新しい会話を開始

未解決

この投稿は5年以上前のものです

1 Rookie

 • 

759 メッセージ

1789

2016年1月26日 01:00

DD Boost のインターフェイスグループについて

<構成>

DD2200 

 ∟ethMa:192.168.10.10

 ∟ethMb:192.168.10.20

 ∟ethMc:192.168.10.30

 ∟ethMd:192.168.10.40

インタフェースグループ

 ∟IFGROUP

    ∟ethMa, ethMb, ethMc, ethMd(4つのethを割り当て)

バックアップサーバ1

 ∟eth0:192.16810.50

 ∟所属インターフェイスグループ:IFGROUP

バックアップサーバ2

 ∟eth0:192.16810.51

 ∟所属インターフェイスグループ:IFGROUP

バックアップサーバ3

 ∟eth0:192.16810.52

 ∟割り当てインターフェイスグループ:IFGROUP

バックアップサーバ4

 ∟eth0:192.16810.53

 ∟割り当てインターフェイスグループ:IFGROUP

----------------------------------------------------------------------------------------------------

1) 上記の構成でDD Boost のインターフェイスグループを検討した場合、

   各バックアップサーバはロードバランシングにより負荷の低いethに自動接続してデータ

   転送処理を行うという考えでよろしいでしょうか。

2) 各ethには固定のIPが割り振らている構成になりますが、

   ロードバランシングにより、バックアップサーバからはSTU接続時の

   IPと異なる状況になってしまうかと思いますが、バックアップサーバはSTUに

   接続が出来るのでしょうか。

   

   例

   Backup Exec だとOST作成時にethMaのIP指定でSTUを作成

   バックアップサーバ側で何か設定が必要なのでしょうか。

3) バックアップサーバ1がethMaに接続してバックアップ処理中に障害が発生した場合、

   インタフェースグループ内ではどのような動作処理が発生するのでしょうか。

以上、よろしくお願い致します。

5 Practitioner

 • 

274.2K メッセージ

2016年1月27日 00:00

RB-7716 さん

1)はい、DD Boost のインターフェース グループの Advanced Load Balancing により、負荷の低いインターフェースに、データ転送は行われます。ドキュメント「EMC® Data Domain Boost for OpenStorage Version 3.0 Administration Guide」30ページに『 The data transfer is load-balanced based on the number of connections outstanding on the interfaces. 』とあります。

2)接続できるはずです。DD Boost がロードバランスを行います。Data Domain のインターフェースを1つ登録することが、同ドキュメント45ページの 3 に、NetBackup を例にとり説明されています。

3)ロードバランスやリンクフェイルオーバーは DD Boost が行うため、あるインターフェースに障害が発生した場合は、DD Boost が他のインターフェースを使うはずです。同ドキュメント30ページに『Because advanced load balancing and link failover works at the DD Boost software layer』の記述があります。

1 Rookie

 • 

759 メッセージ

2016年1月27日 01:00

Hirok K. さん

ご回答ありがとうございます。

2)ご回答内容からロードバランスの動作により、既存ethのIPを上書きするのでしょうか。

  

   ロードバランスで ethMbで接続 : 192.168.10.20 は上書きして192.168.10.10

   ※インタフェイスグループを構成する時に基本的に登録するethは

     IPを付与しない状態で登録するのでしょうか。

3) フェイルオーバは理解しましたが、2)と同じようにフェイルオーバで利用された

   ethの既存IPは上書きされるのでしょうか。

    ① ethMa 障害

    ② フェイルオーバ ethMa → ethMb(192.168.10.20 → 192.168.10.10)上書き

5 Practitioner

 • 

274.2K メッセージ

2016年1月27日 17:00

RB-7716 さん

バックアップソフトウェアに登録されているIPアドレスが、ロードバランシングやリンクフェイルオーバーの発生により、書き換えされるか、ということだとすると、はっきりと「書き換えない」、もしくは、「書き換える」と書かれたものを見つけられず、分かりませんでした。

ただ、同ドキュメント30ページの「Advanced Load Balancing and Link Failover」に『Because advanced load balancing and link failover works at the DD Boost software layer』とあることから、ロードバランシングやリンクフェイルオーバーは、DD Boost レイヤーで行われ、バックアップソフトウェアには影響を与えないのではないかと考えます。

