PMAX：Service Levels for PowerMaxOS

M_3さん

詳しい資料としてはすでにご覧になっているWPがいいかと思います。

ホワイトペーパー

またこちらも参考になります。

プロダクトガイド

上記資料を基に以下お知らせします。

　－内部のアーキテクトとして、どのように制御しているのか

→Service Level の設定をすることによりPowerMaxOSが設定されている値に近づける形でIO処理を行います。

参考スレッド：

Ask-The-Expert-エキスパートに聞こう-PowerMaxここが凄い　

機械学習において過剰適合（過学習）の可能性はあります。しかしながら、PowerMaxでは、IOのレスポンスタイムがService Levelに事前に設定されている値と大きくかけ離れると、アラートが発生します。 現時点のService Level機能では、60秒ごとにIOパフォーマンスを検証しますので、おそらく同様なレベルかと思います。

－Service Level が有効に動作していることを確認するには、どのような手法があるのか

→Unispere for PowerMaxのService Level Demand Reportsにて確認ができるのではないでしょうか。

Uni For PowerMAXマニュアル　Page 94

　－ドキュメントによって、許容される上限値の値が、ターゲットの5倍だったり、10倍だったりするのは、OSの違いによるものなのか

→おっしゃっているのは

プロダクトガイド（November 2019発行）Page 74 にある以下のコメントと

The maximum delay thatPowerMaxOS can apply to the response time of an SG is approximately 10 times the service level'starget response time.

Service Levels for PowerMaxOS white paper （September 2019 発行）Page 7 にある

The maximum delaythat PowerMaxOS can apply to the response time of a storage group is approximately fivetimes the target response timeof the service level.　

のことでしょうか。発行日が新しいプロダクトガイドのほうが情報がアップデートされているのだと思うのでこちらを参考にしていいと思います。

また追加でいただいた以下の点はこちらになります。

VMware環境の場合、設定単位は仮想マシン単位でしょうか、それとも、ESX 単位（HBA）になりますでしょうか。

→Storage Group単位なので仮想マシン単位でも、HBA単位でもありません。

The available service levels are defined in PowerMaxOS and can be applied at the creation of a storage group or can be modified to an existing storage group at any time.　（WPPage5参照）