter)を
望まれていると実感しております。
ViPRコントローラは、ストレージに特化した部分でしかないため、
サーバ、ネットワークを含めた提案をしたいと考えておりますが、
どの上位コンポーネントを利用することが、Best Practiceになるのかが
つかみ切れておりません。
情報がございましたら、ご教授いただければ幸いです。
[6] ViPRサービスについて
ViPRサービスは、NASをオブジェクトストレージに変換する魅力的なソリューションだと感じています。
ただ、ViPRコントローラが必須であることが、販促として高い壁と実感しております。
ViPRサービスを利用する際に、ViPRコントローラは構築(設定)部分だけの役割だと認識しております。
これ以外に、ViPRコントローラが動作しているものなのでしょうか。
hirahk
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2014年9月21日 23:00
Pseudo様、ご質問ありがとうございます。以下、コメントいたします。
[1] ViPRコンローラがVMAXの利用するポートについて
ViPR ControllerのVMAXポート割り当てロジックは、Virtual Arrayに含まれているポートとVirtual Poolのマルチパス数によって決定され、マッピングされるポート配下のLUN数が平準化されるように割り当てがなされます。Virtual Arrayに含まれる特定のポートを排他設定するなどはできませんので、この場合は明示的に特定ポートのみで構成されるVirtual Arrayを複数作成するなどの対応が必要です。
[2] Windowsの日本語対応化について
プロビジョニング先のホストとしてのWindowsの日本語対応は、9月末にリリース予定のViPR 2.1で対応となります。
[3] マルチパスソフトの対応について
マルチパスソフト対応については、現在、弊社PowerPathの他、WindowsおよびLinuxのネイティブマルチパスソフトウェアに対応しております。
[4] 導入時の設計について
導入時の設計書(ヒアリングシート)についてですが、 EMC ViPR 2.0 Product Documentation Index のDocumentation Setのinstallation roadmapやcheck listなどが参考になるかと思います。ご質問からパートナー様、SIer様かと拝察されますが、外部に公開されていない設計書などのドキュメント類については、弊社の貴社担当SEまでお問い合わせください。
[5] SDSの売り方について
ViPRは特定のベンダー製品に独自の機能を提供する製品仕様とはなっておらず、いずれの上位オートメーション、オーケストレーションツールともオープンな連携が可能です。昨今のお客様では特定のハイパーバイザに縛られることを嫌い、コスト効率に応じて最適なハイパーバイザを組み合わせ、選択されるケースもあります。このようなケースではViPRで構築された統一されたストレージ基盤上に、複数のハイパーバイザ環境を載せられるなどViPRならではのメリットが打ち出せると考えています。また、どのツールと連携できるかを前面に出すことで、パートナー様各社の特色にもなるかと思います。
[6] ViPRサービスについて
ViPR Servicesはオブジェクト、HDFSなどのデータアクセス(データプレーン)を提供するのみで、それ以外の機能はすべてViPR Controllerの機能となります。例えば、物理ハードウェアのディスカバー、仮想プール作成などのアセット管理、ViPR Servicesで必要となるユーザー認証連携、オブジェクトデータストアやバケットのプロビジョニング、チャージバックなどはすべてViPR Controllerが担います。また、最新のViPRでのGeo-Distribution機能は、ViPR Controllerのマルチサイト連携によって実現するものです。ViPR Controllerは単なるプロビジョニング自動化機能だけではなく、Software-Defined Storage環境全体のコントロールプレーンであることをご理解いたければと思います。
turuturu
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2014年9月22日 23:00
「EMC ASD Bootcamp2.0 ハンズオン」に参加したメンバーがダウンロードした
資料の一つに、「ViPR2.0 Click-through Demo」がありましたが、
大変分かりやすいと思いました。
先ほどに続き、「ステキ」です。
今後も、この Click-through Demo の
Use Cases
Deploy and Configure
の種類が増えていくことを期待したいです。
turuturu
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2014年9月22日 23:00
ViPR2.0 は ViPR1.x に比べ、画面が洗礼されていますね。
設定漏れ(つじつまが合わない構成)もうまくケアされているように思います。
ステキです。
turuturu
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2014年9月22日 23:00
ViPR2.0 Controller でVNXとNetApp(FAS)を触っています。
そのFASのONTAPについて、
(1) CDOTの対応時期は何時頃でしょうか?
また、VNXであれば、ディスク選択、FAST、Tier等いろいろおできますが、
FASについて、
(2) ディスク容量の割当だけのようですが、FASが持っている機能対応予定等はあるのでしょうか?
※「ViPR_2.0_Data_Sheet_and_Compatibility_Matrix.pdf」では、
NetApp(7-mode)のONTAP Version は「8.1」とありますが、
それでViPRでプロビジョニングすると、エラーメッセージで
「ONTAP Version を 8.1.1 以上にしなさい」とおこられます、、、、、、
hirahk
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2014年9月23日 16:00
turuturuさん、ご質問ありがとうございます。
1. NetApp CDOT (Clustered Mode)のサポートですが、現状では2015年上半期(すいません、かなりアバウトで。。。)を予定してます。
2. ファイルシステム、スナップショット操作の基本機能以外では、ViPR 2.0からvFiler対応しています。
3. Support Matrix上のONTAP動作条件ですが、お試しになっているバージョンは最新版のViPR 2.0 SP1(ビルド番号2.0.0.1.193)でしょうか?最新のSupport Matrixのリビジョンは06版となっており、このバージョンからの動作条件は8.1.xとなっております。8.1.xに8.1が含まれるかどうかはUSサイドに確認したいと思いますが、試されたバージョン情報とディスカバーがファイルしたキャプチャ画面などをこちらに貼り付けていただくことは可能でしょうか?
