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3 Apprentice

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2016年2月8日 03:00

VNXe3200 スナップショットAuto Deleteに関して

掲題の件に関してご教授ください。

現在以下のような設定を行っています。

スナップショットスケジュールでのAuto Delete設定は「Pool auto-delete threshold settings」にしています。※下記図参照

Auto-Delete-Policy.png

Poolの「Snapshot Auto-Delete」は「When total snapshot space reachs・・・」に設定を行っています。※下記図参照

pool-delete.png

この設定の場合、スナップショットで使用される保護領域が25%に達したら20%になるまでスナップショットを古いものから削除するという動作になるかと思います。

ファイルシステムに対するスナップショットは最大96世代だと思います。

96世代取得しても保護領域が25%に達しない場合97世代目のスナップショットを取得する際にエラーでスナップショットが作成されませんでした。

想定では97世代目のスナップショットを取得する場合1世代目のスナップショットを削除して97世代目のスナップショットを取得すると思ったのですがそう行きませんでした。

VNXeの場合以下のように世代と容量両方で自動削除設定を行うことは出来ないのでしょうか?

 ・保護領域は最大25まで使用可能とし25%を超えたら古いスナップショットから削除するかつ96世代まで達した場合一番古いスナップショットを削除する

5 Practitioner

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2016年2月9日 01:00

King@NW さん

最大スナップショット世代数の 96 を超えて、さらなるスナップショットの世代が作成されるときに、スナップショットは自動的に削除されないはずです。社内資料に、snapshot が自動的に削除されるのは、プールスペース、もしくは、スナップショットスペースが閾値に達した時とありました。また、ドキュメント「EMC VNXe3200 Unified Snapshots A Detailed Review」37 ページにも『The default Auto-Delete policy is based on pool auto-delete threshold settings.』 (デフォルト自動削除ポリシーは Pool auto-delete threshold settings にもとづく)とあります。そして、私も試してみましたが、King@NW さんと同様、1世代目のスナップショットが自動的に削除されず、97世代目のスナップショットを作成することはできませんでした。

5 Practitioner

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2016年2月15日 16:00

King@NW さん

サポートの同僚が、96 世代のスナップショットを作成した後に、日をまたいで、自動的に削除されるかのテストをしてくれましたが、自動的に削除されませんでした。よって、自動削除設定に「97世代目のスナップショットを取得する際に、96世代まで達した場合一番古いスナップショットを削除する」という条件を付けることはできないようです。

3 Apprentice

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1.3K メッセージ

2016年2月15日 16:00

検証ありがとうございます。

念のため確認させてください。

こちらはPoolの容量に関する閾値の自動削除設定時の動作でよろしいでしょうか。

これをスナップショットスケジュール作成時にあるExpiration valueの設定に変えると97世代目を取得する際に一番古いスナップショットを削除するという動作になるのでしょうか。

またその場合両方を組み合わせて、97世代目を取得する際には一番古い世代を削除しつつ保護領域は25%までのような設定はできないのでしょうか。

5 Practitioner

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2016年2月15日 18:00

King@NW さん

「Auto-Delete」設定に関係なくお話ししましたので、「Auto-Delete」設定で「Expiration value」を有効にした場合も含んでいます。

そして、「Auto-Delete」設定で「Expiration value」を有効にした場合は、1時間に1回行われる、期限切れになっているスナップショットの削除作業の対象になります。(前出のドキュメント「EMC VNXe3200 Unified Snapshots A Detailed Review」19 ページの項「Snapshot Expiration」を参照しました。)

そして、プールの使用状況によってスナップショットを削除する「Pool auto-delete threshold setting」と、有効期限を設けてスナップショットを削除する「Expiration value」は、同時に、両方を有効にすることはできません。

3 Apprentice

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2016年2月15日 18:00

ご回答ありがとうございます。

まとめますと、

Snapshotで使用される保護領域の容量を固定(たとえばPool容量の20%までしか使わせない)させたい場合は、

96世代まで取得しても保護領域は20%を超えない場合はスナップショットスケジュールがエラーとなりスナップショットを取得することが出来なくなる使用ということでよろしいでしょうか?

また逆にスナップショットの有効期限を設定し世代管理をした場合保護領域はPool内で空いている容量すべて使う前提となってしまうというにんしきでよろしいでしょうか。

5 Practitioner

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2016年2月17日 00:00

King@NW さん

Snapshotで使用される保護領域の容量を固定(たとえばPool容量の20%までしか使わせない)させたい場合は、

96世代まで取得しても保護領域は20%を超えない場合はスナップショットスケジュールがエラーとなりスナップショットを取得することが出来なくなる使用ということでよろしいでしょうか?

はい、その通りです。

また逆にスナップショットの有効期限を設定し世代管理をした場合保護領域はPool内で空いている容量すべて使う前提となってしまうというにんしきでよろしいでしょうか。

有効期限に達しないスナップショットにより、すべてのスペースが使われる可能性はあります。

ちなみに、「Modify Schedule Rule」では出なかったのですが、スナップショット作成の際の「Auto-Delete Policy」の設定において、「Expiration value」、もしくは、「Do not configure automatic deletion」を選択すると、下の警告メッセージが出ました。

Exp.jpg

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