DCNMが動作するOVA版（VM）のVirus対策

milfordさん

グローバルのプリセールスチームに確認してみましたが、DCNMが動作するOVA版（VM）にVirus対策ソフトウェアは入っていません。

また、Virus対策ソフトウェアをインストールして利用することは想定していないとのことです。

とはいえCentOSとほぼ同じ仕様と考えてよいRHELが

https://access.redhat.com/solutions/9203

にて明言しているように、Linux自体がExecShieldやSELinuxの機能などでセキュリティを高めている上、万が一問題が見つかった場合には該当パッケージそのものの修正をして問題を解決するという対応方法を取るために、そもそもAnti-VirusソフトウェアをRHELは提供していませんし、サードパーティが出しているAnti-Virusソフトウェアのサポートもしていません。

とはいってもサードパーティ製のLinux向けAnti-Virusソフトウェアがあるのも確かなので少し気になったのですが、機能を確認してみるとLinux端末を守るのではなく、SAMBAなどを利用して他のWindows端末からLinuxに対するファイルアクセスがある場合に、Windows端末/ファイルのウィルス問題を解決するというようなもののようです。DCNMはSAMBA機能のようなWindows端末からのファイルアクセスを許容するものではないために、これらのAnti-Virus機能も必要ありません。