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Isilon Connectionの最大数に関して
IsilonでConnectionの最大数に関しては基本的に
https://support.emc.com/docu84267_Isilon-OneFS-8.1.0-and-IsilonSD-Edge:-Technical-Specifications-Guide.pdf?language=en_US
に記載のある通りかと思いますが、NFSの場合上限はなくTCP Socketの数により制限されることがあると記載があり、SMBに関してはLWIOがメモリの制限をかけるためCPU/メモリの容量に依存するとあります。
何点か質問なのですが、
1.SMBのConnectionに関してどのモデル・メモリだとどの程度のConnection数になるかの指標はあるのでしょうか。
2.NFSの場合TCP Socket数に依存とありますが、こちらのTCP Socketの数の制限はどのように決まるのでしょうか。
3.上記からすると様々な条件はありますが、TCPで接続するProtocol(主にNFSやSMB)のConnection数はTCP Socketの数によりきまるイメージでしょうか。例えばTCP Socketの数が最大5000とした場合SMBで3000使っていた場合NFSで使えるのは2000までというイメージになるのでしょうか。
Uehara Y.
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2019年4月8日 17:00
参照して頂いた資料֙において、OneFSを利用するIsilonのモデルによって搭載されているCPUやモリ容量に大きな違い(例:メモリ64GBと256GB)があるにもかかわらず、情報がひとまとめになっている点からもモデル毎の指標はないですね。。
(Isilonのシンプルサポートマトリクスはないですし、Isilon Supportability and Compatibility Guideという資料にも記載はありませんでした。)
今回参照して頂いている資料はIsilonSD Edgeを中心に書かれているものなので、意図としては仮想環境で動いているSoftware DefinedのIsilonでは、CPUやメモリの制限を通常の物理Isilon以上に受ける場合があるということを伝えたいがために書かれたものだと考えられます。LWIOは特にIsilonSD Edgeに特有のデーモンでもありませんし。
これも基本的にはSMBの時と同じでノードの処理能力によって決まってくるものと考えられます。一つのTCP Socket(通信/受信IPアドレスの組とそれぞれの使用ポート)が利用されるたびにCPUパワーもメモリも消費しますので。
NFSv3/v4の場合、OneFS 8.0.1/IsilonSDでそれぞれ1,000/250 active connections.
SMBv2/v3の場合、OneFS 8.0.1/IsilonSDでそれぞれ3,000/350 active connections.
とあるようにガイドラインにある「NFSのコネクション数 < SMBのコネクション数」の関係があります。これによりNFSよりもSMBのコネクションの処理の方がIsilonへの負荷が少ないことがわかります。違う言い方ֹをすると、NFSの時にコネクションの制限を主に受けるTCP Socket数よりも、SMBの時にコネクションの制限を主に受けるCPUパワーとメモリの消費状況の方が影響は小さいだろうということです。
そのために、今回の例でいうと、SMBで3,000 TCP Socket使っていた場合、NFSで使えるのは2,000より多くなるでしょう。