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5 Practitioner

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880 メッセージ

1882

2020年3月24日 23:00

VXRAILのvCPU per Coreについて

いつもお世話になっております。

VXRAILにおいて、「vCPU per Core」の値でノード数などが大きく変わってくると思いまが、

この値をどうサイジングするかの、ある程度の基準はあるものでしょうか?

この値を求めるための公式があれば教えていただけると幸いです。

※ちなみに、vCPU per Core=4の構成の場合、一般的にみると余裕を持った構成なのでしょうか?

以上、よろしくお願いします。

4 Operator

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877 メッセージ

2020年3月25日 03:00

CPU 利用率のサイジング、vCPU のオーバーコミット率は机上計算だけだとなかなか難しく、
やはり既存環境の利用状況を LiveOptics などアセスメントツールを利用して分析し、
実際の CPU 利用率、利用中の CPU の世代と、今後導入予定の CPU の性能差を調べる事が推奨されます。

個人的な経験ですが、昨年後半 30件以上 LiveOptics を利用したアセスメントを実施しましたが、
多くのお客様の平均的な CPU 利用率は 10% ~ 20% でしたので、
平均でみると 4 vCPU : 1 pCPU Core でのサイジングは割と余裕のあるサイジングといえます。

VDI なども多くのパターンでは 4~6 VDI : 1pCPU Core などで計算する事があるので典型的な使い方という点ではよさげな比率だと思います。

2020年2月の LiveOptics の更新で、従来は vRealize Operations を使ったアセスメントでないと取得できなかった VM 毎の詳細性能も取得できるようになったので、
お客様環境で試せるのであればアセスメントをお勧めします。

個人ブログで恐縮ですが、直近のアップデート情報を纏めておりますので参照いただけると幸いです。
https://kwmtlog.blogspot.com/2020/03/liveoptics-assessment-deep-dive.html

 

HCI 環境ではノード数は可用性やメモリ容量、IO性能にもつながってきますので CPU スペックだけでノード数が決まるかというとそうではなく、バランスをとっていくのが重要と私は考えます。

CPU 性能差についてはいろいろな考え方がありますが、
私は Spec の CINT 20XX Rate のスコアで比較しています。

CPU も 4世代違うと、従来はハイエンドクラスで出せていた性能が、最新ではミッドロークラスの CPU で同じ性能を出せているので、CPU のモデルで性能差を調整する事も可能です。

https://www.spec.org/cpu2017/results/rint2017.html

※3世代より前の CPU は CINT2006 rate のスコア参照
https://www.spec.org/cgi-bin/osgresults?conf=rint2006

4 Operator

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877 メッセージ

2020年3月27日 03:00

私は Result Base で揃えて比較しています。

CPU2017 のスコアだと Broadwell 以前のものがほとんどないので、CPU2006 のスコアとの比較する場合は Skylake など CPU2017 と CPU2006 の双方のベンチマークスコアのあるモデルで平均的な比率を計算して比較に利用しています。※ あくまで参考値として

5 Practitioner

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880 メッセージ

2020年3月27日 00:00

kwmtさん

ありがとうございます。ブログも拝見させていただきます。

教えていただいたAll SPEC CPU2017 Integer Rates Results Published by SPECですが、CPUの性能的にはResultsのBaseの値で比べればOKってところでしょうか?

 

以上、よろしくお願いします。

5 Practitioner

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880 メッセージ

2020年3月30日 04:00

kwmtさん

ご解説ありがとうございました!

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