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3.1K メッセージ

2920

2021年4月29日 21:00

Lets GO ! Dell Techonologies World 2021レポート

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いろんなことがオンラインで可能になることを学んだこの一年!
2021年のDell Techonologies Worldも世界中から参加可能です。


開催期間>

US時間:2021/May/5 10:00から

(日本時間:2021/May/6 0:00から)

 

どこ?>オンライン

(参加無料だけど登録必要)


 

英語だし時間も真夜中だしなあ、と思った貴方!

見た!聞いた!見たい!聞きたい!何でもここに書き込んでください!

 

 

 

 

287 メッセージ

2021年5月5日 10:00

APEX って日本ではサービス展開するのでしょうか?

399 メッセージ

2021年5月5日 20:00

はい、日本でもリリース予定です。
時期が見えてきたらアナウンスしますので、ご期待ください。

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4.9K メッセージ

2021年5月7日 03:00

KEYNOTE SESSION: Partnering for the future

最初の16分くらいがライブミュージックでのスタート。

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語りの出だしはパートナーシップ、この時代に協力して働くことの重要性。そしてそれにはテクノロジーの活用によるトランスフォーメーションが必要であるという結論から入ります。

 

そして昨年から言い続けているフォーカスエリア、5G、エッジ、AI/MLなどを「As a Service(XaaS)として」提供していくことが重要であると続きます。

(これはAPEXへの布石でしょう)

 

そしてここからは実際に今起きていることを確認します。コロナの影響で10年かかりそうなことが1年で起きた2020年。リモート教育、リモートワークが急速に普及した背景には、テクノロジーの進歩と関係各位の協力(パートナーシップ)があったと説明されます。

 

また、小売業でも変化が起きているとのこと。具体的には注文をネットで行い、商品の受け取りを店舗で行うというような業態がイギリスでは増えてきているとのこと。これもデジタルとはあまり縁がなかった小売業がテクノロジーを使い変化をしている例だそうです。そしてここでは明言はされていませんが、そのお客様がネットで注文するという部分は実は小売業が他のITベンダーなりと協力するからアジャイルに展開できているという今後のパートナーシップに関する話への布石があるように思えます。

 

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このセクションの結論は、お客様は一人かもしれないが、そのお客様に提供するサービス等は複数のグループが協力してエコシステムを作成し、そのシステムによって提供される。これこそがテクノロジーを活用した優位性であり、今後必要となることである。というようなことでした。

 

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次のセクションでは世界中でデータセンター事業を展開するEQUINIX社の方が登場。ここでの話はストレージに携わってきた人にはなじみのある話です。ITインフラストラクチャーとは競争の源泉になるものでなくてはならない(ITトランスフォーメーション)。そしてそれらを利用して本業の迅速な改良・展開を行うことによりより大きな価値をお客様に提供していく(デジタルトランスフォーメーション)という内容です。

ここでもパートナーシップという言葉が数多く使われるのですが、少し方向性が違うように感じられました。これまでの話では、今まで協力し合っていない会社や団体が協力を始めることにより今まで出来ていなかったことが出来るようになった、もしくはより効率的に行われるようになったという話。つまり水平方向に関するパートナーシップだと思うのですが、このセクションでは以前から協力体制にあるEQUINIX社との垂直方向のパートナーシップ(の強化)という話に思えます。

そう考えると、今後我々は垂直方向に対して引き続きイノベーションを行い、より良いITインフラストラクチャを世の中に提供することに注力しながら、水平方向に対してはコラボレーションによるイノベーションや効率化を促進し、より良い世界をつくっていこうとしている。ということを伝えようとするために、EQUINIX社の話をここで挟んだのかもしれません。

 

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そしてここからが最後のセクションです。参加する2人は両方ともテキサス在住。そしてゲストの方の肩書は「STRATEGIC FUTURIST」。「なんだろこれ?」と思いましたが、どうも将来を見据えるようなビジョナリーな人達から情報を集め、それを元に近いうちに発生しそうなことを、世の中の人々が分かるように形作っていくという仕事のようです。

