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2014年8月22日 00:00

XtremIOインメモリ処理概要

製品:
XtremIO

説明:
XtremIOのインメモリ処理の概要説明


解決策:
XtremIOでは、全てのデータを4KB単位のブロックに分けて処理をします。また、それぞれのブロックにフィンガープリントと呼ばれる値を付与し、同じフィンガープリントを持つもの=同じ4KBのデータブロックはSSDに書き込みを行いません。


これら4KB単位のブロックの分解/組み立てをメモリ内で行うことにより他の製品には無いメリットを得ることが出来ます。

以下図はファイル/データ書き込み時の概要を表しています。

XtreamIO-write.png
XtremIOのフロントエンドから入ってきたファイル/データはメモリ内で4KB単位のブロックに分けられます。そしてそれぞれのブロックからフィンガープリントが作成され、フィンガープリントはインメモリメタデータとしてメモリ内に保存されます。
書き込まれたファイル/データのインメモリメタデータ(=フィンガープリントの集まり)が作成されると、実際の4KBデータの中で、すでにSSDに存在していないデータのみSSDに書き込みを行います(※1)。
このような動作をするために、XtremIOではフロントエンドのIOよりもバックエンドのIOの方が小さくなります(※2)。


※1 SSD内データに対して重複排除が行われています(ネイティブインライン重複排除)

※2 書き込み回数により寿命が決まるSSDを長期間利用することが可能となります


以下図はファイル/データ読み込み時の概要です。

XtreamIO-read.png
ファイル/データの読み込みリクエストが行われた際には、該当ファイル/データのインメモリメタデータへアクセスし、そこにあるフィンガープリントに紐づいている4KBのデータ全てをSSDから読み込み、それを一つのファイル/データに直して提供します。

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