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2014年11月3日 18:00

ViPR Controllerの必要な構成について

基本的な質問で申し訳ありません。

ViPRを構成するにあたり必要と環境に関連していくつか教えてください。

 1.Support Matrix上、ViPR Controllerを構成する環境が以下となっています。

     3-VM/5-VM

  どのような理由により、3と5の構成なのでしょうか?

  単純になぜ4がないのかと思いましたので。

 2.ViPR ContollerはメモリやvCPU、空き領域は以下の通り、かなりの高スペックが

  必要となっています。

        3-VMの場合:8GB/4vCPU/600GB [VMあたり]

    5-VMの場合:16GB/4vCPU/600GB [VMあたり]

  

  このような高スペックの環境が必要な理由は何になりますでしょうか?

  (内部でDBを持っていて、常に監視などの高負荷な処理が動いている??)

   背景:

  Controllerはストレージ管理オペレーションを一元化(簡素化)する機能を提供

  するのがメインだと思うのですが、その機能を前提に考えると、ここまで高

  スペックな環境が本当に必要なのか疑問に思いまして。

5 Practitioner

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274.2K メッセージ

2014年11月4日 17:00

taniraさん

1.VM数が3と5のみの構成なのは、インストールに使うデプロイメント ファイルが「3 VMs」用と「5 VMs」用の2パターンになっているからです。「INSTALL EMC VIPR CONTROLLER」によると、「3 VMs」用が「controller-2+1」となっており、1つのVMが落ちても可用性に影響を与えない、そして、「5 VMs」用が「controller-3+2」となっており、2つのVMが落ちても可用性に影響を与えないとなっており、本番環境に推奨とあります。よって、推測するに、「3 VMs」はテスト環境用として用意されているのでしょう。そして、「3 VMs」ではアクティブなコントローラーが2つ、そして、「5 VMs」ではアクティブなコントローラーが3つ、また、1つのアクティブ コントローラーに対してバックアップが1つというのは贅沢なのでしょうね。

2.はい、taniraさんのご推察通り、内部にDBを持っています。そして、物理ハードウェアのディスカバー、仮想プール作成などのアセット管理、ViPR Servicesで必要となるユーザー認証連携、オブジェクトデータストアやバケットのプロビジョニング、チャージバックなど、ViPRの機能の大部分はViPR Controllerが担い、ViPR Controllerは単なるプロビジョニング自動化機能だけではなく、Software-Defined Storage環境全体のコントロールを行うため、相応のスペックが要求されます。

参照、「【Ask The Expert】エキスパートに聞こう!ViPRって何?~ViPRを触ってみよう!~

214 メッセージ

2014年11月4日 21:00

Hirokiさん

リプライありがとうございます。

なぜなに君で申し訳ないです。

追加で2点ほど教えてください。

1.

ViPRで行っている3VMs、5VMsとは、Viper ControllerのvAppの数を言っていると思うのですが、構成としては

vAppの数とESXiの数(Hostの数)を合わせる必要があるのでしょうか?

(3ノードクラスタ版、5ノードクラスタ版という表現も見た記憶がありますで)

つまり、3VMs版での実際の物理構成を考えた場合、以下のように物理的に3つのホストが必須でしょうか?

data1.jpg

   ->vAppは、実際にはDRSにより自動配置される。

それとも、クラスタ構成であれば以下のような最小2台構成でもサポートされますでしょうか?

data2.jpg

  ->vAppは、実際にはDRSにより自動配置される。

2.

あと、3VMs版と5VMs版のそれぞれの選択基準は何になりますでしょうか?

例えばストレージ台数xxまでは3VMs、xx以上は5VMsなど。

3VMsはあくまで評価用??

5 Practitioner

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274.2K メッセージ

2014年11月10日 02:00

taniraさん

遅くなってごめんなさい。

1.ESXi2台構成でもサポートされるはずです。サポートマトリックスに、「Virtual machine count」とあるので、物理の数を言っているのではないからです。また、「INSTALL EMC VIPR CONTROLLER」のPROCEDURE 8 においても、「Select the host」と1台のESXを指しており、また、スレッド「ViPR : software appliance for Installation」においても『all three VMs』とありました。

2.3-VM構成は1 VMのダウンに耐えられ、5-VM構成は2 VMsのダウンにまで耐えられるので、キャパシティプランニングですね。より信頼性の高い5-VM構成の方がより本番環境には向いていますが、もちろん、3-VM構成が本番で使用できないわけではありません。『「3 VMs」はテスト環境用』は少し言い過ぎでした。

214 メッセージ

2014年11月10日 17:00

Hirokiさん

ESXi2台構成のクラスタでサポート構成として問題なさそうですね。

サポートマトリックス上では、3-VM構成は5-VM構成と比較し10%のリミットがついていますが、VM毎に5-VM相当のリソースを割り当てればこのリミット制限も解除できるみたいなので、ある程度の構成上の選択ができそうです。

リプライありがとうございました。

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