ViPR Support Matrix - REV 06
https://community.emc.com/docs/DOC-38014
hirahk
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2014年9月23日 16:00
turuturuさん、デモツール(パートナー様以外の一般の方はお使いいただけず、すみません。。。)のフィードバックについてもありがとうございました。デモツールは実機で動かすだけでなく、GUIの画面遷移をユースケースごとにお見せするのも効果的とUSサイドは考えており、このような軽量なデモツールも用意しています。いただきましたユースケース拡充についても日本からフィードバックしたいと思います。ぜひ、今後とも案件の場でもご活用ください。
hirahk
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2014年9月23日 16:00
turuturuさん、GUIデザインのフィードバックありがとうございます。今後、EMCソフトウェア製品の管理コンソールは、ECUE(EMC Common User Experience)と呼ばれる、メニュー配置や色調などを統一した標準仕様をベースとしたものに変更されていきます。
Next_Ue-pon
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2014年9月23日 19:00
当方でもViPR試行してみようかと考えております。
幸いVNX_Block、Unified製品はあるのですが、ViPR環境にはSMI-S_ProviderやXML_APIが
必要 と、最近の資料で見かけた記憶あるのですが、
Block用SMI-S_Provider は 型番SE- SMI-STDS にて用意されているものでしょうか?
File用のXML_API はそれらしきライセンスが見つけられず、別途提供されるものでしょうか?
hirahk
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2014年9月23日 19:00
Ue-ponさん、ご質問ありがとうございます。
VNX Bloxk用のSMI-S Providerは、特に製品という位置づけのソフトウェアではありませんので、EMC Online Supportサイトの以下のリンクからダウンロード可能です。
EMC Online Support SMI-S Provider Product Page
https://support.emc.com/products/5587_SMI-S-Provider
また、VNX FileのXML-APIについては、VNX File内部に実装されているものですので、特に別途ご用意いただく必要はありません。
hirahk
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2014年9月23日 20:00
こんにちは、ViPR製品担当SEの平原です。前回のViPRご紹介で多少なりともどのような製品かをご理解いただけましたでしょうか?
今回からは、ViPR Free Trial 版を使用した導入に進んでいきたいと思います。ここでは、ぜひみなさんにもFree Trial版導入をお試しいただき、このATEイベントをインタラクティブに進めていければなぁと思います。
まず、ViPR導入にあたっては、このスレッドの冒頭にもご紹介しましたように、Free Trial版の入手(ダウンロード)が必要です。ダウンロードは以下のサイトから可能です。
http://japan.emc.com/cloud/vipr/try.htm
この画面の「ViPRを今すぐダウンロード」ボタンから先に進んでください。
なお、この画面の下の方には、いくつかのドキュメントのリンクがあります。
ViPR Support Matrix - REV 06
さて、今回みなさんにはNAS環境でViPRを体験していただきましょう。FC-SAN環境などに比較すると、準備も大がかりでなく容易にお試しいただけるものと思います。簡単な構成図を示します。
まず、準備するものです。
この他に、以下の情報を準備しておくと導入がスムーズに進みます。
そうそう重要なことを…ESXiサーバーのリソースはどれくらい必要なの?という質問ですが、vApp VMあたりCPU 4コア、メモリ16GB必要です。今回は、これにvCenterサーバーVM用のリソースも必要ですが、とりあえず4コア、16GBメモリでも大丈夫でしょう。また、データストア領域は600GB以上必要ですが、これもあくまでもお試しということで、Thin Provisioning形式を使えば数10GB程度でOKかと思います。
もう一つ確認しておくと良いものとしては、VNX Fileストレージ内のNAS用ストレージプールです。このストレージプールが、ViPRの仮想プール作成時に必要となります。複数のストレージプールがあると、仮想プール作成のバリエーションが拡がるので、よりGood!です。
では、ViPRの導入に進んでみましょう。まず、ダウンロードしたViPR_Download.zipファイルを展開します。vipr-2.0.0.1.193-controller-1+0.ovaがViPR vApp本体、ViPR_Controller_License.licがFree Trial用ライセンスファイルです。
vAppをデプロイ(展開)するためにvCetnerサーバーにログインし、「OVFテンプレートのデプロイ…」を実行します。
先ほど展開したダウンロードファイルから、vipr-2.0.0.1.193-controller-1+0.ovaを選択し、「次へ」進みます。
「次へ」進みます。
ライセンスアグリーメントを「承諾」して、「次へ」進みます。
vAppの名前を入力(そのままでも構いません)し、「次へ」進みます。
ESXiホストまたはクラスターを指定し、「次へ」進みます。
「次へ」進みます。
vAppをデプロイするVMFS/NFSデータストアを指定し、「次へ」進みます。
今回はThin Provisionを指定し、「次へ」進みます。
ViPRが使用するVM Networkを指定し、「次へ」進みます。
赤枠内の必要なパラメータを入力し、「次へ」進みます。
入力内容を確認し、「終了」します。
vAppのデプロイが進行します。デプロイが完了すると、自動的にVMがパワーアップし、しばらくすると、http://<ViPR仮想IPアドレス>でViPRのコンソールにアクセス可能になります。
では、次回はViPRの初期設定の流れを説明いたします。