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Isilon ファイル使用率とinode使用率に関して
質問1.Isilon上で確認したファイル使用率とinode使用率と、
クライアント上で確認したファイル使用率とinode使用率が異なる場合があるのですが、
これは、なぜかわかりますか?
質問2.クライアント上で確認すると、ファイル使用率とinode使用率が同じになるのですが、
この理由はわかりますか?
下記に参考コマンドを示します。
下記の例では、ファイル数が少なすぎて差はわかりませんが、ファイル数が増えるとIsilonとクライアントで
ファイル使用率、inode使用率に差ができてきます。
●クライアント
inode使用率
# df -i
Filesystem Iノード I使用 I残り I使用% マウント位置
192.168.31.41:/ifs 131571030630 107958421 131463072209 1% /mnt/export1
ファイル使用率
# df -k
Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
192.168.31.41:/ifs 87145445376 74350592 80940193792 1% /mnt/export1
●ISILON
# df -i
Filesystem 1K-blocks Used Avail Capacity iused ifree %iused Mounted on
OneFS 87145445040 74346400 80940197488 0% 107958420 131463072210 0% /ifs
以下、当方の推測ですが、
Isilon上とクライアント上で、ファイル使用率/inode使用率で差が出るのは、
ファイルシステムOneFSに隠しファイルっぽいものがあり、それがクライアントから認識されないため、
使用率に差が出ているのではないかと考えています。
Uehara Y.
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2019年3月12日 23:00
uchiyさん
ナレッジベースなどにも関連するような情報が見つからなかったので、ラボマシンを利用して確認してみました。
その結果なのですが、これってもしかするとタイムラグ問題ということはないでしょうか。
LinuxからIsilonの/ifs領域をマウントしてファイルの追加削除などを行いながらinode数の変化を確認していたところ、書き込み直後にIsilonにSSHで接続したコンソールからdf -iを実行するとすぐに(おそらくミラー分も含めた)inodeが消費されたことが確認出来たのですが、クライアントから同時にdf -iを実行してもIsilonからみたほどinodeの消費はされていませんでした。ただし、その後時間をおいてクライアントから再度df -iを実行するとIsilonから確認した数字と一緒になっていました。
つまり、Isilonのノード内で行われるミラー処理などの結果も含めたinodeの情報がクライアントに届くまでに少し時間差があるように見えました。これが差分をつくっている原因だと、誰も利用していないような夜などに確認したら一致している可能性がありそうです。