そしてその時に重要になることとしては、「我々は何を知っているのか」というアプローチではなく「我々はどのように考えるのか」というアプローチをとるということ。

(途中で言い換えてはいますが)例えばピザをドローンで配達するなども、何を知っているのかというピザ屋さんの常識だけで考えたらドローンというような発想は出てくる可能性は低いですが、どのように考えるのかというアプローチであれば、渋滞の影響を受けない上に人手を介さずに配達すると便利であると考えるというような発想が出てくるということを言っているのだと思います。

そして今の時代ではパートナーシップによって今までは出来なかったことが出来るようになるので、発想や夢物語では終わらない時代になってきているということなのでしょう。

 

全体を通して実はAPEXの話題もたくさん出てきています。ただ全てにおいてAPEXがメインになることがないので、これまでのまとめの中にAPEXという言葉がほとんど出てこないのですが、すべて見終わった時に感じたのはAPEXというものはパートナーシップの媒体になる可能性があるのではないかという考えでした。

多くのデル・テクノロジーズのお客様がAPEXを利用することにより自分達の業務におけるデジタルトランスフォーメーションを促進して競争力をつけながら、APEXの中で他の会社や人々とパートナーシップを組みながら新しいものを世の中に提供していく。そんな時代がやってくるのであればAPEXやデル・テクノロジーズはITインフラストラクチャーカンパニーとして世の中に大きく貢献しているといえるでしょう。

 

また、このセッションの中ではB to Bの話ばかりされてきていますが、このコンセプトをB to Cに広めても面白いのではないかと感じました。

 

例えばDellのPCを購入した方はAPEXへとアクセスが出来て、GPUパワーをサブスクリプションとして必要な時に必要なだけ利用することが出来たり、重い処理をさせるときはAPEX内で実行させて、その実行結果だけローカルPCで得るというような個人ハイブリッドクラウドサービスとして提供してみるのも面白そうです。

また、現代は1個人がオープンソースやAPIなどを活用して数十年前では企業以外考えられなかったようなアウトプットを出すことが出来る時代です。APEXをエコシステムとしてとらえるのであれば、一人の個人がAPEX内にいる他の企業と協力をして何かを生み出す、もしくはAPEX内の個人同士が協力をして何かを生み出すというようにAPEXがエコシステム権プラットフォームのような存在になっても面白いなと思いました。

Moderator

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2021年5月7日 03:00


Keynote要約はこちら・・・

  

1日目 :Moving forward—together 


<Section: Moving forward together, with Michael Dell>

未来を一緒に作って行こう。。。というビデオで始まる初日のKEYNOTE SESSION 

 

Michael Dellの登場です。

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2回目となったオンラインでのDell Technologies World。
人間らしさや謙虚さ、そして絶望と創造の一年であり、喪失の中から私たちが何者であるかを学ぶ機会でした。そしてそんな中、数十年に値する進化と開発を達成できたのはDell Technologiesにかかわるすべての人のおかげであるとMichaelは感謝の意を表します。

そして・・・

テクノロジーはすでにIT部門だけのものではなく会社そのもの、ひいては世界を動かす原動力になっていること。Zoomで自宅に居ながらにして世界中を飛び回ること、メールでロケーションを考えずにつながること、
大手製薬会社のワクチン開発においてもそれは証明されていると続けます。

そしてテクノロジーのおかげで場所を選ばず何でもできる時代に、経済とテクノロジーを
うまくつなげたお客様の例としてAmerican ExpressのCEO Stephen J.Squeriの登場です。

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Stephen J.Squeriコメント

2020年は大変な年ではあったけどDellのおかげで僕らの歩みは止まることがなかった。
去年の2月にCIOが『マイケル!PCがすぐ必要だ!』と言ってからDellは僕ら
64000人の従業員をたったの3週間でバーチャルに移動させた。そのおかげで僕らはお客様へのサービスを
変わらず提供することができたし、パンデミック状況下でDellとのつながりは一層深まったと思う。
170年前に荷馬車で始めたビジネスが、AIやDeepLerningなどのテクノロジーを駆使してさらに未来へと
つなげて行くことができているのもDellのサポートのおかげだと思っている。




Dataは素晴らしい・・・しかしそれをどう生かしてビジネス成長のための適切なInformarionに作っていくか、それが大切。

 

ここでMichaelのブラックカードのショット・・・1984年からメンバーなんだって!

