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【Isilon】SmartConnect Dynamicポリシー時に必要なIP数の推奨について

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Isilon SmartConnectにてDynamicポリシーを選択した場合に、用意したほうがよいIPアドレスの推奨数

について確認させてください。

 

以下資料を参照すると、

https://www.dellemc.com/resources/en-us/asset/white-papers/products/storage/h16463-isilon-advanced-n...

P26-

N*(N-1) ※Nはノード数

と出ており、例えば4ノードであれば、

4*(4-1) = 12

必要という計算になりますが、これはノード数が増えたとしても同様でしょうか。

例えば10ノードの場合、

10*(10-1)= 90

という計算になり、かなりの数のIPアドレスを必要ということになります。

 

上記正しい推奨値かどうか確認させてください。

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Re: 【Isilon】SmartConnect Dynamicポリシー時に必要なIP数の推奨について

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keis3456さん

 

N*(N-1)が推奨になるかどうかは、ユーザの想定利用状況から考えられる設計思想によります。


実際のところ4ノードで12 IPアドレスというのは現実的ですが、10ノードで90というのはあまり現実的ではないように感じます。参照して頂いたドキュメントのP.30にも以下のように記載されていますし(sheer numberは「かなり多くの」という意味です)。

 

In the previous examples, N*(N-1) is used to calculate the number of IP addresses, where N is the number of nodes that will participate in the pool. For larger clusters, this formula may not be feasible due to the sheer number of IP addresses

 

では、ドキュメントの中の例で記載されているN*(N-1)のIPアドレスが推奨されるのはどのような環境であるのかというと、例えば以下のように4ノードからなるクラスタがあり、それぞれのノードにIPアドレスが3つずつ割り振られており、そこに150クライアントがそれぞれ(うまく分散されて)アクセスしていたとします。

 

Image

 

そしてその中の1ノードに問題が発生したとします。するとそのノードが持っていた3つのIPアドレスを利用してアクセスしていた150クライアントが他のノードを利用してIsilonにアクセスする必要が出てきます。
その際に問題が発生したノードを含むそれぞれのノードが(N-1)のIPアドレス(今回の例だと4-1で3つのIPアドレス)を持っているので、このIPの数が問題が発生していない残りのノード数N-1と同じとなり、均等にIPアドレスを割り振ることが可能となります。

 

Image


そのために残りのノードを利用してまた綺麗な負荷分散が可能になります。このように1ノードがダウンした際にも綺麗な負荷分散が必要であるというような環境では、ドキュメントで推奨されているN*(N-1)のIPアドレスを準備する必要が出てきます。

 

もしもこのシナリオではなく、(最低限必要である)各ノードに1つしかIPアドレスが振られていない場合に1ノードに問題が発生すると、以下の図にあるように残ったノードの中の一つだけが負荷を背負うこととなり、綺麗な負荷分散を行うことが出来なくなります。とはいえ、これでも問題がないと判断ができればこのような構成でも構いません。

 

Image


これがN[ノード数]×(N-1)[1ノードに問題が発生した時の残りのノード数]のIPアドレスがドキュメント内で推奨されている理由です。

 

では、これが例で挙げて頂いた10ノードクラスターの場合どうなるかというと、ノード1台に問題が発生した時に残りの9ノードに均等に負荷分散したければ10×9の90 IPアドレスが必要となりますが、「いや、5ノードくらいで分散して1ノード分の増えた負荷をさばければいいだろう」と判断できれば、10×5で50 IPアドレス。「3台でいいだろう」というのであれば、10×3で30 IPアドレス。「最低限のIPアドレスしか割り振らない」というのであれば10 IPアドレスというような判断になります。

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Re: 【Isilon】SmartConnect Dynamicポリシー時に必要なIP数の推奨について

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keis3456さん

 

N*(N-1)が推奨になるかどうかは、ユーザの想定利用状況から考えられる設計思想によります。


実際のところ4ノードで12 IPアドレスというのは現実的ですが、10ノードで90というのはあまり現実的ではないように感じます。参照して頂いたドキュメントのP.30にも以下のように記載されていますし(sheer numberは「かなり多くの」という意味です)。

 

In the previous examples, N*(N-1) is used to calculate the number of IP addresses, where N is the number of nodes that will participate in the pool. For larger clusters, this formula may not be feasible due to the sheer number of IP addresses

 

では、ドキュメントの中の例で記載されているN*(N-1)のIPアドレスが推奨されるのはどのような環境であるのかというと、例えば以下のように4ノードからなるクラスタがあり、それぞれのノードにIPアドレスが3つずつ割り振られており、そこに150クライアントがそれぞれ(うまく分散されて)アクセスしていたとします。

 

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そしてその中の1ノードに問題が発生したとします。するとそのノードが持っていた3つのIPアドレスを利用してアクセスしていた150クライアントが他のノードを利用してIsilonにアクセスする必要が出てきます。
その際に問題が発生したノードを含むそれぞれのノードが(N-1)のIPアドレス(今回の例だと4-1で3つのIPアドレス)を持っているので、このIPの数が問題が発生していない残りのノード数N-1と同じとなり、均等にIPアドレスを割り振ることが可能となります。

 

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そのために残りのノードを利用してまた綺麗な負荷分散が可能になります。このように1ノードがダウンした際にも綺麗な負荷分散が必要であるというような環境では、ドキュメントで推奨されているN*(N-1)のIPアドレスを準備する必要が出てきます。

 

もしもこのシナリオではなく、(最低限必要である)各ノードに1つしかIPアドレスが振られていない場合に1ノードに問題が発生すると、以下の図にあるように残ったノードの中の一つだけが負荷を背負うこととなり、綺麗な負荷分散を行うことが出来なくなります。とはいえ、これでも問題がないと判断ができればこのような構成でも構いません。

 

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これがN[ノード数]×(N-1)[1ノードに問題が発生した時の残りのノード数]のIPアドレスがドキュメント内で推奨されている理由です。

 

では、これが例で挙げて頂いた10ノードクラスターの場合どうなるかというと、ノード1台に問題が発生した時に残りの9ノードに均等に負荷分散したければ10×9の90 IPアドレスが必要となりますが、「いや、5ノードくらいで分散して1ノード分の増えた負荷をさばければいいだろう」と判断できれば、10×5で50 IPアドレス。「3台でいいだろう」というのであれば、10×3で30 IPアドレス。「最低限のIPアドレスしか割り振らない」というのであれば10 IPアドレスというような判断になります。

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4 Tellurium

Re: 【Isilon】SmartConnect Dynamicポリシー時に必要なIP数の推奨について

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ご丁寧な解説ありがとうございます。

ノード障害時にどの程度負荷分散したいかに依存するということですね。

少々話が変わりますが、まるわかり(8.2)のほうを拝見すると、

(総ノード数-1) x 3 = 用意するダイナミックIP数

という計算式が載っていたので若干マニュアルと異なるところがあるなと思っています。