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DD VTLのTape作成時のバーコードルールと容量の考慮点について
お世話になります。
DDのVTLでTape作成に関するご質問を頂いております。
以下のご質問点についてご教示ください。
1)バーコードのルールについて
管理ガイドにはあまり詳しい情報がありませんでしたが、SystemManagerのHelpや、KB306015の情報などから、各バーコードは8文字で構成する必要があり、最初の6文字は数字または大文字(0〜9、A〜Z)で、最後の2文字はサポートされているテープタイプのテープコードと記載されています。(下表)
Tape Type Default Capacity (unless noted) Tape Code
LTO-1 | 100 GiB | L1 |
LTO-1 | 50 GiB (non-default) | LAa |
LTO-1 | 30 GiB (non-default) | LB |
LTO-1 | 10 GiB (non-default) | LC |
LTO-2 | 200 GiB | L2 |
LTO-3 | 400 GiB | L3 |
LTO-4 | 800 GiB | L4 |
LTO-5 (default) | 1.5 TiB | L5 |
バーコード指定時に、他に何か注意すべきルールなどは、ありますでしょうか?
2)Tape作成時の使用量の考慮について
VTL追加をする為の条件(容量?の空きがある事 等)も教えて頂けないでしょうか。
例えば、1.5TBのTapeを10本作成する場合は、1.5TB x 10=15TBの空き容量が必要とか。。
(KB446554などを参考に考えると実際には圧縮されるため15TB/圧縮率になるかもしれませんが)
サイジングの話になるかと思いますが、目安や推奨があれば教えて下さい。
何卒宜しくお願い致します。
Uehara Y.
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2020年11月27日 00:00
調べて頂いた情報以外に特に注意するべきルールなどはなさそうです。
強いて言うのであれば、SystemManagerのHelpに書いてあるように、いくつのテープを作成するかについて前もって決めておき、最初の6桁の中でどこから数字を開始(しかも何番から開始)するのかといったところでしょうか。
(SystemManagerのHelpから抜粋)
AA0000LA creates tapes of 50 GiB capacity and can accept a count of up to 10,000 tapes (from 0000 to 9999).
AAA350L1 creates tapes of 100 GiB capacity and can accept a count of up to 650 tapes (from 350 to 999).
AAAA00LB creates tapes of 30GiB capacity and can accept a count of up to 100 tapes (from 00 to 99).
AAAAAALC creates one tape of 10 GiB capacity. Only one tape can be created with this name.
これは結構難しいですね・・・
ただ、おそらく一番気にしないといけないのは、KB445750-Data Domain - VTL Tapes are Read-Only Due to Full File Systemにあるように、ファイルシステムの残り容量が2%を切るとすべてのVTLがRead-Onlyになってしまうので、このような状態にならないようにすることでしょうか。
既に保存されているデータの種類や量、新たに保存されるデータのタイプなどで圧縮率も異なってくるので、実際のところは新たにテープを作成する際には「余裕を持った設計を」というアバウトなことしか言えない気もします。
例えばですが、作成されるテープが全てフルにデータを保存されて、なおかつその圧縮率が最悪で×1だった場合でも残り容量が2%を切らないというようにした上で、(他のテープもあるので)実際に運用開始後に消費される容量を確認するなどというようにすれば、安全に運用出来るのではないでしょうか。
shin1
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2020年11月29日 22:00
Ueharaさん
ご連絡ありがとうございます。
承知致しました。作成時の空き容量の推奨の件は、書かれるファイルのタイプなどで圧縮率が変わるため、一概に提示できるものではないことをご説明しようと思います。
何卒宜しくお願い致します。