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Stephen J.Squeriのコメントを引き継ぎ、『Dataを如何に有効にInformarionとして生かすのか』という点からMichaelの話が続きます。


DX(デジタルトランスフォーメーション)の勢いはDataのリアルタイム解析にまで波及して世界中で、
Edgeへと向かっている。世界のDataの10%がデータセンタ外で作成されていること、そして2025年には
その比率が75%になるであろうことを考えれば企業がEdgeへの設備投資を今後10年で7千億ドルにすると言われても驚くには値しない。Dell TechnologiesもEdgeソリューションをVMwareとともに開発し、我々の持つ素晴らしいコネクションを通じて来るべき5G時代、Data時代に備えていると。


Dell TechnologiesとVMwareでデジタルトランスフォーメーションをより効率的に提供し、インフラを自動化しマルチクラウドを可能にしてAs a  serviceとして提供する。『Dataを如何に有効にInformarionとして生かすのか』だけにお客様の意識は集中するだけでいい。

それがAPEXだ!

そしてこう締めくくります。

テクノロジーはForce For Good ( 善への原動力)であり、世界は無限に広がっている。


<Section: Your digital future is now, with Jeff Clarke>

お次はJeff Clarkeのお話

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最初のシーンはグレートバリアリーフで行われたEdgeデバイスによる海洋Data採取、そして天の川の星の数を数えるために必要な計算能力について…(テクノロジがどれだけ世界で必要とされているかという話)

さてJeffの登場です。

激動の一年で私たちが学んだことは3つだと彼は言います。

「テクノロジは21世紀のインフラそのもの」
加速するデジタルトランスフォーメーション。膨大なData、それを解析して次につなげる原動力となると。

「PCの重要性」
テクノロジーがインフラそのものである中でPCはライフライン。PCなくして世界には出ていけない。

「楽観主義、回復力、度胸が克服の鍵」

これらの力で世界は変わる、そして変わっていくのだと。

そして特に重要になっているEdgeと5Gについて語るのはVMWare のRaguとDellTechnologiesのもう一人のJeff。

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5Gネットワークが社会を前進させる画期的なサービス提供を可能にすること、そしてEdgeですべてが起きているということ、これらを融合させてVMWareとDelltechnologiesはより画期的なサービスを世の中に送り出せる。Dataがどこにあろうとも!

 

<Section: Welcome to APEX, with Allison Dew and Travis Vigil>

そして次に続くのは、そんな変革の激しい時代に対応するために作られたサービス、APEXの話。

Simple
Agile
Control

APEXの3つのキーワードの後に登場するのはAllison Dew。

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まずはAPEXの柱の話から・・・
Simple (煩雑さをなくし)
Agile (柔軟性を持たせ)
Control (お客様の思う通りに・・)


それを実現するために用意されているのはこちらのサービス

APEX Data storage Services
APEX Cloud Service  
APEX Custom solutions 

またEQUINIXとのパートナーシップでデータセンタのロケーションすら選択可能だというAPEX。

それぞれの説明はプロダクトマネージャTravis Vigilが引き継ぎます。

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APEX Data storage Servicesについて(手順はこちら)

①サービスの選択:BlockもしくはFile (将来的にはObject とData Protectionも選択可能)
②パフォーマンスの選択:Tierの選択 
③Capacityの選択 
④サブスクリプションの選択:1年もしくは3年
⑤サイトのロケーション:自前もしくはDellTechnologies選択



ここまでたったの14日で貴方にピッタリの環境が作れる!というわけ。

そしてもちろんコンソール(管理画面)で使用量、予定使用容量、分析結果、コストなどが確認可能。

しかしStorageだけでなくITサービスそのものを場所を選ばずに使いたい時にはどうすればいいか。
それに対応したのがAPEX Cloud Service。Work loadにによってPirvate Could またはHybrid Cloud でコンピュート、ストレージ、ネットワークそっくりそのまま提供するといいます。

そして好きなように欲しいだけのサービスを使いたい場合に用意されているのがAPEX Custom solution。またデータセンタを自前で持ちたくない場合にはEQUINIXが提供する施設も用意。(まさに至れりつくせり)

そしてこれらすべてのサービスがAPEX コンソールで一目瞭然、そして請求書もサポートも一か所からだけ(DellTechnologiesからのみということ)というまったく画期的なインフラサービスがAPEXだと語ります。


APEXは私たちが併せ持つすべての技術とサービスを結集させて提供するサービスなのです。By Allison

 

要約終わり=========

 

*上記セッションリンクはこちら

(ログイン必要になります)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2021年5月7日 04:00

BREAKOUT SESSION: Dell Technologies Cloud Console: Unifying Your Journey

 

APEXは正直理解するのが難しいです。個人的な意見としては、大体複雑なこともきちんと理解することが出来る人が説明するとシンプルになるものであると思っているのですが、APEXは未だにクリアに説明されたことがありません。

おそらくAPEXは未だに進化の途中で不確定な項目がたくさんあり、それが全体像の理解を難しくし、シンプルに説明されることがない原因となっているのではないかなどと考えています。

ということでこのBREAKOUT SESSIONの最初の方の、APEX Consoleを利用するとシンプルにかつアジャイルにサービスが展開・利用できるというような説明部分は飛ばし、まず「どんなものなの?」という部分にフォーカスしようと思います。

そう。デモの部分の切り取りです。


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これがログインした時のAPEX Consoleの画面です。結構シンプル。

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そしてまずAPEX Consoleを利用するユーザを作成し、必要な権限(Roles)を与えます。

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そしてメインのサービスカタログ。ここから利用したいサービスを選択していくわけですね。表示されているカタログ名として「APEX Hybrid Cloud」「APEX Private Cloud」「APEX Data Storage Services」「APEX Data Protection Services」なんかが見えます。

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このデモの中ではまず「APEX Hybrid Cloud」を選択しています。そして必要なもの(Outcome)ベースで設計が出来るということで、いくつかの選択肢をクリックすることによって、あっさりと環境構築の準備が完了。

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しかしながら環境構築はすぐに実施されることはなく、Draft Orderというセクションにリストされます。要するに誰かが作成した構成(Draft order)を承認してくれないと実際には環境構築されないということです。

この承認処理のところでDevOpsのDev側とOps側が分かれるのかもしれないですね。

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そしてすでに展開されて動作しているもののリストも見ることが出来ます。ここにリストされているものをクリックすることで、該当項目の構成情報などを確認することが出来ます。

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今回はブロックストレージのサブスクリプションに飛びます(サービスカタログにあった「APEX Data Storage Services」のことでしょうかね)。

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そしてManage Volumesセクションに入り、[Create Volume]というボタンをクリックしてあっさりと新たなブロックストレージVolume(LUN相当?)の作成が完了します。
(この際の承認作業は不要?)

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次は管理系の話です。MetricsのセクションでHealth Metricsという項目を見ることによって、問題発生の有無、発生していた場合には何が起きているのかなどが分かるようになっています。

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そして最後は重要なお金の話。今サブスクリプションにどれくらいの費用がかかっているのかも数クリックで見ることが出来ます。

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APEX Consoleはこれからもまだまだ進化していくとのこと。とりあえずはデモを見てなんとなくイメージがつかめたような気がしたBREAKOUT SESSIONでした。

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2021年5月7日 04:00

BREAKOUT SESSION: All Aboard the PowerStore Train

2020年に鳴り物入りで登場したPowerStore。色々な試みがなされているストレージでありますが、「この機能はComing Soon」系の「PowerStoreさんかい?早い、早いよ!」(カイ・シデン風)という、個人的には昔のEMCを思い出させるストレージでもありました。

それが登場からしばらくたち、順調に進化してきるようです。最初の方では「早く」「パワフルに」なったというようなありがちな説明がなされていたのですが、やはり面白いと思うのはこのAppsOnの部分。

