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VNXe3150レプリケーションの動作に関して
VNXe3150のレプリケーションに関しての質問です。
RPOの設定時間時間内に前回のレプリケーションの同期が終わっていない時の動きを教えて下さい。
例えば、RPOを1時間に設定していて、前回の同期が1時間で終了しなかった時にどうのような動きになるかということです。
①前の処理が終了していない場合、タスクはキャンセルされて、次の同期まで待つのか?
12:00にレプリケーションを開始して、13:15に12:00の開始のタスクが終了した時、次の同期は14:00に行われる。
②前の処理の同期完了を待って、そこから4時間経過時に再度同期を開始するのか?
12:00にレプリケーションを開始して、13:15に12:00開始のタスクが終了した時、13:15から13:00開始予定だったタスクが開始される。
上記2つのどちらかの動きをすると思うのですが...
<<VNXスナップショット使用時のLUN性能の考え方について>>
こちらを見る限りですと、タスクはキューとして待機させられ、前回の同期が終了次第新しくレプリケーション用のスナップショット(チェックポイント)を取得して同期を開始するような動き(②の動き)だと認識しているのですが、この認識は正しいでしょうか。
②の場合、待機タスクが溜まりすぎてレプリケーションが停止してしまうことは無いでしょうか。
また、レプリケーションの同期中に保護領域が溢れてしまった時の挙動が分かれば教えて下さい。
おそらく、同期前に保護領域が足りないことを判断すると思いますが...
こちらレプリケーションの細かい話になりますがご教授ください。
Uehara Y.
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2016年5月25日 23:00
いえいえ、説明不足でした。
保護領域が溢れてしまった場合には、古いスナップショットから削除されて領域を確保するという動作をします(lindaman@nwさんのご認識の通りです)。
レプリケーションが停止するのは、レプリケーション用に取得されたスナップショットが削除された時です。
そのために、例えばスナップショットが1~10まで順番に取得されており、その中で3と5がレプリケーション用に取得されたものであった場合、保護領域が溢れた際にはスナップショット1、スナップショット2と古いほうから順番に削除(領域解放)されていきますが、レプリケーション用のスナップショット3が削除されるまではレプリケーションは停止されません。
Uehara Y.
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2016年5月25日 18:00
lindaman@nwさん
ご認識の通り②の動きをします。
また、懸念されているように待機レプリケーションタスクが溜まることはありますが、それによってレプリケーションが止まるということは基本的にありません。
とはいえそのように変更が大きなファイルシステムの場合には、タスク溜まりによる影響より前に保護領域の容量が足りなくなってレプリケーションが止まってしまう可能性の方が高いです。(保護領域が溢れてしまい、レプリケーション用のスナップショットが読み取れなくなるとレプリケーションは止まってしまいます)
lindaman1
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2016年5月25日 19:00
Uehara.Yさん
いつもご回答ありがとうございます。
レプリケーションタスクが溜まっている時は待機レプリケーションとして、
前のタスクが終了し次第待機タスクが開始されるのですね。
保護領域に関してなのですが、保護領域が溢れてしまった場合は
最も古いスナップショットが削除されて領域を確保するという認識ですが、
こちらはレプリケーション用のスナップショット取得時には適用されずに、
レプリケーションが停止するということでしょうか。
それとも、そもそも保護領域が溢れるとスナップショット自体が読み取れなくなる
という仕様なのでしょうか。
こちら細かいところとなりますが、よろしくお願いします。
lindaman1
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2016年5月25日 23:00
保護領域が溢れてしまった場合にはレプリケーション用のスナップショットも
普通のスナップショットと同様に削除対象になるのですね。
納得できました。ありがとうございます。