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DDBoost 設計
DDBoost の設計にあたり、二点ほど教えていただきたい事項がございます。
① LSUごとに別のユーザを立てる設計は、特に問題のない構成でしょうか。
DataDomain側でDDBoostユーザを複数作成し、LSU1にはddboostuser1、LSU2にはddboostuser2 をサーバ側で
登録するようなことを考えております。
② 1つのDataDomain全体で、LSUの作成数の上限はあるでしょうか。
パフォーマンス観点での推奨などもあれば教えていただきたいです。
参照：https://ommunity.emc.com/message/754258
上記ディスカッションの内容について、DDBoost for NetWorker に限る内容なのか不明であったため、質問いたしました。
今回の構成では、複数のバックアップソフトの使用を検討しております。
KTS_h
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2015年9月30日 23:00
一点追加させてください
③ ①の派生で、LSUごとに接続できるユーザを制限できるような設定は可能でしょうか？
ご教示お願いします
Anonymous
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2015年10月1日 00:00
KTS.h さん
① について回答します。
複数の LSU を作成することについての是非は、Data Domain のトレーニングテキストに、『LSU を使うことにより read や write の並列処理が可能になる。』とあり、Data Domain 単体を見たときには効果的なのですが、一方で、ドキュメント「EMC Data Domain Boost for Symantec OpenStorage プランニングのベスト・プラクティス」の 7 ページに、『単一の NetBackup ドメイン内に導入する場合、Data Domain システムごとに 1 個の LSU を作成します。（中略）1 つの Data Domain システムに複数の LSUを構成できます。ただし、NetBackup の高度な機能（メディア・サーバのロード・バランシング、容量レポーティングなど）で競合が発生することがあるため、この方法は、Data Domain システムを複数の NetBackup ドメイン環境で構成する場合にのみ推奨できるベスト・プラクティスです。』とあるので、手放しで問題ないとは言いにくいです。
LSU 毎に別のユーザーを設定することは問題ないはずです。例えば、下図の場合、例えば、LSU の DD1-MS1-LSU と DD1-MS2-LSU には異なるユーザーが設定されると思います。
ドキュメント「EMC Data Domain Boost for Symantec OpenStorage プランニングのベスト・プラクティス」の 29 ページより抜粋
Anonymous
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2015年10月1日 04:00
KTS.h さん
②の LSU の条件数については、NetWorker はストレージ ユニットを LSU（論理ストレージ ユニット）として認識しますが、ストレージユニットは Mtree です。そして、Data Domain は最大 100 個の MTree を持つことができるので、他の Mtree と合わせて 100 個です。ドキュメント「EMC Data Domain Operating System バージョン 5.5 管理ガイド 302-000-474 REV. 02」258 ページと 208 ページにその記載があります。
そして、③については、ストレージユニットへのアクセス権を持つユーザー設定であれば、DD OS 5.4 ではできないようなのですが、DD OS 5.5 ではきます。同管理ガイド 262 ページにその記述があります。
KTS_h
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2015年10月7日 17:00
Hiroki .K さん
ご回答ありがとうございます。
③についてなのですが、DDOS 5.4 でも代替えできるような設定はないでしょうか？
hasegk
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2015年10月15日 23:00
> KTS.h さん
こんにちは。
DD OS 5.4 では LSU ごとにユーザを設定することはできないようです。
以下は DD OS 5.4 の画面です。5.5 であれば Name の下に User があるのですが。。
GUI ではなくコマンドで出来ないか確認しましたが、オプションが存在しないようです。
なお、DD OS 5.5 のリリースノートに以下のような記述があり、やはり user オプションは
DD OS 5.5 以降の新機能であるようです。
Modified Arguments in DD OS 5.5
ddboost storage-unit create
Added these arguments: user, tenant-unit, write-stream-soft-limit,
read-stream-soft-limit, repl-stream-soft-limit, and combinedstream-
soft-limit.