Oracleバックアップ時のエラー「ORA-01031:insufficient privileges」のトラブルシュー ティング方法

モデレーター
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Oracleバックアップ時のエラー「ORA-01031:insufficient privileges」のトラブルシュー ティング方法

環境:

EMC NetWorker

EMC NMDA(データベースおよびアプリケーション用NetWorkerモジュール)

Oracle

説明:

NMDA/NMOを使用するスケジュール設定されたOracleバックアップでは、ターゲット データベースに接続する場合、
およびリカバリ カタログを使用する場合、有効な接続文字列が必要になります。スケジュール設定されたNMDA/NMOバックアップで使用する指定されたRMANスクリプトには、ターゲット データベース用の接続文字列がありません。または接続文字列内の指定されたユーザーにSYSDBA権限がありません。

スケジュール設定されたNMDA(データベース アプリケーション用NetWorkerモジュール)、およびNMOOracleNetWorkerモジュール)のバックアップは、エラー

ORA-01031insufficient privileges」で失敗します。手動のNMDA/NMOバックアップは成功します。

NMDA/NMO backup fails with :

===========================================================

RMAN-00569:=============== ERROR MESSAGE STACK FOLLOWS ===============

RMAN-00571:===========================================================

RMAN-00554initialization of internal recovery manager package failed

RMAN-04005error from target database:

ORA-01031insufficient privileges

解決策:

コマンド「connect target target_user/target_passwd@target_Netservicename」は、スケジュール設定されたOracleバックアップ用の各RMANスクリプトでは必須です。このコマンドにより、ターゲット データベースへの適切な接続が確立されます。

connect targetコマンドでは、正しい値を指定します。

target_userは、ターゲット データベースのSYSDBA権限を持つユーザーです。

target_passwdは、ターゲット データベースのorapwdファイルで指定された、(SYSDBAとして接続する)target_userのパスワードです。

target_Netservicenameは、ターゲット データベースのネット サービス名です。この名前は、connect targetコマンドでは必須です。

ターゲット データベースでは、パスワード ファイルを使用する必要があります。パスワード ファイルを使用するには、orapwdユーティリティを使用し、initoracle_sid.oraファイルでREMOTE_LOGIN_PASSWORDFILEパラメーターを排他的に設定する必要があります。詳細については、該当するOracleドキュメントを

参照してください。

注:

スケジュール設定された各バックアップRMANスクリプトではconnect targetコマンドが必要であり、各Oracleインスタンスでは別々のスケジュールされたバックアップRMANスクリプトが必要になります。connect targetコマンドでは、target_userに対して「internal」という値を使用せず、target_passwdに対して「oracle」という値を使用しません。

スケジュール設定されたOracleバックアップでリカバリ カタログを使用する場合、コマンド「connect catalog cat_user/rcvcat_passwd@rcvcat_Netservicename」が必須になります。このコマンドにより、リカバリ カタログ データベースへの適切な接続が確立されます。

connect catalogコマンドでは、正しい値を指定します。

rcvcat_userは、リカバリ カタログ データベースの所有者です。

rcvcat_passwdは、rcvcat_userのパスワードです。

rcvcat_Netservicenameは、リカバリ カタログ データベースのネット サービス名です。

次の例は、スケジュール設定されたNMDA/NMOバックアップで使用する有効なRMANスクリプトです。

connect target sys/sys@orac;

connect catalog rman/rman@rcat;

run {

allocate channel t1 type 'SBT_TAPE';

backup full filesperset 4 format '/prod_%U' database;

release channel t1;

}

次の例は、スケジュール設定されたNMDA/NMOバックアップで使用する誤ったRMANスクリプトです。

connect target sys/sys;     <======== ネット サービス名が指定されていない

connect catalog rman/rman@rcat;

run {

allocate channel t1 type 'SBT_TAPE';

backup full filesperset 4 format '/prod_%U' database;

release channel t1;

}

connect target / ;  <======== 接続文字列にuser/passwd@SIDが指定されていない

connect catalog rman/rman@rcat;

run {

allocate channel t1 type 'SBT_TAPE';

backup full filesperset 4 format '/prod_%U' database;

release channel t1;

}

参照資料:

EMCサポート ソリューション番号:163055

バージョン履歴
改訂番号
1/1
最終更新:
‎04-01-2015 10:25 AM
更新者: