NetWorkerとAvamarの統合の概要

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NetWorkerとAvamarの統合の概要

NetWorkerとAvamarの統合の概要

NetWorker 7.4.1では、NetWorkerアーキテクチャに重複排除ノードと呼ばれる新しいコンポーネントが導入されました。 この新しいタイプのストレージ ノードは重複排除操作のみに使用され、Avamarのデータ重複排除テクノロジーを利用します。 NMC(NetWorker管理コンソール)インタフェースは、NetWorkerワークフローを使用してデータ重複排除機能をサポートするように更新されました。 重複排除はNetWorkerクライアントで実行されます。 重複排除ノードは、ソフトウェアとEMCから提供されているAvamar Date Storeなどのオプション ハードウェアの組み合わせです。

用語:

NetWorkerでの名称

Avamarでの名称

機能

重複排除クライアント

Avtarクライアント

データの格納。重複排除はAvtarクライアントで処理

重複排除ノード

Avamar/Axionサーバ

重複排除データの格納

ストレージ ノード

各重複排除ファイル(adv_filedevice)のハッシュIDの格納

メディア データベース

データのスナップアップIDの格納

nsravtarバイナリ

(Linuxではnsravamar)

Avtarバイナリ

nsravtarは重複排除ロジックのバックアップ/リカバリに使用。

avtarバイナリの代わりに、NetWorkerのバックアップ、

セーブセットの作成と削除に使用。

データ重複排除は共通データの1つのインスタンスのみを保存する処理です。 この概念はシングル インスタンス ストアとも呼ばれ、スナップアップ処理を利用して一意のデータの検索、収集、格納を行います。 最初のスナップアップは従来のバックアップより時間がかかりますが、以後のスナップアップははるかに高速に処理されます。

データ重複排除は、データが重複排除ノードに送信される前に重複排除クライアント側で行われます。 これにより、ネットワーク上で冗長データの送受信や格納が行われないため、バックアップの実行に必要なメディア、ネットワーク帯域幅、時間が削減されます。 重複排除機能はNetWorker管理コンソールで構成および管理されます。 重複排除は標準のNetWorkerサーバおよびクライアントのインストール パッケージに含まれているため、重複排除を有効にするためにアドオン ソフトウェアを追加する必要はありません。 NetWorker側で重複排除クライアントをバックアップする場合には追加ライセンスが必要です。


クライアント インストールには次の4つの新しいバイナリが含まれています。

nsravtar

libavctl

nsravamar: Linuxのみ

nsrmccli(ネイティブmccliへのシンボリック リンク): Linuxのみ

重複排除クライアントのサポート プラットフォーム:  AIX、HPUX、Linux、MAC、Solaris、Windows

重複排除クライアントのnsrの下に作成される新規ディレクトリ:

/nsr/dedup

/nsr/dedup/cache: avtarクライアント側キャッシュを格納

/nsr/dedup/logs: avtarクライアント側ログを格納

Avamarサーバ/重複排除ノードでは、nsravamar.rawファイルの場所は/nsr/logs

重複排除クライアントのバックアップ: ヒントと推奨事項:

  • savegrpコマンドは現在も使用され、重複排除を有効にしたクライアントにはAvASMと呼ばれる新しいasmが適用されます
  • 重複排除クライアントは非重複排除クライアントとは異なるグループに存在する必要があります
  • 重複排除クライアントはadv_fileデバイスにバックアップすることをお勧めします
  • 既存のクライアントの場合、最初の重複排除バックアップはフル バックアップにする必要があります
  • クライアントの1つのファイルを重複排除しなかった場合、バックアップ全体が標準のNetWorkerセーブセットとして登録されます
  • 重複排除クライアントの並列化は4台を超えることはできません
  • バックアップ時には、データは重複排除ノードに格納され、ハッシュIDはNetWorkerストレージ ノード(Avamarサーバ)に格納されます。
  • メディア データベースの重複排除セーブセットをクエリーするには、次のコマンドを使用します:  mminfo -S -q de-dupe

注: リカバリに必要なハッシュがテープではなくNetWorkerストレージ ノードに格納されているため、scannerコマンドで重複排除データをテープから直接リストアすることはできません。

重複排除セーブセットの削除方法:

保存ポリシーに基づき、nsrmmによって、またはボリュームがリサイクルされたときに、呼び出すこともできます

RAPデータベースに重複排除ノード用のラベル情報が作成され、Axionサーバのスナップアップを削除するための情報が格納されます。 削除処理はnsrdによって6時間おきに実行され、スナップアップとRAPエントリーを削除します。起動時にもnsrdでRAPリソースがクリーンアップされます。 NMCのセーブセットのプロパティで削除のステータスを表示できます

レプリケーション:

レプリケーション ノードはNetWorker重複排除ノードとして構成する必要があります

重複排除ノードのレプリケーションのスケジュールは、バックアップ レプリケーション ノードをセーブセットに登録するときに、

ワンタイム操作として別に設定する必要があります

リストア時にメインaxionサーバが停止している場合、リストアはレプリケーション ノードに切り替えられます

メタデータ(ハッシュ ファイル)を別のノードの別のadv_fileデバイスにクローンまたはステージングすることをお勧めします

制限事項:

  • compressasmやAESなど、重複排除クライアントのデータを変更するディレクティブは無視されます。
  • NetWorkerモジュールのクライアント インスタンスは7.4 SP1の重複排除をサポートしません。
  • 重複排除クライアントの並列化は4台を超えることはできません。
  • ステージングおよびクローン作成できるのはメタデータ(ハッシュ ファイル)のみです。 NetWorkerでレプリケーションを使用せずにデータの2つ目のコピーを作成するには、従来の2台目のクライアントを構成し、重複排除クライアントがテープにバックアップされるようにする必要があります。
  • Avamarサーバの読み取り専用状態のスケジュール設定時には、バックアップを実行できません。 これはAvamarサーバに悪影響を及ぼす可能性があるためで、これらのタスクの重複は回避する必要があります。
  • スナップアップの削除はレプリケーション サーバで自動的に行われず、プライマリAxionサーバのみで行われます。
  • 重複排除クライアントはI18Nに準拠していますが、ローカライズされていません。
  • 英語以外のロケールはバックアップできません。
  • 重複排除のメッセージ ログとスクリーンは引き続き英語のみで提供されます。

詳細については、esg92533を参考にしてください。

この質問と回答は、EMCサポートコミュニティで行われたディスカッションの翻訳版です。

原文の英語はこちらから参照できます:https://community.emc.com/docs/DOC-16622

バージョン履歴
改訂番号
1/1
最終更新:
‎07-27-2012 10:57 AM
更新者: