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2019年6月13日 23:00

【AskTheExpert】新しいUnityのすべて。が5分でわかるダイジェスト

もちろんすべてを理解するには本編が一番ですが時間のない貴方のためにダイジェストを作りました。
このスレッドは【AskTheExpert】新しいUnityのすべて をもとに作成されています。

言葉の説明*

『新しいUnity』ハードウェアで言うとXTシリーズ。ソフトウェアであればOE 5.0(今回は4.5もまとめて説明!)

 

概要>

XTについて…パフォーマンスの大幅アップと効率性の向上を実現したユニファイドストレージ 
- ハイブリッド、オールフラッシュともに4モデルずつの計8モデルで構成
- CPUは、480より上位モデルでCPUはIntel skylakeを採用。すべてのモデルにおいて、メモリ容量は従来ラインナップよりかなり増強
- UnityXT 380/380FはUnityのエントリモデルとしてコスト重視モデル。そのほかの480/680/880(F含む)は、NVMe対応。またポート構成も
480/680/880ではCNAポートや組み込みの10Gbase-Tで構成されていたものからメザニンカード(10G/25Gbの光もしくは、10Gbase-Tの4ポート)に変更。

Unity OE 4.5 について・・・
- 重複排除(フィンガープリント):パターンマッチングだけでなく、ハッシュ計算を追加
- Metro Sync Manager:同期のファイルレプリケーションで自動フェイルオーバをサポート
- File Level Retention:いわゆるWORM( Write Once Read Many )のサポート
- SMB Proxy NAS サーバ:Replicationの送り先側のデータへのRWアクセスを提供
- Unity VSA HA:2SPタイプのUnityVSA

 

参考資料:Dell EMC Unity Overview Presentation
 

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2019年6月14日 00:00

投稿された質問と回答のまとめ

質問①XTは3.5インチディスク搭載DPEは選択可能か? 

回答>XTでは3.5インチドライブ用のDPEは選択は不可。 Unity OE5.0から12TB(3.5インチ)のNL-SASドライブがサポート予定。

 

質問②OE5.0と現行UnityのOE4.X系はレプリケーション可能か。

回答>現行のUnityOE4.Xと5.0でのReplicationは可能。しかし1:1に制限される。5.0でサポートされるAdvanced Replication(1:Nやかカスケード)を利用する場合は全てのUnityOEが5.0以上である必要あり。現行Unityでも5.0を利用可能。

 

質問③3.5インチドライブのみの構成にしたい場合でも2.5インチドライブ用のDPEが必ず必要、とのことだが、SASディスクは最低でも6本必要なのか?

回答> DPE(2.5" HDDx4)+DAE(3.5")の構成は技術的には可能なのでXTでもそれは同じ(念のため見積もり時には確認必要)

 

質問④ OE4.5/5.0で、FTPの仕様に変更は?

回答>4.5で数件、FTPに関する不具合の修正はあるが大きな変更はなし。

参考資料:https://support.emc.com/docu92422_Dell-EMC-Unity-Family-4.5.1.0.5.001-Release-Notes.pdf?language=en_US 

 

質問⑤Unity XTのAll FlashモデルのSystem領域は、サイザーで構成する際に指定するSSDに入るのか?

回答>システム領域で使われるSSDはSizerで選択したSSDの中にシステム領域も含まれる。

 

質問⑥OE4.5と5.0ではData Reductionでのデータ削減率に違いがあるのか?違いがある場合、どの部分が改良されたののか?

回答>OE4.5ではデータ削減プロセスにおいて圧縮されたブロックのみを重複排除するのに対して、OE5.0では未圧縮のブロックに対しても重複排除を行う仕様に変更されておりこの部分で重複排除率が改良された。排除率はOE4.5で2.7:1 、OE5.0では3:1 。

 

⑦OE4.5.XでDataReuction+Advanced Deduplicationを有効にした場合初回パターンマッチしなかったものも、2回目以降は重複排除が効くのか?

回答>OE4.5のデータ削減機能においてパターンマッチングしなかったものは、アドバンス重複排除が有効になっていればその後、フィンガープリントの計算に入る。フィンガープリントがキャッシュ上にすでにあるものであれば、重複排除され、ない場合は圧縮のフローに入る。(圧縮のフローは1%以上圧縮可能であれば圧縮する)圧縮後、そのフィンガープリントがキャッシュ上に登録される。つまり、圧縮されていないブロックは重複排除されない。 5.0は圧縮されていないものでもフィンガープリントをキャッシュ上に登録する、つまり重複排除の対象となる。

 

⑧OE5.0でDataReuctionの機能強化は?

回答> OE4.5ではデータ削減プロセスにおいて圧縮されたブロックのみを重複排除するのに対して、OE5.0では未圧縮のブロックに対しても重複排除を行う仕様に変更されておりこの部分で重複排除率が改良された。 OE4.5では2.7:1 OE5.0では3:1。

 

⑨新DPE(480以上)に存在する、8つのNVMeスロットの活用事例(どのように使う、何を入れる等々)は?

回答>FAST VPの階層として使うのか、FAST Cacheのようなイメージで使うのかもしくは単純に専用プールとして使うのかなど活用方法はいくつか考えられるが、現時点ではまだ具体的にどう使うのかという情報はなし。

 

⑩XTのコンセプトとは?

回答>UnityXTが重視している点はパフォーマンスと効率性。IOPSは従来機種の倍となっていたりRTもかなり短短縮された。また、開梱から立ち上げまで25分といった、IOPSのパフォーマンスとは違う観点でのパフォーマンスも向上。効率性に関しても容量の効率性の向上だけでなく、ラックマウント時にドライバーが不要となったりといった作業効率性も向上。

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