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IDPA DP4400のアップグレード方法について[事前準備・チェック編]

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IDPA DP4400はユーザでもアップグレード可能との事ですが、どのようにアップグレードするので
しょう?

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Product Guide の Update the IDPA software などに記載がありますが、文書のみで
あっさりとした内容になっておりますので、GUIのイメージや補足情報を含め、手順を
ご紹介します。
今回は現在可能なIDPA 2.2からIDPA 2.3へのアップグレードの10日くらい前までに準備・
チェックしておく手順を解説します。

■DP4400のアップグレードについて
 DP4400はCustomer Upgradableとなっており、お客様にてアップグレードを実施
 いただけます。

 なお、AvamarやData Domainなどと同じようにDellEMCにリモートでのアップグレードを
 依頼する事も可能です。その場合、お客様担当アカウントチームがスケジュール調整し、
 アップグレードの実作業はRPS(Remote Proactive Services)のエンジニアが担当致します。

■参考KB
 https://support.emc.com/kb/536025
 RPS IDPA Upgrade FAQ

 少し余裕をもった時間となっておりますが、DP4400のアップグレードで9時間の作業
 ウインドウとなっております。実際に6時間くらいかかります。

 こちらではDP4400単体のアップグレードについて解説します。
 DP4400+NDMPアクセラレータノードでNASをバックアップしている環境、
 DP4400+Data Domain Cloud Disaster RecoveryでクラウドにDRしている環境では
 考慮事項がありますので、DellEMCにアップグレードをご依頼いただければと
 思います。

■事前準備1:コンパチビリティの確認
 アックグレードの前後でコンパチがあるか、マトリックスで確認しておきます。

 http://compatibilityguide.emc.com:8080/CompGuideApp/

 なお、IDPA 2.2からIDPA 2.3へのアップグレードの場合、アップグレード前のAvamar
 クライアント(7.5)とAvamarサーバ(18.2)でコンパチがありますので、DP4400を
 アップグレードしても特に問題ありません。

■事前準備2:ファイルのダウンロード
・アップグレード用ヘルスチェックツール(RUCK=Rapid Upgrade ChecKer)のダウンロード
・アップグレードファイル(Idpa_Upgrade_xxxxxx.tar.gz)のダウンロード
・アップグレード前後に個別に適用が推奨されるパッチのダウンロード

■ダウンロードURL
・アップグレード用ヘルスチェックツール(RUCK=Rapid Upgrade ChecKer)
 ftp://avamar_ftp:anonymous@ftp.avamar.com/software/scripts/ruck_windows.zip
 ftp://avamar_ftp:anonymous@ftp.avamar.com/software/scripts/ruck_linux.zip

・アップグレードファイル(Idpa_Upgrade_xxxxxx.tar.gz)
 https://download.emc.com/downloads/DL92472_Upgrade_to_IDPA_2.3_from_IDPA__2.2.tar.gz
 ファイル名:Idpa_Upgrade_2.3.0.624689.tar.gz
 (これがかなり大きく35GBほどありますので、時間がかかるでしょう)

・アップグレード前後に個別に適用が推奨されるhotfix
 [アップグレード前]
 ftp://avamar_ftp:anonymous@ftp.avamar.com/software/hotfixes/309791/AvamarHotfix-7.5.1-101_HF309791.avp
 ftp://avamar_ftp:anonymous@ftp.avamar.com/software/hotfixes/309791/AvamarHotfix-7.5.1-101_HF309791.avp.sha256

 [アップグレード後]
 https://download.emc.com/downloads/DL93428_Avamar-18.2-Proxy-Deployment-Manager-(PDM)-Hotfix-(HF3050...

■チェック1:RUCKでのヘルスチェック(Optional)
 こちらはRPSがアップグレードのチェックで使用するRUCKツール
 (RUCK=Rapid Upgrade ChecKer)の解説です。お客様にてアップグレードされる場合、
 必須ではありませんが細かいチェックが可能ですので、実施いただくのがよいかと
 思います。

 RUCKツールを使用しアップグレードが安全に実行可能かチェックします。
 Windows版とLinux版がありますが、Linux版はACM上で実行可能ですので、こちらが
 簡単です。以下もLinux版をACM上で実行した例になります。

 なお、RUCKはアップグレードのチェックのみでサービス停止などはありませんので、
 バックアップ動作に影響はありません。
 一時的なエラーで中断した場合はもう一度実行すれば問題ありません。

・ダウンロードした ruck_linux.zip をWinSCPなどを使用してACMの /data01/upgradeへ
 アップロードします
・ACMにrootユーザでsshログインします
・cd /data01/upgrade
・mkdir RUCK
・mv ruck_linux.zip /data01/upgrade/RUCK

・cd /data01/upgrade/RUCK
・unzip ruck_linux.zip
・chmod a+x ruck
・./ruck

・RUCKが開始されると、以下になりますので、ACMのIPアドレス・共通パスワード・
 yを答えます。

 Enter the ACM IP Address :
 Enter the ACM Password :
 Are you using a common password(for all point products) which is same as ACM ? Enter 'y' or 'n' :

