未解決
144 メッセージ
0
727
IsilonのSyncIQを使用した運用の方法について
以前の質問(IsilonのSyncIQを使用した運用について)に追加質問したのですが、
返信先を間違えていたようですので、新たに質問させて頂きます。
Isilon(OneFS 8.2)を使用して、
サイト1(運用系)とサイト2(予備系)間でSyncIQを実施します。
サイト1側で障害が発生した場合、
サイト2側へフェイルオーバーして、サイト2側で運用を開始しますが、
その後サイト1側が復旧しても、サイト2側で運用を続けたいと考えております。
(復旧処理による業務の一時停止を回避したいため)
当初は、サイト2(予備系)からサイト1(運用系)へのフェイルバックを実施する時に
ポリシーのスケジュール設定等を変更する方法を検討しておりました。
しかし、サイト2(予備系)にもあらかじめポリシーを作成しておけば、
お客様の操作が単純になるのではないかという話が出ております。
両サイトのポリシー設定について、同じパスに対して設定できないと思いますが、
片方のポリシーを無効にしていればできるのではないかと考えております。
実際にシミュレータで確認したところ、設定できました。
そこで、下記の運用を考えておりますが、何か問題点がありますでしょうか?
なお、初期同期が必ず必要になることは認識しております。
①サイト1(運用系)からサイト2(予備系)へのPolicyを作成して
「Start job」(初期同期)を実施
ポリシー名:test_rep
サイト1(運用系)ソースパス:/ifs/test
サイト2(予備系)ターゲットパス:/ifs/test
Policyの有効/無効:有効
②サイト2(予備系)からサイト1(運用系)へのPolicyを作成
ポリシー名:test_rep
サイト2(予備系)ソースパス:/ifs/test
サイト1(運用系)ターゲットパス:/ifs/test
Policyの有効/無効:無効
<<<サイト1(運用系)に障害発生>>>
③サイト2(予備系)から「Allow Writes」を実行
サイト2側で書き込み可能、サイト2側で運用開始。
<<<サイト1(運用系)が復旧>>>
④サイト2(予備系)であらかじめ作成していたPolicyを有効にしてから「Start job」を実行、
初期同期から実行されるので、場合によってはコマンドからオプション
「--target-compare-initial-sync」を付けて実行する
⑤サイト1(運用系)のPolicyが残っていれば削除、
サイト1(運用系)からサイト2(予備系)へのPolicyを無効の状態で作成
ポリシー名:test_rep
サイト1(運用系)ソースパス:/ifs/test
サイト2(予備系)ターゲットパス:/ifs/test
Policyの有効/無効:無効
以上、ご確認を宜しくお願い致します。
ayas
Moderator
Moderator
•
6.5K メッセージ
0
2019年12月8日 21:00
tokataさん
(別スレッドでの返信せずにごめんなさい!)
障害発生のタイミングでサイト2のポリシーを有効にして、運用をし、そのあとサイト1が復旧したあとも
サイト2での運用を続けるという意味でサイト1のポリシーを無効にする、という流れですよね。
おっしゃる通りのPlanで問題はないです。
参考資料:https://www.dellemc.com/resources/en-us/asset/white-papers/products/storage/h8224_replication_isilon_synciq_wp.pdf
Page 38
SyncIQ policies may be modified and updated through the CLI or the web interface. The impact of the change is dependent upon how the policy ismodified. Rather than modifying or deleting a policy when a suspension is required, the policy may also be disabled, allowing for it to be re-enabled with minimal impact at a later point.
tokata
144 メッセージ
0
2019年12月9日 20:00
ayasさん
ご確認ありがとうございます。
実機で動作確認を行ったのですが、追加情報があります。
サイトの復旧が、新規Isilonで最初から設定し直すのであれば問題ないと思いますが、
設定情報が残っている状態で実施する場合は、
ソース側では「Reset sync state」、ターゲット側では「Break association」の
実施が必要なようですね。そうしないとジョブの開始(「Start job」)でエラーするようです。
(もしかしたら、「Reset sync state」は必要ないかもしれませんが・・・)
元々、復旧時はフル同期を実施する必要がある想定ですので、
上記を実施しても問題ないとの認識です。
以上、宜しくお願い致します。