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2019年1月29日 02:00

EMcopyの挙動とログ出力について

現在、下記コマンドにてEMcopyによるファイル移行を実施しております。

コマンド: emcopy64.exe <コピー元フォルダパス> <コピー先フォルダパス> /o /de /sd /s /th 32 /c /purge /w:2 /r:1 /u /log:<ログファイルパス>

その中でログではエラーメッセージがなく、コピーが正常に処理されたように見受けられる
ファイルがございます。
しかし、実際に容量を確認してみると、コピー元では1.2MBのファイルが
コピー先ではOKBとなっております。
なお、そのファイルのデータ種別は自動保存がされているOfficeのファイルとなっております。

コピーが正常に処理されていないファイルについてはEMcopyのログで確認したいのですが、
なぜエラーが出力されないのでしょうか。
また、ログにコピーされていないことを出力させたいのですが、対処策はございませんでしょうか。

お手数をお掛けしますが、ご確認の程お願い致します。

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2019年1月30日 00:00

HirokiKawashimaさん

「/cm md5」、もしくは「/cm content」を利用してみることにより、問題のファイルがログされるかご確認頂くことは可能でしょうか。

社内ブログからの情報なのですが、EMCopyとしてはデータを問題なく読み取っている認識でいても、それは実はOS(Windows)などが上手く誤魔化しているだけで、実際のデータを読み込めていない、にも関わらずエラーとならない(データがきちんと読めていないという通知をOSがEMCopyに行わない)パターンがあることがわかりました。

この事象は読み込むファイルが重複排除されているものだったり、何か加工がされているものだったりする場合に起きるようなのですが、今回問題になっているOfficeの自動保存ファイルにもあてはまる可能性がありそうです。

前述のオプションをつけることにより、コピー後にコピー元と先の比較をしてくれるので、一度ご確認頂けると助かります。

【参考:emcopy.txt(04.20.02)より】
The "/cm content" option enables a file content comparaison mode. Content of source
and target files are binary compared after the copy or when doing an evaluation of
the copy.

The "/cm md5" option enables a file content check after the copy using md5 signatures computed
on both source and target files.

38 メッセージ

2019年2月1日 04:00

Uehara Y.様

ご確認ありがとうございます。
ご案内いただいた「/cmオプション」について、本オプションを指定することにより、
パフォーマンスが低下する等の影響はございますでしょうか。
よろしくお願い致します。

 

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2019年2月4日 00:00

HirokiKawashimaさん

そうですね。。コピーに加えてコピー元とコピー先のファイル比較を行うことになるので、当該オプションを利用しない場合に比べるとパフォーマンスの低下は否めません。

(具体的にどれくらい遅くなるのかはネットワークスピード等の環境によっても異なるでしょうが、EMCopyを利用しているPCの能力に大きく影響されそうです)

38 メッセージ

2019年2月4日 03:00

Uehara Y.様

パフォーマンス低下の可能性がある旨、了承致しました。

それぞれのオプションの場合、どのように比較がされるのでしょうか。
出力結果例などございましたらご教授いただけないでしょうか。

/cm content
/cm md5

度々お手数をお掛けし恐縮ですが、ご確認の程お願い致します。

Community Manager

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4.9K メッセージ

2019年2月4日 23:00

HirokiKawashimaさん

/cm contentはコピー元とコピー先ファイルについてバイナリレベルで同じであるかを確認します。
それに対して/cm md5はコピー元とコピー先ファイルのMD5シグネチャ値が同じであるかを確認します。

そのために、比較のために全てのファイル要素を読み込む必要がある/cm contentより、/cm md5の方がパフォーマンスには優れます。
ただ、注意しなくてはいけないのは、完全に容量が0であるファイルなどMD5値が計算できないものがあり、その場合には/cm md5の比較対象とはならない点です。

それぞれのコマンドの実行例は手元にないのですが、どちらの場合も比較の結果問題を発見するとWarningとしてその情報をログするとともに、EMCopyジョブ実行後のサマリー情報に1行いくつのファイルが比較されたのかが載ってくるそうです。

/cm md5の実行後サマリーの出力例がmicrosoft社のコミュニティ:emcopy command helpにありましたので参考としてリンクをつけておきます。

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