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Vnxe3100のフェールオーバーの動作について
初歩的な質問で申し訳ありません。
現在、Vnxe3100をアクティブ、スタンバイでリモートリプリケーションで構成しております。
フェールオーバーの動作というのは以下の認識で合っていますでしょうか?
(資料によって手動と記述があったり、自動と読み取れる記述があって混乱しています。)
1.アクティブで以下の動きがあった場合、SPが自動的にフェールオーバーする。
・SPの再起動
・SPがサービスモードになる
・SPの電源がOFF
・SPに障害が発生
2.アクティブでフェールオーバー処理が出来ない障害が発生した場合スタンバイで手動でフェールオーバーさせる
といった認識で合っていますでしょうか?
Uehara Y.
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2018年2月14日 00:00
はい。合っています。
EMC VNXe HIGH AVAILABILITY VNXe3100, VNXe3150, VNXe3300 OverviewのP.5にも以下のように記載があります。
これらの事象が発生した場合にはSPフェールオーバーは自動で実施され、問題が発生したSP上で動作していたNASサーバ、iSCSIサーバ、マネージメントサーバは全てもう片方のSPへとフェールルオーバーされて動作を継続します。
はい。基本的に自動でSPフェールオーバーしますが、SPのソフトウェアに何か問題が発生してハングしてしまったなどの特別な場合には、手動フェールオーバーが必要となることがあります。
fnfn
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2018年2月14日 01:00
分かり易いご回答ありがとうございます。もう一つ疑問が出てきまして質問させて下さい。
1.もしアクティブのSPが全て故障しSPを交換した場合は、新たにリモートレプリケーションなどの設定を全て元と同じ設定にし「今すぐフェールバック」を実行するという認識で合っていますでしょうか?(自動フェールバックを無効にしていた場合)
2.今の設定をエクスポート、インポートする機能などはあるのでしょうか?
Uehara Y.
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2018年2月14日 17:00
はい。自動フェールバックを無効にしていた場合には復旧後「今すぐフェールバック」を実行してください。
(それでないと片方のSPに偏ったままずっと動作をしてしまうので)
またその際には、交換/復旧したSPに対する設定は元通りにケーブルを接続するだけでOKです。リモートレプリケーションなどの設定はコンテナ化されて、動作しているSPにフェールオーバーしているので、フェールバックすることにより設定情報も戻ってきます。
Settings > Service System を選択し、左ペインのSystem ComponentsからStorage Systemを選択 > Save Congiguration > [Execute service action]で設定情報を取得することは出来ますが、その取得情報をインポートする機能は残念ながらありません。。
fnfn
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2018年2月16日 01:00
分かり易いご回答ありがとうございます。
交換したSPにスタンバイへのIPアドレス情報がない状態でもアクティブからフェールバックするだけで以前の情報が戻るという認識で合っていますでしょうか?
その場合、スタンバイもしくはアクティブで何かレプリケーション相手を探すようなパケットを流しているという事なのでしょうか?
Uehara Y.
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2018年2月18日 17:00
はい。フェールバックするだけで以前の情報が戻ります。
IPアドレスの情報などはコンテナ化されたファイルサーバ、iSCSIサーバ、マネージメントサーバなどが持っており、SPフェールオーバーした際にそれらのコンテナ(サーバ)は動作を続けているSPに移動します。そしてSPの障害が直った後にコンテナがフェールバックして元のSPへと戻ってくるのですが、これら一連の動作においてコンテナが持っている情報が消えることはないために、フェールバックするだけで元の情報が交換したSPにも反映されます。
はい。フェールオーバー/フェールバック時に数十秒アクセスが出来なくなる時間が発生しますが、レプリケーションは定期的に状態確認を行い、レプリケーション相手とのIPレベルでの疎通が回復した時点で自動的にレプリケーションは回復します。なお、SPフェールオーバーが発生した際にも、(きちんとIPネットワークの設定が出来ているという前提で)フェールオーバー先でファイルサーバ等のレプリケーションは継続して行われます。