Xtrem IO FCoeのMTUサイズについて

hiroshi.kikuchi@jbs.com さん

XtremIO の FCoE の MTU サイズは対向の装置と同じ値に設定することが推奨です。

私が、スレッド「FCoEモジュールのMTU値」で、『有名なネット機器関連会社のウェッブサイトに「デフォルトは 2240 byteで、変更するなという記述がありました。』と書いたのは、『有名なネット機器関連会社のある機器の MTU のデフォルトが2240 bytes で、変更できないという記述がありました。』の間違いでした。お詫びし訂正させてください。すみませんでした。

Hiroki K.さん

ご回答ありがとうございます。

本件の質問者と共に設計・構築をしている者です。

今回の環境はVSPEXの導入を予定しており、XtremIO＝Ciscoコアスイッチ＝Ciscoブレードサーバと接続する想定でおります。

# 上記ではXtremIOがFCoEで接続するような記載になっておりますが、正確にはXtremIO-スイッチ間はFC、スイッチ-ブレードサーバ間はFCoEでの接続です。

FCの規格ではフレームの最大サイズはヘッダ(36)+データ(2112)で2148byteで特に変更ができるものではない認識でおります。

Hiroki K.さんのご回答通り、Ciscoコアスイッチのドキュメントには「FCoE システム クラス（ファイバ チャネルおよび FCoE トラフィックの場合）のデフォルト MTU は 2158 バイトです。 この値は変更できません。」と記載を確認できました。

ここで、スイッチとXtremIOで10byte分の差異が生まれてしまいますが、通信に問題はないのでしょうか。

またはXtremIO側でFC部分の最大フレームサイズについて変更が可能なのでしょうか。

この手の領域の知識に乏しいため、不躾な質問となってしまい申し訳ございません。

上記のような場合、VSPEX環境でXtremIOのベストプラクティスがございましたらご教示いただけると幸いです。

お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

y.takahashi さん

XtremIO と スイッチの FC による通信は基本的に問題なく行われるはずです。y.takahashi さんのおっしゃるように、FC の規格で、データの受け渡し方は決められていて、フレーム当たり最大 2048 バイトです。そして、個々のスイッチと XtremIO の接続性については、サポートマトリックスにて確認する必要がありますが、例えば、スイッチモデル Nexus 5xxx において接続性が確認されているものがありました。（参照、「ESM の入手方法」）

また、XtremIO の FC フレームのデータサイズについて書かれているものがなく、変更可能か分からなかったのですが、XtremIO と VPLEX の構成に関するドキュメント「EMC Availability for Extreme Performance of Microsoft SQL Server EMC XtremIO, EMC VPLEX, VMware vsphere White Paper」（19ページ辺り）がありました。

Hiroki K.さん

ご回答いただきありがとうございます。

XtremIOではFCの転送フレームの最大サイズを変更できないとのこと、承知しました。

また、ドキュメントなどの情報も共有いただきありがとうございます。