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クラスタをまたいで自由にPowerStore上にVMやコンテナとして展開したアプリケーションを移動することが出来るようになり、さらにPowerStoreはクラスタ内でスケールアウトしているために、クラスタ内に含まれるPowerStoreが増えるとキャパシティだけではなく、処理パワーも上がっていくらしい。

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そして具体的にはIoTデバイスのデータストレージとなってNo SQLを動かしたり、発売当初からPowerStoreと親和性が高いと言っているKubernetesを活用してログデータなどの大量のデータを管理し、それらをビッグデータとして活用してビジネスに活かしていくなどの将来図が描かれます。

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一番右にあるVxRailとの関係はストレージとして同じクラスタに入れてスケールアウト出来るということなのか、単にVMwareのサーバとして一つのvSphere環境で管理ができるというだけなのかよくわからなかったので、今後も動向を追っていこうと思います。

また、それに加えてこのAppsOnがどれ位ユーザからみて簡単に利用/展開が出来るのか、マーケットプレイスのようにポチポチクリックするだけでいいのかなどにも注目していきたいと考えています。

世界中で言われていることで、特に日本で顕著になっていると言われている事象として、会社としては新たなテクノロジーを積極的に活用したいが、それを扱う技術者、ヒューマンスキルに不安があるということがありますが、PowerStoreがこの問題を解決する架け橋になってくれると、日本のビジネスにおける国際競争力の強化にもつながるのではないかなどと期待してしまいますねぇ。

Moderator

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2021年5月11日 02:00

ENTERTAINMENT Moving forward with optimism, a Women in Tech session

ENTERTAINMENTとカテゴリ分けされているけれど今の私達に勇気をくれそうなセッションです。

様々な肩書を持つAmy Purdyのお話(パラリンピックメダリスト、モデル、女優、執筆者、そして団体責任者など)

 

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Amyはラスベガスの生まれ、子供のころから自由に生きたい、と思う独立心旺盛な女の子。
19歳でマッサージ療法士として働く傍ら大好きなスノーボードも楽しむ、という明るく未来が開けた毎日を
送っていました。しかしある日突然、髄膜炎菌を罹病。その結果両足を切断しなければならなくなります。

なくなってしまった自分の膝から下、そして義足を目にした彼女。

そんなの私の足じゃない!
こんなの私の人生じゃない!
どうやったら世界中をみてまわればいいの?
どうやってスノーボードやれっていうの?


 

身体的にも精神的にもBroken(破壊)された状態だったAmy。

このとき私はこの喪失が実は最大の資産になることにはまだ気が付いていませんでした…

しかしここで負けるAmyではありませんでした。

 

新しいAmyを受け入れる方法、まったく自分の力が及ばない中で何ができるのか。

「私の人生が物語なら、作者の私はどんなストーリーにするのか」

この問いかけが私を子供のころにしていたような夢見る少女に引き戻してくれたのでした。
そしてスノーボードで感じた風をまさにその時感じたのです。

私という物語の新しい章が始まりました。

 

限界や障害に対して何ができるか、立ち止まるのかそれとも回避するために想像力を使うか、彼女は想像力を選択しました。そしてスミソニアン博物館にも展示されているという新しいスノーボードもできる義足を作り、

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Adaptive Action Sports (体の不自由な若者達のスノボーとかスケボーの類であるAction Sportsを支援するNGO団体)までをも設立しました。(DellがIT機器を提供)

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そしてそれまでパラリンピックの種目には入っていなかったスノーボードを2014年に公式種目にする
ことにも成功しました。そして自身もパラリンピックでメダル獲得!

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Amyは言います。

足を失っていなかったらここまでできなかった。苦難がチャンスを作ってくれた。

どんなにつらい状況でも空想することを忘れてはいけない。
きっとそれが目標になり、目標があれば人は道はを開ける!逆境を味方につけて。

今のパンデミック状況下に負けるか、それともそれに立ち向かって今までよりも強くなるのか。
本当の意味での強さはとはありのままを受け入れてそこから如何に前に進むことができるかどうか。

 

そんなAmyの人生の中でも特に大変だったのはこちら・・・・

テレビ番組 Dansing with starsから。
Quick Step を ランニング用の義足でこんなに軽やかに!

