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2013年2月6日 16:00

ETA emc300455:Zone acivateもしくはportがoff/onされたあと、deice-aliasを使用してゾーニングされているデバイスへの接続が切れる

ID:

emc300455

プロダクト:

Connectrix MDS

ステータス:

承認

閲覧レベル

お客様

発信日

12/22/2012

ETA emc300455:Zone acivateもしくはportoff/onされたあと、deice-aliasを使用してゾーニングされているデバイスへの接続が切れる

EMC Technical Advisory (ETA)

製品: Connectrix MDS-9000シリーズ

該当EMCソフトウェア: NX-OS 5.2(2)

該当EMCソフトウェア: NX-OS 5.2(2a)

該当EMCソフトウェア: NX-OS 5.2(2d)

該当EMC機能: Enhanced Device alias

Device-alias名がゾーンメンバー(zone member)となってゾーニングを構成している時、以下の状況が発生するとデバイスに接続できなくなる

  • 1.  Device-alias名を含むゾーンセット(zoneset)がactivateされる
  • 2.  デバイスが接続されているスイッチのポートがoff/onされる

zonesetactivateしたときにdevice-aliasの横にFCIDが表示されないにもかかわらず、FCNS databaseにはFCIDが存在する

NS-OS 5.2.2から導入されたdevice-alias databaseの内部処理の不具合。NS-OS 5.2(2),5.2(2a),5.2(2d)でのみ発生する。

さらに詳細の情報が必要な方は、Ciscoバグの「CSCua02159http://tools.cisco.com/Support/BugToolKit/search/getBugDetails.do?method=fetchBugDetails&bugId=CSCua02159」を参照のこと。

事象が発生するリスクがあるかどうかの確認

(発生環境)

CiscoEnhanced-device alias機能を使用している

NX-OS5.2(2)5.2(2a)5.2(2d)を使用している。但し、左記のバージョンで稼働したことがあり、一度問題が発生するとアップグレード後も解消しません。

NPVモードを使用していない場合

(発生条件)

Enhanced-device aliasを使ってゾーンニングをしており、且つ

・稼働中のスイッチにてdevice-alias名の削除又は変更をしたことがあり、且つ

supervisorswitchover又はupgradeが起きたことがある場合

Enhanced-device aliasを使っているかどうかを確認する為に、CLIコマンド「show device-alias status」を使用します。

(出力例)

# show device-alias status
Fabric Distribution: Enabled
Database:- Device Aliases 0  Mode: Enhanced   
<-- “Enhanced”と表示の場合Enhanced-device aliasを使用            Checksum: 0xf6bd6b3389b87233d462029172c8612
#

対象機器かどうかを確認する方法:

1. EMC Online Support(http://suport.emc.com)を開く
2. DOWNLOADS
を選択
3. "Find a Product"
より"Connectrix - Cisco"を入力し検索
4. "ddas.5.2.2d.tcl utility to check device-alias databases for ETA emc300455"
を選択しダウンロード
5.
ダウンロードしたファイルを確認したいMDSbootflash"ddas.ctl"という名前で保存
6. MDS
CLIプロンプトから"tclsh bootflash:ddas.tcl"というコマンドを実行
7.
問題に該当するpWWNがあれば出力され、問題無ければpWWNは出力されないので確認す

事象の回避方法:

最も最適な回避方法は、該当のコードを使用しないことです。もしNX-OS5.2(1)又はそれ以前のNX-OSを使用している場合は、今後NX-OS 5.2(8)又はそれ以降のコードへのアップグレードを推奨します。アップグレードの際には、リリースノートやアップグレードに関するガイダンスに従ってください。

既に該当するコードで稼働しており、現時点で本問題が解消している場合は以下の方法で回避することができます。

1.device-aliasを使用しない
2.Data Center Network Manager(DCNM)
もしくは"zone convert zoneset"コマンドにより、device-aliasからpwwnによるZoneに変更するただし、2.の方法は事象がない場合のみ実行されるべきであり、onlinedevice-aliasに対してのみ有効である

恒久対処:

もし該当のバージョンで稼働しており、且つ事象が発生した場合

・スイッチをリロードし、その後すぐにNX-OS 5.2(8)又はそれ以降へのアップグレードを実施する 

・(Directorクラススイッチの場合)右記のコマンドでdevice-aliasデータベースを修正する「(config)# zone internal ddas-table cleanup duplicate-entries*Onlineで実施可能

・(Directorクラススイッチではない場合)device-aliasデータベース修正の為に、switchをリロード * offlineでの作業

本事象はNX-OS 5.2(6)で修正されています。しかしながら、上記修正コマンドは、5.2(8)でサポートしている為、事象が発生したことがあるスイッチは、NX-OS5.2(8)又はそれ以降へのアップグレードとなります。未発生の場合は、NX-OS5.2(6)又はそれ以降のアップグレードで防止可能です。

EMCはお客様、パートナーの皆様に技術情報(ETA)を発信しています。

ETAとは、以下のような状況に該当する技術情報です。

  • 深刻な問題が既存の予防機構やツール、プロセスによって防止できない場合
  • 製品に予期しない振る舞いやその結果、データロストに関連する問題が発生すると認識された場合

これらのETA情報はこれらの状況や問題が発生することを防止する為に用いることを目的としておりご利用の方々はその趣旨に

同意の上ご利用ください。発信時点で恒久対策が明示されていない場合は、情報は更新され続けます。もしご不明な点がある場合

は弊社カスタマーサポートセンターへご連絡ください。

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