ストレージ コミュニティ

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アルゲンティウム

PowerStore Volume作成の考え方とベストプラクティス

・Volumeを作成すると、Affinity Nodeが決定されると思いますが、そのNodeは負荷状況などを見て、自動決定されますか?

・Volumeを1つで構成してしまうと、片方Nodeにのみ負荷が偏ると思います。これを2つのVolumeにしておけば、偏りなく負荷がかかると思うのですが、性能や運用上でのリスクはあるそうでしょうか。

・Volumeが多いと少ないとでは、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

・最低限でもVolume作成時の注意点、ベストプラクティスはございますか。もちろん、性能と管理面がトレードオフにはなるとは思いますし、設計次第ということは理解しているのですが、例えば、ESXi*3台/合計30VM/実効50TB/DDR2倍/性能そこまで高くないとした場合、Volume数は最低X個 or X~Y個が目安などあれば教えてください。

解決策 (1)

受理された解決策
アルゲンティウム

今回は以下の資料をベースに回答をさせて頂きました。

1. Node Affinityは、PowerStoreが自動的に選定して負荷の偏りが無いように構成します。

YamatoSakai_0-1638491174246.png

(日本語名ではノード親和性、Dell EMC PowerStore:ベストプラクティスガイドより)

2. ボリュームを増やす事でのデメリットは特別思い当たる点は無いですね。強いてあげれば構成作業が増えるという点でしょうか。

3. ボリュームが少ない場合は、管理対象が少ないため、設定構成作業が少なくて済む。(ストレージ側、ホスト側)
一方で、単一のボリュームのサイズ上限(VMFSの場合は64TB)以上拡張が出来ない。またはストレージ固有の機能(レプリケーション等)を使用する場合、単一Volume内の全仮想マシンがその対象となるため、機能使用範囲が制御できない。

ボリュームが多い場合は、上記とは対極であると言えるでしょう。また、VMFS1つ上でパワーオンが出来る仮想マシン数などの上限がありますので、この点で言っても数が多い方が拡張性が高くなります。

4. ボリューム構成時の具体的なベストプラクティスですが、PowerStoreのガイド内の表現は以下の通りであり、若干具体性に欠けます。基本的には単一のVMFSよりは複数のVMFSに分散をする方がIO詰まりが無くなるというのがよく知られている構成の1つではあります。

YamatoSakai_1-1638491293437.png

 

一方で同じ内容をDell EMC UnityやSC Storageで見たときには、1つのVMFS当たり15から25の仮想マシンを持たせることが理想的だという記載はこちらにあります。

Dell EMC Unity: VMware vSphere Best Practices

YamatoSakai_0-1638492443419.png

 

Dell EMC SC Series: Best Practices with VMware vSphere

YamatoSakai_3-1638492355291.png

こちらの数の表記については、VMwareの外部公開ドキュメントにも記載があった記憶なのですが、リンクを確認できませんでした。見つけ次第追記をさせて頂きます。

 

 

 

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コミュニティ 受理解決策
返答(返信) (2)
アルゲンティウム

今回は以下の資料をベースに回答をさせて頂きました。

1. Node Affinityは、PowerStoreが自動的に選定して負荷の偏りが無いように構成します。

YamatoSakai_0-1638491174246.png

(日本語名ではノード親和性、Dell EMC PowerStore:ベストプラクティスガイドより)

2. ボリュームを増やす事でのデメリットは特別思い当たる点は無いですね。強いてあげれば構成作業が増えるという点でしょうか。

3. ボリュームが少ない場合は、管理対象が少ないため、設定構成作業が少なくて済む。(ストレージ側、ホスト側)
一方で、単一のボリュームのサイズ上限(VMFSの場合は64TB)以上拡張が出来ない。またはストレージ固有の機能(レプリケーション等)を使用する場合、単一Volume内の全仮想マシンがその対象となるため、機能使用範囲が制御できない。

ボリュームが多い場合は、上記とは対極であると言えるでしょう。また、VMFS1つ上でパワーオンが出来る仮想マシン数などの上限がありますので、この点で言っても数が多い方が拡張性が高くなります。

4. ボリューム構成時の具体的なベストプラクティスですが、PowerStoreのガイド内の表現は以下の通りであり、若干具体性に欠けます。基本的には単一のVMFSよりは複数のVMFSに分散をする方がIO詰まりが無くなるというのがよく知られている構成の1つではあります。

YamatoSakai_1-1638491293437.png

 

一方で同じ内容をDell EMC UnityやSC Storageで見たときには、1つのVMFS当たり15から25の仮想マシンを持たせることが理想的だという記載はこちらにあります。

Dell EMC Unity: VMware vSphere Best Practices

YamatoSakai_0-1638492443419.png

 

Dell EMC SC Series: Best Practices with VMware vSphere

YamatoSakai_3-1638492355291.png

こちらの数の表記については、VMwareの外部公開ドキュメントにも記載があった記憶なのですが、リンクを確認できませんでした。見つけ次第追記をさせて頂きます。

 

 

 

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アルゲンティウム

補足です。こちらの資料はVMwareの公式トレーニング"VMware vSphere: Design"というコース内の一部記述です。以前はWeb上のドキュメントに掲載があった記憶なのですが現在はどこにも見つかりません。

こちらはvSphere 7対応のDesingコース内の記述ですが、やはり1つのVMFSに対して一定数の仮想マシンを含めるというのがパフォーマンスを最適に得るための方法です。当社製品ドキュメント(特にUnityとSC)では若干異なる数字となってはいますが、製品を超えてこの考え方は一般的な物であるという裏付けとなります。

YamatoSakai_0-1638493212416.png

VMwareの側面から見ても、PowerStoreの側面から見ても、単一ボリュームでの運用よりは複数ボリュームでの運用の方が、拡張性、パフォーマンスの面で良いと言えます。

上記の内容が少しでも @ssm1010 さんのPowerStore運用の役に立てば幸いです。

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