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そして彼女はこう締めくくります。

次に何があるのかわからないのだからあきらめてはいけない!

チャンスは苦難の中に隠れているし、苦難はチャンスの中に隠れているのだから。

「貴方の物語、どうかきますか?」

 

~コロナ禍で世界中が困っている中、Amyの言葉は元気をくれるなあとAyasは感じました~

 

Moderator

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2021年5月14日 01:00

GURU SESSION Rethinking business as usual 

今回もITとはちょっと離れた話ですがペンシルベニア大学ウォートン校史上最年少の終身教授、組織心理学者であるAdam Grantのお話。ビジネスにおいてだけではなく人生に置き換えてもすんなり収まりそうな話です。

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話を聞くのはChief Human Resource OfficerのJennifer Saavedra。ジョギング中に彼のAudioBookを聞いていたけれど、ついに本まで買ったそう。

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まずAdamの言う自信に満ちた謙虚さや好奇心、そして再考ができる能力について・・・

『世界中で成功を収めている会社のリーダーたちは考える能力はピカ一だけどその考えに胡坐をかいてしまって再考することにはあまり長けてない』大きく変化する時代の中で如何に「心の中にある化石」を取り払って自分自身をアップデートできるか。

そういう人をどうやって見つけるのか?とJenn。

面接ででその人が分からない、知らない領域について質問したり、間違った回答をさせる、困らせて対処の方法を見る、という方法があるというAdmin結局「再考できる人」、というのは自分の弱さを認める力、それを次につなげる力というのです。


正しい答えを期待するのではなく、失敗からの対処する姿を見るといい

 

中にはいつでも正しい答え、ってのが分からなかったり、自分を信じれない人もいるけど・・・・とJenn


そう、いつでも自信が無くて困ってる人もいる、そういう自信のなさ、自分に対する猜疑心っていうのは
時としていい方向に向くこともある。自分の技術力に自信のない医者のほうが患者の言っていることや様子をよく見てたりするように。

 

疑いがあるということはある意味改善点を求めて考える、そして学ぶ力にもなるとAdamは語ります。

 

ちょっと自信がないほうが自信満々よりもいい

 


そして話はchallenge Networkへ。

Adamの言うchallenge Networkとは・・・

厳しい愛情で本当のことを言い、貴方を導く人達のこと
時には嫌な贈り物(苦言)をくれる人達

そういった人達のおかげで今の自分に対して再考することができるようになると。

 

そしてRethinkの次はMoving Forward・・・ここでのポイントは?

Adam はまだその答えが見つけられていない、著書の中でもまだちゃんと答えられていないといいます。しかし少なくともこれだけは言える。


戦略(やり方)が間違っていると感じたらすぐに対応する!しかし
根っこにあるビジョンや価値に関しては時間をかけて考えるべき。


再考(Rethink)はかなり苦痛な作業。彼の言葉でいえば「プライドの崩壊」。でも訓練すればうまくできるようになる!(間違いにすぐ気が付けばすぐに正しいことができるようになる)そうです。

 

最後に…・


Rethinkできるようになるための3つのポイント・・・

*科学者のように考えること。(自分の考えや勘に対して疑問を持ち続けて実験したり証明していくこと)
*Challenge Networkを持つこと。(苦言をくれる正直な人を持つこと)
*考える時間を作ること。

 

Rethinkって確かに現状維持しようとするとすぐ忘れちゃうから気をつけないとなと思ったAyasでした。

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2021年5月20日 22:00

デル・テクノロジーズのPowerStoreエバンジェリストと、FACTIONという会社のCTOの対談。

話の最初は

「クラウドはいいんだけど、なんか複数クラウドを使うとそれが縦割り構造となって、連携させるのが難しくない?かといって一つのクラウドにロックインされるのも嫌だし。」

というところから入ります。
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そして

「とはいえロックインされないこと以外にそもそも複数クラウドにどんなメリットがあるんだっけ?」

という質問が次に来ます。

その答えは

「AWS、GCP、Azureなんかが有名どころで似たようなサービスを提供しているのだけど、やはりそれぞれ微妙な強み弱みがあるから。」

ということらしいです。一例として挙げていたのが、ある画像や動画を認識させるAIのサービスでも物体認識が得意なものと、センチメント分析(映っている人の感情を読み取る)が得意なものなど様々あるとのこと。

「なるほど。複数クラウドの利用はうまく連携させて行けたら便利そうだね」というコンセンサスが得られたところで、次にその複数クラウドの中にブロックストレージの機能って組み込めないかね?ということに話題が移ります。

そしてその話題の結論は・・・
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「複雑すぎるしコストもむちゃくちゃかかるしスケーラビリティがなさそうだしそもそもパフォーマンスも遅そうなので無理!」

でした。

まぁ現時点での話だとは思いますが、これはこれで事実として受け止めましょう。

なので今適切と思われる構成は

bs2.pngオンプレミスのプライマリーストレージと複数クラウドを連携させること!

らしい。

なんだかストレージ売りっぽい話になってきました(個人的にはこういう話は大好きです)。

「それでこの構成だと具体的に一体どういったメリットを享受できるのさ?」という疑問への最初の回答は、オンプレミスのストレージが持っているレプリケーションの機能をつかって、データを簡単にクラウドに持っていくことが出来る(Disaster Recoveryの環境を構築することが出来る)というものでした。まぁ分かりやすい例ですが正直それほど面白くもないです(すいません)。
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ちなみに本題とは関係ないのですが、ここでFACTIONのCTOが「オンプレミスへの投資、例えばPowerScaleとか」と言った後に、「あ、しまった」というような顔をして「PowerStoreとか」と言い換えたのが面白かったです(忖度か!)。
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そして次にストレージと複数クラウドの連携における基本的な使い方として、メインデータはオンプレミスのストレージに保存しておいて、そのデータを利用してクラウドのサービスを使う。また、必要に応じて仮想マシンをオンプレからクラウドに持って行って処理させたり、データのバックアップ先やアーカイブ先としてクラウドを使うとかいう使い方が提案されます。

この考え方はセキュリティを気にする企業に合いそうだなと思います。自社のデータはオンプレに保存しておいて、そのデータの処理・活用だけクラウドの「サービス」を使うということなので。

とはいえ、まだ何となくイメージがパッとしないなと思っていたら、具体的な例が出てきました。
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これは遺伝子分析プロジェクトの例なのですが、大量の遺伝子データをオンプレミスに保存しながら、そのデータを利用した分析・解析処理を、数百枚ものGPUを搭載したスーパーコンピューターとAWS、GCP、Azureの3大クラウドを連携させて行っているそうです。そしてその処理結果はまたオンプレのストレージに保存されるという流れ。

クラウドを使うことによって、オンデマンドでスポットインスタンスが使えるために、拡張したい時に必要な分だけ拡張することが出来る上に、3つのクラウド間でロードバランスのようなことも出来るのでコスト的にもメリットがあるらしい。

ちょっと自分はこのスポットインスタンスの意味をちゃんと理解できていないので、そのスポットインスタンスの増減をクラウド間で調節できる(ロードバランス的な動き)がよくわからなかったのですが、まぁ(なんとなく)非常に便利そう。

また、その3つのクラウド間の調整を行うためにMulti-cloud cluster managerというものを利用しているらしいのですが、これについても理解が追い付いていないので今後きちんと意識して理解しなくちゃなと思いました。

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そして最後にPowerScaleのメリットが語られます。

デジタルトランスフォーメーションにはもちろんデータとそれを活用するアプリケーションが必要なのですが、データへのアクセスにはCIFS、NFS、HDFS、S3などの様々な方法(プロトコル)が利用されているのが現状です。

だからといってそれらのプロトコルにそれぞれ対応させてアプリケーションをつくろうとするとそれはそれぞれのプロトコルの得手不得手もありますし、アプリケーション開発者の得手不得手もあるので非効率です。

ただ、もしもそのデータがPowerScaleに入っていたら?

そうです。マルチプロトコル対応しているので同じデータに対して異なるプロトコルでアクセスをすることが出来るために、どのようなアプリケーションにも対応が出来ます!