・現在のバージョンおよび各コンポーネントのIPアドレスが表示された後、以下の
 メニューが表示されます。

 Select what would you like to perform :
 
 1) Perform Upgrade Check
 2) Exit the Program
 
 Enter your choice number :

・1を入力してチェックを開始します。

・各コンポーネントのチェックが実行され、最後に OVERALL STATUS として結果が
 まとめられますので、PASSED となる事を確認します。

なお、Avamarのバックアップスケジューラ(sched)を停止していない場合、Avamarの
AV Services Statusが *FAILED* となります。
(DP4400のアップグレードはアップグレードを停止した状態で開始される前提のため、
schedが起動した状態では *FAILED* になります)

また、DP4400では ESXi のチェックで *FAILED* となる場合があるようです。
ご不明な点がありましたら、SRをオープンいただければと思います

■チェック2:アップグレードファイル(Idpa_Upgrade_xxxxxx.tar.gz)による
 Validateチェック
・ダウンロードしたアップグレードファイル(Idpa_Upgrade_xxxxxx.tar.gz)を
 WinSCPなどを使用してACMの /data01/upgrade へアップロードします
・Webブラウザで [https://<ACMのIPアドレス>:8543/dataprotection] にアクセスし、
 ACMにrootでログインします。

dp4400_upg_prep_1.png
・左上のUPGRADEタブをクリックします。

dp4400_upg_prep_2.png
・ファイルをアップロードしていると/data01/upgrade/Idpa_Upgrade_xxxxxx.tar.gzと
 いうパス名が表示されると思いますので、Validateボタンを押します。

dp4400_upg_prep_2-2.png
・以下のように Validation in progress. This will take around 15 minutes.と表示
 されますので完了するまで待ちます。

dp4400_upg_prep_3.png
・Validateのボタンにグリーンのチェックが付けばアップグレードは進められます。

dp4400_upg_prep_4.png

→事前のチェックのみで、アップグレードを実行しない場合はUpgradeを押さずに
 GUIを閉じます。

実際のアップグレードはIDPA DP4400のアップグレード方法について[アップグレード編]に
続きます。

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Product Guide の Update the IDPA software などに記載がありますが、文書のみで
あっさりとした内容になっておりますので、GUIのイメージや補足情報を含め、手順を
ご紹介します。
今回は現在可能なIDPA 2.2からIDPA 2.3へのアップグレードの10日くらい前までに準備・
チェックしておく手順を解説します。

■DP4400のアップグレードについて
 DP4400はCustomer Upgradableとなっており、お客様にてアップグレードを実施
 いただけます。

 なお、AvamarやData Domainなどと同じようにDellEMCにリモートでのアップグレードを
 依頼する事も可能です。その場合、お客様担当アカウントチームがスケジュール調整し、
 アップグレードの実作業はRPS(Remote Proactive Services)のエンジニアが担当致します。

■参考KB
 https://support.emc.com/kb/536025
 RPS IDPA Upgrade FAQ

 少し余裕をもった時間となっておりますが、DP4400のアップグレードで9時間の作業
 ウインドウとなっております。実際に6時間くらいかかります。

 こちらではDP4400単体のアップグレードについて解説します。
 DP4400+NDMPアクセラレータノードでNASをバックアップしている環境、
 DP4400+Data Domain Cloud Disaster RecoveryでクラウドにDRしている環境では
 考慮事項がありますので、DellEMCにアップグレードをご依頼いただければと
 思います。

■事前準備1:コンパチビリティの確認
 アックグレードの前後でコンパチがあるか、マトリックスで確認しておきます。

 http://compatibilityguide.emc.com:8080/CompGuideApp/

 なお、IDPA 2.2からIDPA 2.3へのアップグレードの場合、アップグレード前のAvamar
 クライアント(7.5)とAvamarサーバ(18.2)でコンパチがありますので、DP4400を
 アップグレードしても特に問題ありません。

■事前準備2:ファイルのダウンロード
・アップグレード用ヘルスチェックツール(RUCK=Rapid Upgrade ChecKer)のダウンロード
・アップグレードファイル(Idpa_Upgrade_xxxxxx.tar.gz)のダウンロード
・アップグレード前後に個別に適用が推奨されるパッチのダウンロード

■ダウンロードURL
・アップグレード用ヘルスチェックツール(RUCK=Rapid Upgrade ChecKer)
 ftp://avamar_ftp:anonymous@ftp.avamar.com/software/scripts/ruck_windows.zip
 ftp://avamar_ftp:anonymous@ftp.avamar.com/software/scripts/ruck_linux.zip

・アップグレードファイル(Idpa_Upgrade_xxxxxx.tar.gz)
 https://download.emc.com/downloads/DL92472_Upgrade_to_IDPA_2.3_from_IDPA__2.2.tar.gz
 ファイル名:Idpa_Upgrade_2.3.0.624689.tar.gz
 (これがかなり大きく35GBほどありますので、時間がかかるでしょう)

・アップグレード前後に個別に適用が推奨されるhotfix
 [アップグレード前]
 ftp://avamar_ftp:anonymous@ftp.avamar.com/software/hotfixes/309791/AvamarHotfix-7.5.1-101_HF309791.avp
 ftp://avamar_ftp:anonymous@ftp.avamar.com/software/hotfixes/309791/AvamarHotfix-7.5.1-101_HF309791.avp.sha256

 [アップグレード後]
 https://download.emc.com/downloads/DL93428_Avamar-18.2-Proxy-Deployment-Manager-(PDM)-Hotfix-(HF3050...

