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2020年8月17日 00:00

【Meet The Expert】XtremIOに魅せられた男

オリジナル投稿日時  Mar 22, 2018 6:02:00 PM

 

『なんだか緊張するなあ。。200人の聴衆を前にプレゼンした時よりも緊張してますよ』今回突撃したのは心なしかいつもの柔らかい笑顔もちょっと強張り気味?なXtremIOエキスパート、M-Itchy さん。リリースされたX2-TとXtremIO 6.1 を引っ提げて東奔西走する中その熱い思いを聞いてみました。

MTEXIO4.jpg機は熟した・・・

ayas:では早速、新しいX2-TとXtremIO 6.1について教えてください。

M-Itchy:まずX2-Tリリースによる新しいエントリーモデルの追加。これによって今までXtremIOを視野に入れていなかったミッドレンジ系のお客様にもその良さを知ってもらえるようになりました。そしてソフトウェア面ではXtremIO 6.1でのReplication機能の追加。XtremIOネイティブのレプリケーション機能だからこそなしえる、これまでにない高効率な災害対策を実現します。

どちらもXtremIOへの間口を広げた!という点が今回の大きな目玉です。技術的な詳しい話はこちらにあるので是非!(オールフラッシュを前提に開発された「XtremIO」にエントリーモデルが登場 -その特徴とは?

もう一つ、今回は今までのXtremIO開発での新しい局面を迎えた第一歩、でもあるんです。

ayas:というと?

M-Itchy:実は3年前のバージョン4リリース以降、今回が初めての『機能追加』リリースなんです。普通ストレージはリリースのたびに新機能を追加することでその価値を付加します。でもXtremIOはそうして来なかった。XtremIOが目指したのは『システムの安定性』。だから余計な機能は追加しない。機能追加すると往々にして安定性の喪失や、性能劣化が発生する可能性が高くなりますから。しかし今回のXtremIO 6.1 で新機能追加が実現したのは、これまでの『XtremIO美学』を継承しつつも昨年リリースしたX2でのハードウェア、ソフトウェア面のスペックアップが機能追加を可能にしたからなのです。まさに『機が熟した』わけです。

M-Itchy:実は3年前のバージョン4リリース以降、今回が初めての『機能追加』リリースなんです。普通ストレージはリリースのたびに新機能を追加することでその価値を付加します。でもXtremIOはそうして来なかった。XtremIOが目指したのは『システムの安定性』。だから余計な機能は追加しない。機能追加すると往々にして安定性の喪失や、性能劣化が発生する可能性が高くなりますから。しかし今回のXtremIO 6.1 で新機能追加が実現したのは、これまでの『XtremIO美学』を継承しつつも昨年リリースしたX2でのハードウェア、ソフトウェア面のスペックアップが機能追加を可能にしたからなのです。まさに『機が熟した』わけです。

MTEXIO7.jpg無意識の不可能を可能へ パラダイムシフト

ayas:『XtremIO美学』をもう少し詳しく聞かせてください。

M-Itchy:世の中に多数あるAll Flashストレージの大半はHDD時代からのストレージをFlashにカスタマイズしたもの、つまり、HDDをベースとしたアーキテクチャーなんですよね。一方、XtremIOはFlashの 登場以降に開発されたストレージなんです。つまり、高速な処理能力という側面だけでなく、時間経過とともに性能劣化が起きるなどの特性を全て考慮したスト レージを一から創ることができたのです。こだわったのはFlash Diskの機能性を最大限に引き出し、常に一貫した性能、データサービスを提供すること。それが『XtremIOの美学』です。

高速Diskの特性を生かし,コントローラーのメモリーをデータキャッシュとして利用しない「キャッシュレスアーキテクチャ」の採用、Flashには宿命のガベージコレクション処理をSSD側に完全にオフロードすることで、性能が利用容量に全く影響しない実装の採用、常にインライン処理のデータ削減機能でSSDへの書き込み・摩耗を極端に抑える実装、しかも性能処理を行うコントローラは完全Active/Active、要求性能に応じてスケールアウトすることで処理性能をリニアに増やすことが可能。All Flashの特性や可用性への考慮点をとことん追求し、従来型のAll Flashストレージでみんながあきらめてきた性能と機能性のトレードオフを完全に克服しているストレージなんです。

ayas:今までのストレージアーキテクチャのダウンサイド、をFlash Diskメインで考えることによって可能にした、ということですね!

M-Itchy:まさしくその通り!『重複排除機能を使うとパフォーマンスが悪くなる』という従来のセリフはXtremIOには必要ありません。また、XtremIOには従来のストレージのようなRAIDの設計やキャッシュヒットといった概念がない。つまり、『IOパターンによって性能がいい時と悪い時がある』というのがXtremIOにはない。どんなIOパターンでも予測可能な性能を提供できる。実際XtremIOのスペックシートに 記載されている性能値は、他社のストレージが「最大値」を公表するのに対して、『性能保障値』の表示です。誰がどんな時に、どんな風に使っても、少なくと もこれだけの性能が出ます、と言い切れる。そもそも機能性と性能性を天秤にかける必要なんてない。両方手にできるのですから。Flash Storageとしてのぶれない美学を進めることによって、それまで無意識にできないと思っていたことを可能にしてしまった、まさにパラダイムシフトなス トレージなのです。

 

ささるストレージ

ayas:そんな最強ストレージがついに機能追加ってことなら空でも飛ぶ勢いですね・・・

M-Itchy:あ くまでストレージなので地に足はついてますよ。先ほどちらりとお話したように、今ハードウェア面ではより手ごろなモデル(価格的にもシステム的にも)を X2-Tで提供し、エンタープライズ系だけでなくミッドレンジ系へも間口を広げ、ソフトウェア面では待望のReplication機能を備えることによっ て災対観点でのXtremIO導入の可能性も広げた、もっとXtremIOを沢山の人に使ってもらおう、ということです。(前述記事)

ayas:ではFlash Diskの性能を一番に考え、そのためにすべてのアーキテクチャを構築してきたXtremIO。これからどこに行くのでしょうか。

MTEXIO8.jpg

M-Itchy:速いだけのストレージであれば世の中にいくらでもあります。Flashが世に登場した当初は皆がそれを目標に開発をしてきた。でもXtremIOはそれだけじゃない。どんなお客様にも『ささる』ストレージになるし、今回のX2-Tと6.1でその『ささる』領域がぐっと広がる。

すべてのお客様にXtremIOを使ってもらって、触ってもらいたい!大規模顧客でも、ミッドレンジでも、データベース系であろうと金融系であろうと、一度XtremIOを触ってもらえば絶対に好きになってもらえる自信はあります。ぐっとくるポイントが必ずありますから。

ayas:じゃ行き着く先はストレージはすべてXtremIOの世界ですか!

M-Itchy:いやいや!でも、今後もどんどん機能追加をし、、且つ性能へのトレードオフを発生させない、その結果、現時点ではXtremIOにはとがったストレージのイメージがあるけれど、それが業界の標準、当たり前のストレージになっていくのではないかと考えています。

 

『自分の担当するプロダクトに情熱をもっていたいじゃないですか』優しい笑顔の中にあるのは揺るぎないXtremIOへの愛情とその技術への信頼。ストレージ スペシャリストよりもジェネラリストでいたいと語るM-Itchyさんは、まさにXtremIOだからこそストレージのスペシャリストになってしまった、 そうやってこれからもXtremIOとともに歩み続けていくのだと思いました。



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