［VxRail］VxRailのvCenterプラグインをさわってみた！！

皆様、メリークリスマス！

どうもネットワールドのストレージ担当です。今回はVxRailの管理GUIについて紹介します。VxRailのvSphere環境はvCenterのプラグインから簡単に管理することができます！

今回の“中の人”は7月に配属になったばかりの新米エンジニアです！vCenterを少し使ったことがあるレベルです。そんな私がvCenterのプラグインからVxRailの管理ができるのか？具体的にどのようなオペレーションが可能なのか？実際のGUI画面を見ながら確認していきましょう！

まずは「メニュー」から「VxRail」を選択するとVxRailダッシュボードを見ることができます。もちろん日本語化されています！

ここでは以下の情報を見ることができます。

・システムの稼働状態：VxRailクラスター全体のステータスの確認できます。

・VxRailコミュニティ：Dell EMCのサポートサイトの最新のVxRailのトピックが一覧で表示されます。運用管理において重要な情報を見逃しにくくなりますね！

・サポート：こちらでは「サポートとチャットする」「サービスリクエストを作成する」「ダウンロード」が利用できます。それぞれのサポートページに素早くアクセスすることができます。

・ナレッジベース：Dell EMCのナレッジベースにアクセスすることができます。

クラスター及び各ホストを右クリックすると、いつものメニューの中に「VxRail」というタメニューが追加されています。

クラスターの場合はホストの追加とクラスターのシャットダウン、ホストの場合はクラスターからのホストの削除とホストのシャットダウンが可能です。

スライド2.JPG

クラスター→「監視」→「VxRail」→「アプライアンス」からクラスターを構成するホストの情報やステータスをまとめて確認できます。各ホストの筐体の画像を選択するとホストの詳細な情報の確認ができます。

また「アクション」からは、「ホストの情報の表示」、「システムのLEDの有効」、「ホストのシャットダウン」、「ディスクの追加」、「クラスターからのホストの削除」などのオペレーションが可能です。

ちなみにディスクの追加を選択するとこのようなウインドウからディスクを追加することが出来ます。

各ホスト→「監視」→「VxRail」→「物理ビュー」からはホストのコンポーネントごとのステータスと情報を確認することができます。

これなら障害が起きた時、どのコンポーネントが原因となっているのかをグラフィカルに確認することができますね！

また各ホスト→「設定」→「VxRail」→「iDRAC構成」からiDRACの情報までvCenterから確認することができます。

クラスター→「設定」→「VxRail」→「システム」からクラスターのバージョンを確認できます。今回のVxRailがバージョンが4.7.301であることがわかりましたね！

クラスター→「設定」→「VxRail」→「更新」からはVxRailのシステムのアップデートが可能です。

インターネットアップデートのタブでは現在の最新のバージョンがわかります。先ほど今回のシステムのバージョンが4.7.301だと確認出来ましたので、最新の4.7.410にバージョンアップが可能です。またローカルアップデートではローカルに保存したイメージから任意のバージョンへのアップデートが可能です。

以上、vCenterのプラグインのVxRail管理GUIの紹介でした！いかがだったでしょうか？

クラスター、ホスト、構成コンポーネントの単位でステータスが一目で確認することが出来ました。またホストの追加やディスクの追加などのオペレーションもvCenterから行えることがわかりました。

１クリックでオペレーションが可能なように設計されていることや、グラフィカルな表示など初心者の私にも簡単にVxRailの管理運用が可能なGUIであると感じました！

VxRail GUIのvCenterプラグインはVxRail 4.7.110以降で実装されていますが、4.7.300以降ではさらにvCenterへの統合が進んでいます。進化し続けるVxRailは目が離せませんね！

次回はVxRailの機能紹介ということで、このGUIを使用して、クラスターへのホスト追加などの検証していこうと思います！こちらは新人の私ではなく、よりプロフェッショナルなエンジニアが行います！更新日は1月15日を予定しています。お楽しみに！

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