新しい会話を開始

Solved!

ソリューションへ移動

3 Apprentice

 • 

897 メッセージ

1386

2019年10月31日 01:00

【Data Domain】ディスクシェルフの追加について

Data Domainのハードウェアガイドなどをみると、Active TierやClould Tierによって

最大の実効容量や接続可能な拡張筐体数が異なっていますが、

例えばDD6800において、Active Tier (Expanded構成)の場合は、実効容量288TB、拡張筐体としては

6~7台が最大と思いますが、これ以上拡張筐体を増設し、実効容量を増やすことは可能なのでしょうか。

 

ハードウェアガイドやインストールガイドをみると、拡張筐体が28台最大で接続できる記載がありますが、

これはActive Tierではなく、Clould Tier Onlyの場合で、意味合いが異なるでしょうか。

(※またはClould Tierを購入することで既存筐体でも接続できる拡張筐体を増やし、実効容量を増やすことができる等)

Community Manager

 • 

5.1K メッセージ

2019年11月1日 02:00

keis3456さん

仕様書に書かれている実行容量を超えることは出来ません。
例であげて頂いたDD6800であれば、スペックシートにあるように、Active Tier構成のみでは288TBまで、Extended retentionと組み合わせると576TB、Cloud Tierと組み合わせると864TBまでの(物理)実行容量を利用することが出来ますが、これらの上限を超えた利用は出来ません。

Dell EMC Data Domain DD6800 System Installation Guideをみると、たしかに拡張筐体が最大28台と記載されているのですが、これはES30の利用を前提としています。
具体的にはP.24の「Connecting ES30 shelves」の最初に「The cabling diagrams in this section show maximum configurations. Not all systems will have all the disk shelves shown in the diagrams.」と記載されており、その指し示す図(diagram)は以下の通りES30を28台接続した例です。

capture-20191101-150325.png

それに対し、DS60を利用した場合についてはP.29に記載されており、(ES30と同じように)「The cabling diagrams in this section show maximum configurations. Not all systems will have all the disk shelves shown in the diagrams.」という記載と共に、以下のように最大5台のDS60が接続されています(つまりDS60の場合は最大5台ということを言っています)。

capture-20191101-180414.png

このように、接続可能な拡張筐体数で容量制限をかけているわけではなく、スペックシートにある容量が制限になっていると考えることができます。

参考:英語のスレッドでも同様の議論がありましたが、やはり実効容量がポイントとなるという内容の回答(のよう)です(なんか回答が分かりにくいですが・・・)。
DD6800 and DS60 shelves

3 Apprentice

 • 

897 メッセージ

2019年11月2日 18:00

Uehara Y.さん

ご連絡どうもありがとうございます。拡張筐体数については使用する筐体のタイプによって異なること了解いたしました。

Extended retentionの構成について確認させてください。

マニュアル:docu79598_Data-Domain-DD6300,-DD6800,-DD9300-Systems-Hardware-Overview-and-installation-Guide.pdf

P29のDD6800 system features

を確認したのですが、

Non-extended retention (Acitve Tier) 288TB ※Expanded構成の場合

Extended retention (Active Tier) 288TB

と表記がありますが、回答にて記載いただいたExtended retentionと組み合わせた場合に576TB実効容量として利用できるというのは上記2つを足した値ということでよろしかったでしょうか。

※すみません、Non-extended , Extended どちらも実効容量が288TBまでと読み間違いをしておりました。

 

またExtended retentionで576TBまで実効容量として利用する場合、ES30の拡張筐体では一般的にはどのような接続形態となりますでしょうか。

 

推測するに、回答にて上げていただいた接続図だと、

青色のV1.x = Non-extended retention 構成まで。288TB (ES30 x 6 or 7台まで ※ドライブ1台当たりの容量で台数変わる)

+

黄色のV2.x = extended retention構成。 288TB 

合計:実効容量 576TB

と思われますがいかがでしょうか。

Community Manager

 • 

5.1K メッセージ

2019年11月4日 17:00


Non-extended retention (Acitve Tier) 288TB ※Expanded構成の場合

Extended retention (Active Tier) 288TB

と表記がありますが、回答にて記載いただいたExtended retentionと組み合わせた場合に576TB実効容量として利用できるというのは上記2つを足した値ということでよろしかったでしょうか。

はい。上記2つを足した値(576TB)です。

 


またExtended retentionで576TBまで実効容量として利用する場合、ES30の拡張筐体では一般的にはどのような接続形態となりますでしょうか。

Dell EMC Data Domain ES30 Expansion Shelf and FS15 SSD Shelf Hardware GuideのP.61の以下テーブル情報より、ご記載頂いたように、(ドライブ容量によりますが)最低で2つのES30シェルフで問題ありません。

capture-20191105-102842.png

3 Apprentice

 • 

897 メッセージ

2019年11月4日 18:00

ご回答ありがとうございます。

各DDのタイプ毎サポート容量、使用するドライブ容量によって変わるため、それによって拡張筐体接続形態も変わるということですね。

 

※つまり、Active Tier : 288TB構成であっても、ドライブ容量が小さいものを使用していれば拡張シェルフは最大28台まで構成可能であるため、ケーブル接続図例のような構成にもなる。

 

ありがとうございました。

イベントは見つかりませんでした!

Top