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47 メッセージ

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2021年11月10日 23:00

DRS無効化状態の運用でのVxRailのアップグレード時の動きについて

現在、VxRail Bundle4.7.300で稼働させています。

4.7.536または7.0.300へのアップグレードを計画しています。

その際に、アフィニティールールを設定しているVMが存在しており、アップグレードの際はアフィニティールールの解除設定を行う予定なのですが、解除状態の時間を出来るだけ短くする、または特定のNodeだけに居座って欲しい要望があります。(高負荷のVMの為、他のVMには影響を与えたく無い為特定のNodeに居座ってほしいとの理由)

これを実現させるには、DRS機能を「無効化」させれば実現出来るかと思いますが、無効化させた状態でのアップグレードは可能でしょうか。

当然、「無効化」させることでメンテナンスモード時は、手動ですべてのVMを他のNodeへvMotionさせる必要があるとは思うのですが、その他に問題や懸念などありますでしょうか。または、他に良い方法があればご教授ください。

 

 

 

4 Operator

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877 メッセージ

2021年11月11日 00:00

ご希望の動作であれば、DRS を解除する必要もアフィニティルールを解除する必要もなく、
ホストグループと仮想マシンのグループをつなぐルールがもし 1ホスト : 1仮想マシン で組まれているならば

「Must : グループ内のホスト上で実行する必要があります」のルールではなく
「Should : グループ内のホスト上で実行します」のルールに設定する事で、
メンテナンスモードに入ったタイミングで他のホストに移動して、メンテナンスモードが解除されれば元のホストに戻ってきます。

また、ホストグループを特定の1台ではなく、メンテナンス中に移動してよいもう一台を含めておけば、そのホストに優先的に移動します。

4 Operator

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1.8K メッセージ

2021年11月11日 17:00

すでに十分な回答がされているため蛇足ですが、補足させてください。

DRSによる自動vMotionを止めたい場合は無効ではなく、Manualにする方が良いです。理由は、無効にするとResource Poolの設定が消えるため、ResourcePool設定のバックアップ、リストア作業が増えるためです。

アフィニティルールがある場合、Dell EMCのUpgradeサービスに含まれるPrecheck作業にて、Upgradeを妨げる可能性のある設定として指摘が入る可能性がありますが、その際は承知済みかつ対策済みである旨をお伝えいただければ問題ないです。

 

また、他のVMと同じNodeに居座ってほしくない、という理由であればアンチアフィニティルールを設定することでHost Groupの縛りをなくせるかもしれません。

1 Rookie

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47 メッセージ

2021年11月11日 18:00

回答ありがとうございます。

DRS解除(Disabled)は望ましくないとのことで認識しました。

アップグレードの過程でメンテナンスモードに入ると思うのですが、Manual(手動)に設定しておけば全てのvMotionオペレーションがメンテナンスモードに前に実施できると認識してよいでしょうか。

また特定VMだけアフィニティルール設定で手動vMotion設定していた場合も

メンテナンスモードに入った場合、他のVMはDRSでvMotionされ、特定VMは手動で自身がvMotionオペレーションするような動きになると理解してよろしいでしょうか。

4 Operator

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1.8K メッセージ

2021年11月11日 18:00

補足です。アフィニティルールでメンテナンスモード時の自動vMotionを防ぐ場合、ルールはshouldではなくMustにする必要があります。

4 Operator

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1.8K メッセージ

2021年11月11日 18:00

> アップグレードの過程でメンテナンスモードに入ると思うのですが、Manual(手動)に設定しておけば全てのvMotionオペレーションがメンテナンスモードに前に実施できると認識してよいでしょうか。

はい。ご認識の通りです。DRSの設定がManualになっていれば、自動でvMotionされることはなく、手動でのvMotionが必要になります。仮想マシンの退避(もしくは停止)なくして、該当Nodeがメンテナンスモードになることはありません。

 

>また特定VMだけアフィニティルール設定で手動vMotion設定していた場合もメンテナンスモードに入った場合、他のVMはDRSでvMotionされ、特定VMは手動で自身がvMotionオペレーションするような動きになると理解してよろしいでしょうか。

アフィニティルールで単一のホストの固定されているVMは手動でのvMotionも不可となります。(vSphere 7.0U1で確認)
最後に残ったVMを手動でvMotionしたい場合は、アフィニティルールのホストグループにホストを追加する必要があります。

1 Rookie

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47 メッセージ

2021年11月11日 18:00

回答ありがとうございます。

アフィニティールール次第ということですかね。

要は、vMotionできるルール設定であればいいということででしょうか?

例えば、Node10台構成で、特定VMをNode2に固定する設定、

アフィニティールールでNode4にvMotion出来るような設定になっていればアップグレードには支障がないことででしょうか?

4 Operator

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1.8K メッセージ

2021年11月11日 18:00

該当VMがAffinity Ruleにて、Node#2とNode#4で稼働できる設定になっている場合、Node#2のUpgrade中はNode#4で、Node#4のUpgrade中はNode#2で稼働できる(DRSによる自動vMotion可能)なため、Upgradeには支障がありません。

ただし、アフィニティルール以外の制限でNode#4で稼働できない場合(Local DatastoreやLocal ISOマウントなど)がある場合は、自動でvMotionされませんのでご注意ください。

4 Operator

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877 メッセージ

2021年11月11日 20:00

image (23).png

 

このようなイメージでよく説明しているのですが、

「Node10台構成で、特定VMをNode2に固定する設定、アフィニティールールでNode4にvMotion出来るような設定になっていればアップグレードには支障がないことででしょうか?」

Node2 と Node4 がホストグループに入っていれば当然 vMotion 可能なので、アップグレード中に自動的に移動してメンテナンスが続行されます。

Should のルールであればホストグループに含めている ESXi が全て停止した場合も、他のホストに移動する事は可能なので、
Node2 と VM に「Should : グループ内のホスト上で実行します」のルールを適用すれば、Node2 がメンテナンスモードに入る時には移動する事ができ、Node2 のメンテナンスが終われば優先的に Node2 に配置されるので自動的に vMotion で戻ってきます。

1 Rookie

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47 メッセージ

2021年11月11日 20:00

ありがとうございました。

DRSの設定をManual状態でアップグレード対応したいと思います。

(手動でvMotion先を決めたいため)

アフィニティールールについても理解しました。

アップグレードはvMotionできることが前提あることを踏まえ、一時解除または設定見直しを行いたいと思います。

1 Rookie

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47 メッセージ

2021年11月16日 00:00

ありがとうございます。

よく理解できました!

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