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5 Practitioner

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2017年7月19日 17:00

VxRail  NSX環境下での構成について

VxRailをNSX環境下で構成する場合の注意点や、推奨されるネットワーク構成はございますでしょうか。

SやPシリーズはNICを追加できるので、VxRail用の10Gポートとは分けた方が良いという考えもあると思っています。

また、VxRailをNSXで使用している事例などの情報がありましたらご教授いただければと思います。

4 Operator

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877 メッセージ

2017年7月20日 00:00

こんにちは。少し長文ですが以下ご参考に、、、

VxRailのInternal vCenterを利用する場合、シングルクラスタ構成となるので、NSXのデザインとしてもシングルクラスタになるため、あまり中・大規模向けの構成ではないです。

NSXのManagement ClusterとCompute Clusterの分割デザインで導入する場合、External vCenterの配下にVxRailを別セットとして管理とサービス用で分けてセットアップする必要があります。

この辺り、わかりやすい資料が2015年のVMworldでNimish Desaiさんが登壇した「Reference Design for SDDC with NSX & vSphere - Part 2」というものがあったのですが、ググった限り現時点では資料DLの公開と、公式の動画は無さそうなので、「NET5792 - Reference Design for SDDC with NSX & vSphere - Part 2」で検索して出てくるものを参照してください。

参考となるデザイン集は、量が多いですが、以下のURLのVMwareの公式デザイン集などが使えそうです。

VMware Validated Designs Documentation

https://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/vmware/en/pdf/products/nsx/vmw-nsx-network-virtualization-design-gui…

ネットワークのトラフィック次第ですが、NICを追加してvDSを分ける方がデザインとして個人的に良いと思います。

VxRailとNSXの組み合わせで注意する点が、ノード拡張時や交換時にNSXの設定が自動では反映されず失敗する点です。

※リクエストはだいぶ前に上げているのですが、最新の4.0.301でもリリースノートを見る限り、恐らく変わってないはず。

この失敗自体は手動で再設定できますが、原因はVxRailのノード追加時の流れが

NSXが有効なクラスタにノードを追加する際のNSXのサポートする手順「追加ホストをDC配下にスタンドアロンで追加 → vDSに追加 → クラスタに追加 → メンテナンスモードの解除」の流れではなく、

「追加ホストをクラスタに追加 → vDSに追加 → メンテナンスモードの解除」というvDSとクラスタの追加手順がNSXのものと逆になっている事が原因で、NSXのVIBの自動インストールに失敗するので、手動で再反映させる必要があります。

5 Practitioner

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274.2K メッセージ

2017年7月20日 01:00

詳細なご回答ありがとうございました。

確かにVxRail上のvCenterを利用するとリスクがありますね。

External vCenterを構成するなど、NIC追加以外にも考慮すべき点があることを理解しました。

また、ノード拡張に関する情報についても心にとめておきます。

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