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[Isilon]SmartPoolを使用している際のファイル書き込み時のNode Pool指定について
IsilonにてF800,A200といったスペックの異なるモデルにて、SmartPoolを使用してファイルを書き込んだ後、
特定の条件に当てはまったファイルを今とは別のNode Poolに移動するような構成をしている場合、
SmartPoolのジョブは毎日22時に動作するため、それまで（ジョブが動作するまで）は、
ランダム（例えばF800のNodePool or A200のNodePoolの領域）にファイルは保存されているという認識です。
これをファイルを書き込む時点でどのNode Poolへ書き込むか指定はできるでしょうか。
※例：ファイル書き込み時点ではスペックの高いF800のNode Poolに書き込まれ、その後、SmartPoolのポリシーによってA200のNode Poolに移動する等。
※Isilonの機能にてフォルダ単位でどのNode Poolに書き込むか指定ができるかと思いますが、これを設定して
しまうと、その後のSmartPoolポリシーの動作がそのフォルダに適用されないのではないかと危惧しており、なにか方法はないか探しております。
ayas
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2020年11月1日 18:00
keis3456さん
→FilePool機能にて可能です。
SMARTPOOLS White paper
File pool policies that dictate placement of data based on its path force data to the correct disk on write directly to that node pool without a SmartPools job running.
詳細はPage 23 参照ください。
→ポリシーは複数設定が可能なので先述資料Page 21Figure 11 にあるようにポリシーの設定によってFileを希望のTierへ動かすことが可能です。
複数設定が可能：同資料Page 41 As the list of file pool policies grows (SmartPools currently supports up to 128 policies)
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2020年11月6日 00:00
keis3456さん
F800とA200、このような組み合わせの場合は、まず最初に書かれたデータはF800側に書き込まれ、しばらく利用がないデータはA200に落ちる、というような階層化運用を想定されているのではないかと思います。
この場合、File Policiesのdefault pool policyを使ってください。
Defaultのポリシーにて、Storage targetとしてF800を指定することで、最初に書かれたファイルは必ずF800に書き込まれるようになります。例えA200側から書き込んだとしてもF800側に書き込まれます。
また、Default policyを変更したら設定を有効にするために”必ず”SmartPoolsのJOBを一度動かしてください。←ここ大事です。
SmartConnectでは常にF800側のインターフェイスが割り当てられるようにIP Poolを作っておくとよいかと思いますが、この辺りは運用と設計次第かなと。もし案件などのご相談でしたら、アカウント担当にご相談頂いてもよいかなって思います。
ご参考になれば。
keis3456
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2020年11月1日 20:00
ayasさん
ありがとうございます。ご提示いただきました資料より、FilePoolポリシーの設定にて、Pathを指定することにより、SmartPoolジョブの実行を待たず、指定したノードプールorTierに直接書き込むことができると理解しました。
としますと、例えば最初にIsilonに書き込まれるデータはどの場合でもF800のようなパフォーマンスの良いストレージ上で書き込まれるように、FilePoolポリシーで指定する場合は、以下のように、
Path 、 includes 、 /ifs
といった感じでポリシー設定すればすべてのデータが指定したFilePoolにいったん書き込まれることになりますでしょうか。
その認識で良い場合、これに続けて2番目のポリシーとして、ある一定期間が過ぎてアクセスされないファイルをパフォーマンスの遅いFilepoolに移動すると設定した場合、ポリシーの優先順位的に1番目のポリシーが
実行されてしまうと2番目のポリシーの実行がされないため、1番目と2番目のポリシーの優先順位を逆にしたほうが良かったりしますでしょうか。
ayas
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2020年11月3日 22:00
keis3456さん
おっしゃる通り一番目のポリシー（Default Policy）が一番強力なので運用時にはその設定をlower protection levelに合わせて設定することがよさそうです。
WP より
Page 21
In practice, default file pool policies are almost always used because they can be very powerful. 中略 Typically, it is set to optimize cost and to avoid using storage pools that are specifically needed for other data. For example, most default policies are at a lower protection level, and use only the least expensive tier of storage.
keis3456
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2020年11月3日 23:00
ありがとうございます。
そうするとポリシーは以下のような優先順位にしたほうが良いと認識しました。
Policy1 : 一定期間アクセスがなかったファイルを性能が低いFilePoolに移動する
Policy2 : Path指定(/ifs)にて、Isilon上に最初に書き込まれたすべてのファイルは性能が高いFilePoolに保存する
DefaultPolicy:それ以外は性能が高いFilePoolに保存する
※上記だとPolicy1に合致しない、新規にIsilon上に書き込まれたファイルはPolicy2が実行されて、性能が高いFilePoolに最初から書き込まれるという認識です。
keis3456
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2020年11月5日 02:00
ayasさん
ちなみになのですが、SmartPoolとSmartConnect両方を使用している場合、
SmartConnectによって、クライアントからCIFS接続する際にアクセスするノードがパフォーマンスの遅いほうのノードのIPが割り振らてしまった場合、SmartPool (FilePoolポリシーのPath指定）が設定されていたとしても、
一旦はパフォーマンスの遅いノード上でデータが書き込まれてしまうのでしょうか。
keis3456
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2020年11月6日 01:00
amanoさん
ご返信ありがとうございます。大変参考となります。
Default PolicyではF800をstorage tagetとしているため、記載いただいたIP poolを考慮したいと思います。