SRSの設定方法のマニュアル及び確認方法、SAEへの登録について

①正式なマニュアル（手順書）はご用意ありますでしょうか？（デプロイ～セットアップまで）

　※一部はSolveOnlineにありましたが、公開されたマニュアルを確認したく。

SAE4.xについて回答します。

Solve意外ですと、サポートサイトからダウンロードできるものがございます。

https://www.dell.com/support/home/us/en/04/product-support/product/supportassist-enterprise-v4.0/docs

②SRS設定後に疎通確認（監視対象として見えているか）をしたい場合は保守窓口への連絡で問題ないでしょうか？

SAE4.xは、内部的にはSRS Docker Editionと旧SAEのDocker Editionが共存しているような形になります。

GUIはSAE DEですが、旧EMC製品の扱いはこれまでのSRS3.xと大きく変わることはありませんので、自動通報のテストコールやRemoteログインの確認は従来通り旧EMCのサポートに連絡すれば問題ありません。

旧EMC製品の確認については、旧EMCコールセンターに、

旧Dell製品の確認については、旧Dellコールセンターに問い合わせるほうが効率が良いです。

③お客様環境にSAEが既にある場合は旧EMC製品（SAE対応製品）もそちらに登録してもらうことでSRS登録と同等となる理解でよろしいでしょうか？

 

SAE2.x をお使いの場合は、SRSの機能はありませんので旧EMC製品をSAE2.xに登録することはできません。

SAE4.xをすでに使っている場合は、旧EMC製品も管理可能です。サポート対象の旧EMC製品や必要となるポート要件などについてはサポートサイトのドキュメントから確認できます。

また、DataDomainやVxRailのようにPowerEdgeを含む旧EMC製品の扱いについてですが、基本的にはSRS側にEMC製品として登録するのが正です。つまりPowerEdgeとしてSAE側に登録するのではなく、旧EMC製品としてSAEに登録するほうがよいです。

旧EMC製品は製品設計の段階から旧SAEでの実装が考慮されてないためです。。旧SAE経由での自動通報と、旧SRS経由での自動通報は仕組みが異なりますし、また、旧SAEは旧SRSと異なりRemtoeアクセスの仕組みがありません。

仮に、VxRailを旧SAE側にPowerEdgeとして登録した場合以下の懸念が考えられます。

・きちんと動作しない。

・自動通報と製品設計に不整合が生じる

・テクニカルサポートがリモートログインできず、SRSのメリットを受けられない。

・CCAFの提出が必要となる（サポートされるRemote接続要件ではないため）

・自動通報SRが正しく処理されない。（VxRailとして受付されるべきところがPowerEdgeとして処理されてしまう）

・保守情報が正しくない（旧EMC側の保守情報が正となるため）

なお、あくまで個人的な意見ではありますが、現状では、避けられない事情がない限りは、旧EMC製品はSRS3.xで管理するほうを推奨します。