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この投稿は5年以上前のものです
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VNX Datamoverのネットワークデバイスのフロー制御について
DatamoverのDeviceのフロー制御設定ですが、デフォルト無効になっているかと思います。
DMのキャッシュや、SPのキャッシュなど機器としてのキャッシュ等もあるためフロー制御はいらないのかな
とも思うのですが、送信、受信を有効にした方が良い、もしくは悪い等の事例や参考情報などありますでしょうか。
お客様先で既存で導入されているVNXシステムで、有効に変更されている機器がありましたので、ベストプラク
ティスに従って構成したいと情報を探しています。
ayas
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2013年6月11日 02:00
まずKatamariさんのおっしゃる通り、Deviceのフロー制御設定はデフォルトではNone(無効)になっています。
マニュアルにもそう書いてありますがサポート専用のドキュメントには以下の一文を見つけました。
on dirty networks consider enabling flow control for rxflowctrl and txflowctl
これからすると、ネットワークで問題がある場合はEnableにしてもいいよ、という
ことのようです。Enableに設定する場合、、Data Mover側と経路上のスイッチやクライアント、
つまりEnd to Endで設定をEnableにする必要があります。
This mechanism requires 'flow control' for both sides to communicate properly
サポートにも相談してみましたが、場合によってはEnableもオプションである、とのコメントでした。
実際パフォーマンス問題の障害対応時にネットワーク機器すべてのポートでFlowControl設定をEnableに
することを提案したこともあるといいます。しかし、こういった話はEMC機器以外の話(ネットワーク構成、管理者の裁量)
になることが多いからか、私が知る限りでは実例情報は見つけられませんでした。
どなたか運用実績等の情報があれば教えていただけると嬉しいです。
なおDMにはもちろんCacheはありますが、NASとしての機能に影響する部分ではないので設定等に特別の考慮は必要ありません。
またSPのCacheはパフォーマンスに関係があるので設定に関しては一考の余地ありだと思います。以下のドキュメントはほんの一例ですが。。。
https://support.emc.com/docu35535_White-Paper:-EMC-Unified-Storage-System-Fundamentals-for-Performance-and-Availability.pdf
katamari
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2013年6月11日 04:00
色々と探していただきありがとうございます。
>on dirty networks consider enabling flow control for rxflowctrl and txflowctl
上記のような記載は非常に参考になります!
負荷が高くネットワークが輻輳してしまうような環境、また輻輳しないようにEnd to Endで
ネットワーク担当者が設定されている可能性が確かにありそうですね。
だとしますと、一般的に、ご使用されている環境では基本的にはデフォルト無効で良さそうですね。
わかるようであればなぜ有効にされているかを確認してみたいと思います。もし確認できましたら、
フィードバック致します。
katamari
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2013年6月17日 23:00
聞いてみたのですが、特に明確な理由はわかりませんでした。。。
利用されている環境も稀にあるということでVNXでも有効/無効の設定が
できると理解しておけばよいかなと思います。