1 Rookie

 • 

759 メッセージ

2016年1月28日 01:00

Hiroki K.さん

ご回答ありがとうございます。

以下の環境にて実際に動作を確認しましたが、ご回答頂いた内容にようにリンクフェイルオーバが行われず、

バックアップ処理の実行を待機する結果となりました。

<構成>

 DD2200(DDOS5.6.0.5)

   ∟ethMa: 192.168.10.10

   ∟ethMc: 192.168.10.20

 

 インターフィイスグループ

 IFGROUP

  ∟ethMa

  ∟ethMc

  ∟クライアント(バックアップサーバ:Backup Exec)

 バックアップサーバ

 Backup Exec

    ∟OST (Backup Exec側で登録されているIP → ethMa) ※OST登録時にethMaのIPを指定して登録

<手順>

1) バックアップ → 正常完了

2) ethMa を無効 → net disable ethMa

3) リンクステータス確認 

    → net show hardware ※ethMaはdown

    → Backup Exec側で登録しているOSTはオンライン状態(登録IPもethMaのまま)

4) ethMaがダウンしている状態で再度バックアップ

   <Backup Exec側の状況>

    → 「キューに格納」となり、バックアップ処理が実行されず

    → 15分経過後もジョブが実行されないため、最終的にキャンセル

   <DD側の状況>

    → リンクフェイルオーバ実行履歴の確認方法が不明のため、確認できず

    → net show settingsにて確認してみるが、状況に変化なし

・リンクフェイルオーバの実行履歴を確認するにはどのようにしたらよいでしょうか。

・DD側でリンクフェイルオーバ時に利用する経路指定を行う設定があるのでしょうか。

14 メッセージ

2016年1月29日 01:00

RB-7716さん

横から申し訳ございません。

小生はHiroki K.さんの召喚を承けまして現れました。

EMC® Data Domain Boost for OpenStorage Version 3.0 Administration Guide」の内容がキーになります。

まず、Page 32にてInterfaceについて記述がありました。

Interfaces
An ifgroup interface is a member of a single ifgroup and may consist of the
IPv4 associated with:
・Physical interface such as eth0a
・Virtual interface, created for link failover or link aggregation, such as veth1
・Virtual alias interface such as eth0a:2 or veth1:2
・Virtual vlan interface such as eth0a.1 or veth1.1
・Within an ifgroup , all interfaces must be on unique interfaces (ethernet, virtual ethernet) to ensure failover in the event of network error.

上記二番目の項目はFailover機能を使用されたい際に構成すべき項目でございます。
・Virtual interface, created for link failover or link aggregation, such as veth1


Page 45にも
3. Select one interface on the Data Domain system to register with the backup application.

It is recommended that you create a failover aggregated interface and register that interface with the backup application.

つまり、ifgroupにてfailoverを使用したい際、先にVirtual interfaceを組んでbackup applicationに登録しなければなりません。
Failover aggregated interfaceの作り方はは下記のKBを参照してください。

 Link Failover Basics on the Data Domain system
 https://support.emc.com/kb/180585

尚、Page 45のNoteには下記のコメントがありました。
Note
It is not mandatory to choose an interface from the ifgroup to register with the backup application.
An interface that is not part of the ifgroup can also be used to register with the backup application.

つまり、ifgroup外のInterfaceをbackup applicationに登録してもOKです。
さらに、そのifgroup外のInterfaceは「failover aggregated interface」であれば、同じ機能で使えます。
このパターンは下記のKB 211778にて挙げた例でございます。

 How do DDboost Ifgroups work on Data Domain - high level view
 https://support.emc.com/kb/211778

役に立つことを願っております。

xuc

1 Rookie

 • 

759 メッセージ

2016年2月2日 16:00

EMC Remote さん

ご回答ありがとうございます。

ifgroupでのリンクフェイルオーバの構成(設定)に関して理解する事が出来ました。

ご回答内容、大変参考になりました。

ありがとうございました。

イベントは見つかりませんでした!

Top