Dell EMC Unity: Fast Cacheのover-provisioning がエラーを引き起こす(ユーザー修正可能)+ FAQ

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Dell EMC Unity: Fast Cacheのover-provisioning がエラーを引き起こす(ユーザー修正可能)+ FAQ

ナレッジベース公開開始日時:2019年9月9日 21:50:52 GMT

===(ナレッジベース記事の翻訳:ここから)===

ナレッジベース記事:000537105 

プライマリ製品:Dell EMC Unity Family

プロダクト:Dell EMC Unity Hybrid、Dell EMC Unity Family

サマリー:Fast Cacheのover-provisioning が FAST cache とデータドライブ間に計算の不一致を生み報告された不整合(corruption)を起こす。

 

事象: UnityがFAST cache 機能を使うドライブからData を読もうとするとエラー メッセージが返ってくる。

A       06/26/19 21:45:50.861 mlu               12d841a [ERROR] System: Could not complete operation Relocate 0xB001D1A43 slice mismatch because 0xc12d8416.

VMware では以下のようなエラーが返ってくることがある:

naa.600014400000001060369a65b8b307f5

2019-07-25T05:03:28.765Z cpu64:14653999)WARNING: [type 1] Invalid totalResources 0 (cluster 0)

2019-07-25T05:03:28.766Z: [vmfsCorrelator] 4806388782578us: [vob.vmfs.resource.corruptondisk] Volume 5b8d21c1-e17032c4-be76-0025b504a009 ("<drive_name>") might be damaged on the disk. Resource cluster metadata corruption has been detected.

お客様が見るであろうエラーメッセージは:

VMware found disk metadata corruption

 

原因 : FAST Cache が使用されている環境で、Unity OE バージョン 5.0.0未満のにおけるコード不備が問題を発生させる。

スライスに対する「dynamic over-provisioning (FAST Cache機能)」処理中に、コード不備によりそれらのサイズ情報が間違って計算されてしまいます。このために計算が行われデステージされる際にいくつかのブロックがキャッシュに残ってしまいます。これによりFAST Cacheのデータと物理ディスク上のデータとの間に不一致が発見され、報告されている不整合(corruption)が発生します。

 

解決策:本問題は現状のUnity OEバージョンでは改善済みです。また、古いパッチでは単にdynamic over-provisioningを無効にしているのですが、Unity OEバージョン5.0.0以上では完全な修正が含まれているのでdynamic over-provisioningは再度有効にされています。このリリースへの安全なアップグレードには、アップグレード前にFAST cache の機能を無効にすることにより一度使えないように(be destroyed)にするべきです。5.0以上のコードへのアップグレードを行い、それから再度FAST cacheを有効にしてください。

===(ナレッジベース記事の翻訳:ここまで)===

 

以下はEMCジャパンのテクニカルサポートエンジニアが作成した上記ナレッジベースに関するFAQ情報です。

対象

  • プロダクト:DELL EMC Unityシリーズ(ハイブリッドモデルのみ)
  • OEバージョン:4.5.1.0.6.156未満のバージョン
  • 発生条件:FAST Cache機能の有効化
    ※FAST Cache機能をご利用いただいていないお客様においては発生いたしません。

 

Q. 適用しているOEバージョンはどのように確認するのか?
A. Unisphere画面から、システム -> システムビューで表示されるバージョンを参照ください。

Q. 本障害の発生条件であるFAST Cacheの有効化・無効化の確認方法が知りたい。
A. Unisphere画面から確認いただけます。Poolごとにそれぞれ設定が行えますので、複数のPoolがある場合にはそれぞれにおいて、ストレージ->プールを選択し、リスト右上の歯車アイコン(ビューをカスタマイズ)を押下した後に「列」から「□ FAST Cache 」にチェックマークを選択ください。
こちらの表示で、FAST Cache欄が「No(いいえ)」となっていれば、FAST Cacheは無効化していることとなります。

バージョン履歴
改訂番号
13/13
最終更新:
‎12-16-2019 02:54 PM
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