■チェック1:RUCKでのヘルスチェック(Optional)
 こちらはRPSがアップグレードのチェックで使用するRUCKツール
 (RUCK=Rapid Upgrade ChecKer)の解説です。お客様にてアップグレードされる場合、
 必須ではありませんが細かいチェックが可能ですので、実施いただくのがよいかと
 思います。

 RUCKツールを使用しアップグレードが安全に実行可能かチェックします。
 Windows版とLinux版がありますが、Linux版はACM上で実行可能ですので、こちらが
 簡単です。以下もLinux版をACM上で実行した例になります。

 なお、RUCKはアップグレードのチェックのみでサービス停止などはありませんので、
 バックアップ動作に影響はありません。
 一時的なエラーで中断した場合はもう一度実行すれば問題ありません。

・ダウンロードした ruck_linux.zip をWinSCPなどを使用してACMの /data01/upgradeへ
 アップロードします
・ACMにrootユーザでsshログインします
・cd /data01/upgrade
・mkdir RUCK
・mv ruck_linux.zip /data01/upgrade/RUCK

・cd /data01/upgrade/RUCK
・unzip ruck_linux.zip
・chmod a+x ruck
・./ruck

・RUCKが開始されると、以下になりますので、ACMのIPアドレス・共通パスワード・
 yを答えます。

 Enter the ACM IP Address :
 Enter the ACM Password :
 Are you using a common password(for all point products) which is same as ACM ? Enter 'y' or 'n' :

・現在のバージョンおよび各コンポーネントのIPアドレスが表示された後、以下の
 メニューが表示されます。

 Select what would you like to perform :
 
 1) Perform Upgrade Check
 2) Exit the Program
 
 Enter your choice number :

・1を入力してチェックを開始します。

・各コンポーネントのチェックが実行され、最後に OVERALL STATUS として結果が
 まとめられますので、PASSED となる事を確認します。

なお、Avamarのバックアップスケジューラ(sched)を停止していない場合、Avamarの
AV Services Statusが *FAILED* となります。
(DP4400のアップグレードはアップグレードを停止した状態で開始される前提のため、
schedが起動した状態では *FAILED* になります)

また、DP4400では ESXi のチェックで *FAILED* となる場合があるようです。
ご不明な点がありましたら、SRをオープンいただければと思います

■チェック2:アップグレードファイル(Idpa_Upgrade_xxxxxx.tar.gz)による
 Validateチェック
・ダウンロードしたアップグレードファイル(Idpa_Upgrade_xxxxxx.tar.gz)を
 WinSCPなどを使用してACMの /data01/upgrade へアップロードします
・Webブラウザで [https://<ACMのIPアドレス>:8543/dataprotection] にアクセスし、
 ACMにrootでログインします。

dp4400_upg_prep_1.png
・左上のUPGRADEタブをクリックします。

dp4400_upg_prep_2.png
・ファイルをアップロードしていると/data01/upgrade/Idpa_Upgrade_xxxxxx.tar.gzと
 いうパス名が表示されると思いますので、Validateボタンを押します。

dp4400_upg_prep_2-2.png
・以下のように Validation in progress. This will take around 15 minutes.と表示
 されますので完了するまで待ちます。

dp4400_upg_prep_3.png
・Validateのボタンにグリーンのチェックが付けばアップグレードは進められます。

dp4400_upg_prep_4.png

→事前のチェックのみで、アップグレードを実行しない場合はUpgradeを押さずに
 GUIを閉じます。

実際のアップグレードはIDPA DP4400のアップグレード方法について[アップグレード編]に
続きます。

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IDPA 2.5がリリースされましたので情報をアップデートします。
IDPA 2.2、2.3.x、および2.4.x から直接IDPA 2.5へアップグレード可能です。

ただし、IDPA 2.5へのアップグレードはDP4400のファームウエアアップグレードが
前提となっており、以下のような時間が必要です。

DP4400ファームウエアアップグレード:4時間(DP4400全体停止あり)
DP4400ソフトウエアアップグレード:6時間(DP4400全体停止あり)

アップグレードで必要となるファイルは以下になります。

■DP4400ファームウエアファイル(2019年9月版)- 約600MB
https://download.emc.com/downloads/DL97791_IDPA_Firmware_DP4400_Update_Sept_2019.zip

■DP4400 IDPA 2.5アップグレードファイル - 約50GB
https://download.emc.com/downloads/DL97809_IDPA_2.5_Upgrade_for_IDPA_DP4400_Appliance.tar.gz

このようにDP4400の停止が2回必要で時間もかかりますので、DellEMCの
アップグレード専門のエンジニア(RPS)に依頼いただくのがよいかと思います。

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