この恩恵はかなり大きいはずです。今の時代はイノベーションはクラウドで起きることが非常に多いのですが、そこで使われているプロトコルは統一されていません。画期的なサービスがクラウドで提供され始めても、自社のデータはプロトコルの問題でそのサービスを利用できないということもありえます。しかしながら、PowerScaleを利用してそこにデータを保存しておけば、そういった問題に面することは無くなるのです。

これは以前ビッグデータが流行った頃にIsilonで言われていた恩恵と全く変わりはないのですが、時代が進み、コンピュートや分析機能を含むアプリケーションの部分がクラウド側で準備され、お金さえ払えば簡単に利用できるようになってきたので、以前と比べてこの恩恵をものすごく身近に感じることが出来るようになりました。

 

というように、最近はあまり見ないかなりストレージ色が強いBreakoutセッションでしたが、今後のPowerScaleを含めたオンプレストレージの発展に期待が持てる面白いセッションでした。

Moderator

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2021年5月21日 00:00

GURU SESSION Shaping the data driven world

お次のGuruセッションはAI業界を中心に活躍する起業家兼投資家、またThe Commons Project(TCP*)のExecutive ChairmanでもあるJennifer Zhu ScottとCTOであるJohn Roeseの対談です。

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*米ロックフェラー財団の支援を受けて設立された非営利組織、ウィズ・コロナ時代の人の移動を見据え、
各国への入国時に感染の有無を示す世界共通の電子証明書「コモンパス」を発行する試みを世界規模で推進中

 

まずはこのセッションのスポンサーであるIntelCTO Guido Appenzeller の登場。

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30年の歴史を持つintel とDellの協力関係はCloud 時代の到来で更なる段階に向かっています。
Dataを作る仕事が僕らIntelの専門分野であるならば、そのDataを使ってどのようにビジネスへ生かしていくのか、そして次世代へつなげていくのか?そこらへんはお二人さんに語ってもらうしかなさそう!

 

発展途上にあるData EcosystemでのData活用への考え方って? 

Jenniferのポイントはこちら。

*Dataの品質 (正しい情報がないと正しい考察はできない)
*Dataのタイミング(適切なタイミングで適切なDataを集めることはできない)
*Dataの仮定、推測 (ある程度の推測、仮定を立てないとDataは採取できない)

そして膨大に膨れ上がるDataを適切に扱うために必要なインフラはそれまでのインフラでは事足りない、じゃ
新しいインフラ、Data時代に合ったインフラって何だろう


というJohnの問いかけにJenniferが反対に聞き返します。

DellTechnologies はどうなの?

(確かにインフラはDell Technologiesの十八番)ここでちょっとEgeをはじめData Ecosystemを形成するために欠かせない、ストレージ、コンピュートをも網羅するAPEX! という宣伝が入るのですが、確かにIncredibly Automated and Agile ( 信じられないほど自動化され、機敏)なことができないとこのData 洪水の時代には対応できない、というのは事実。


そして話はData時代到来で気を付けないといけない話題へ。(ここら辺からJenniferがTEDで語っている話に近くなります)

Data セキュリティもData Ecosystem で網羅するべきである

Dell Technologiesではハードウェアやコード自体にセキュリティを組み込んできましたがこれからはData Ecosystem 全体でそれを実現する必要があるというJohn。

それに加えてDataの安全性は技術的な点からだけではなく会社としてのDataへの考え方も重要だというJennifer.

個人が作り出すDataへの適正な価値を見出すべき

(彼女のTED Talkは貴方が作り出すDataは無料ではない!という話でした)

プライバシーについてもしかり。プライバシーへの概念は人によって、状況によって、またそれ開示する対象によっても変わってくる、だからこそ社会全体が信頼関係を築きあげていくことが必要とJenniferは続けます。

 

平等なデジタル未来・・・人々が作り出すDataに対して正しく価値を認識すること。

そしてその未来はInfinite Possibilities(無限の可能性)を秘めているというJenniferとJohn 。

レモネードをレモンなしで作れる可能性をこのData時代は与えてくれるというJennifer 。
社会をテクノロジーの力で進ませることができるというJohn。 

二人ともTechonology Optimist(技術に対して希望を持つ人)のようです。

 

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