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Avamar Proxyによるイメージバックアップ時のhotaddモードとnbdモードの違いについて
Avamar Proxyによるイメージバックアップ時のhotaddモードとnbdモードの違いについて
AvamarおよびAvamarProxyをVxRail上の仮想マシンとして準備します。
AvamarProxyを使用した仮想マシンをイメージバックアップする場合に、hotaddモードとnbdモードの2種類をバックアップ時に使い分けるようですが、以下について教えていただけないでしょうか。
・hotaddモードの動作および使用するための条件
・nbdモードの動作および使用するための条件
また、上記の2つのモードの違いは、VxRailのデータストアやネットワーク構成に依存して動作するのでしょうか。
kwmt
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2020年3月27日 09:00
HotAdd モードは VADP Proxy の役割を持つバックアップクライアントがバックアップ対象の VM の「スナップショットをマウント」して「VADP Proxy がダイレクトにスナップショットからデータを読み取る」仕組みでバックアップデータを転送します。
このため、HotAdd モードを利用するためにはバックアップ対象の VM が格納されているデータストアに VADP Proxy VM がアクセスできる必要があります。
※ 対象のスナップショットをマウントするために必須なので、通常は対象 VM と同じクラスタに VADP Proxy は配置されます。
HotAdd モードはダイレクトにデータストアからバックアップデータを読み取り、転送するので非常に高速です。
NBD モードは HotAdd モードが利用できない場合に使う事が多く、
対象 VM と別のクラスタからでも ESXi の VMkernel ネットワーク経由でバックアップデータを読み取ります。
ただし、ネットワークの帯域や間の処理の関係で HotAdd と比較してかなり低速です。
※ 初回フルバックアップなどは時間かかりますが、Avamar や DDBoost を利用する際など、転送に重複排除が利きつつ差分でデータを読み込む場合は規模・変更差分によりますが実用レベルではあります。
バックアップソフトの設定にもよりますが、二つのモードは排他的な設定ではなく、
優先順位で設定する事が多く、
通常は HotAdd で高速に取得する事をメインにしますが、それが出来ない場合は NBD で取得するなどどちらかで取得可能なようにします。
以前似た質問がありましたのでリンクを貼付します。
AvamarのVADPバックアップのモードについ
hanako
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2020年3月29日 17:00
kwmtさん ありがとうございます。
同一クラスタ内に、バックアップ対象の仮想マシン及びProxyが存在する構成の場合、Proxyは必ずhotaddモードで動作すると考えてよいでしょうか。それとも、何かしらの状況で、hotaddモードではなくnbdモードでのアクセスしかできない状況が発生することがあるから、nbdモードが使用される場合があるのでしょうか。
Avamar for VMware User Guide(19.2)の62ページの"Groups"章でバックアップ対象の仮想マシンとProxyが同一データストアに存在しないとならないと書かれています。このことから、nbdモードではなく、hotaddモードしか利用できないのではないかと考えたのですが、考え方が間違っているのでしょうか。
kurokoichi
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2020年3月30日 03:00
こんにちは
同一クラスタ内に、バックアップ対象の仮想マシン及びProxyが存在する構成ですと、
基本的にhotaddで動作するでしょう。
バックアップ対象仮想マシンとProxyが別のクラスタ/ESXiホストに存在し、
データストアが共有されていない場合はnbdで動作するでしょう。
hotaddが優先ですが、構成などの要因でhotaddが出来ない場合はnbdになりますね。
hotaddしか利用できないという事ではないですね。