sysadmin,nasadmin/root パスワード変更方法について

製品：

VNX

説明：

sysadmin,nasadmin/root パスワード変更方法について

作業手順：

sysadminのパスワードを変更手順

■CLIによる変更手順

１．Celerra CLIにnasadminユーザーとしてログインします。

２．id番号を確認

　　# nas_storage -l

３．sysadminパスワード変更

　　# nas_storage -modify id=x -security -username sysadmin -password <既存パスワード> -newpassword <新規パスワード>

　

　　※id=x　は、# nas_storage -l にて確認したid番号を使用。

【参考情報：作業ログ】

$ nas_storage -l

id   acl    name           serial_number

1    0      CKM0013060xxxx CKM0013060xxxx

$ nas_storage -modify id=1 -security -username sysadmin -password sysadmin -newpassword adminpass

Changing password on CKM0013060xxxx

done

nasadmin/root パスワードの変更手順

■Unisphereによる変更手順

[Step1：パスワード変更]

１．Unisphereにsysadminユーザーでログインします。

２．"System名 > Settings > Security > User Management" を選択し、"Local Users for File"をクリックします。

３．nasadmin又はrootを選択し、Propertiesをクリックします。

４．パスワードを変更し"Apply"をクリックしてください。

　　※You have modified the password of this user and should also update the password of this user on the block side.

     上記のメッセージに対しOKをクリック。

５．新しいパスワードは、後で使用できるように安全な場所に記録してください。

※Dual Control Stationの場合、Fail over先のControl Stationにも設定を反映させる必要がございますので、[Step2：CS再起動]へ進んでください。

[Step2：CS再起動]

　※CS再起動の影響について

　CSの再起動はDataへのアクセスには影響はございません。

　影響範囲はSnapSure操作などを含む、CSからのコマンド発行が必要な作業となります。

１．Celerra CLIにnasadminユーザーとしてログインします。

２． $ /nasmcd/getreason　にてCS_0、CS_1どちらがプライマリCS なのか確認。

　例）

　[nasadmin@NSX_CS0 ~]$ /nas/sbin/getreason

　10 - slot_0 primary control station

　11 - slot_1 secondary control station

　5 - slot_2 contacted

　5 - slot_3 contacted

　5 - slot_4 contacted

　5 - slot_5 contacted

　reason code 10の場合primary CS

　reason code 11の場合はsecondary CS

３． Primary CS へログインしsu にてrootになり以下コマンド発行

　# reboot

　Primary Control Station が再起動し、Secondary Control Station へのFail Over

　が行われます（これにより新しいプライマリControl Station となります）。

４． Fail Over 先のCSへログイン

　　※nasadminのパスワード変更時、ログインするタイミングが早い場合、

　　　新しいパスワードが反映されてませんので、数分後再度ログインしなおしてください。

５．以下コマンド実施

　# /nas/sbin/getreason

　

　例）

　CS0の再起動が完了（reason code 11→Secondary control station）し、CS1がprimaryCSになる。

　[root@NSX_CS1 nasadmin]# /nas/sbin/getreason

　11 - slot_0 secondary control station

　10 - slot_1 primary control station

　5 - slot_2 contacted

　5 - slot_3 contacted

　5 - slot_4 contacted

　5 - slot_5 contacted

　※Control Station0 の再起動が完了するまで、次のステップに進まないでください。

６．su にてrootへに切り替え以下コマンド実行

　# reboot

　新しいPrimary Control Station が再起動し、もとのPrimary Control Station へのFail Overが行われます。

【参考情報：Step1作業ログ】

・"System名 > Settings > Security > User Management"

・"Local Users for File"をクリック

・nasadmin又はrootを選択し、Propertiesをクリック

・パスワードを変更し"Apply"をクリックしてください。

※パスワード変更時、上記のメッセージに対しOKをクリック。

■CLIによる変更手順

[Step1：パスワード変更]

１．Celerra CLIにnasadminユーザーとしてログインします。

２．rootユーザーに変更します。

　　$ su

　　Password:  （rootユーザーのパスワードを入力します）

３．「passwd」コマンドの後に、パスワードの変更が必要なユーザーの名前を指定します。 

　　　その後はコマンド プロンプトに従います。

　例）

　# passwd nasadmin

　Changing password for user nasadmin

　New password:

　BAD PASSWORD:  it is based on a dictionary word（rootユーザーとしてパスワードを変更する場合は、これで問題ありません）

　Retype new password:

　passwd:  all authentication tokens updated successfully

４．新しいパスワードは、後で使用できるように安全な場所に記録してください。

※Dual Control Stationの場合、Fail over先のControl Stationにも設定を反映させる必要がございますので、[Step2：CS再起動]へ進んでください。

[Step2：CS再起動]

　※CS再起動の影響について

　CSの再起動はDataへのアクセスには影響はございません。

　影響範囲はSnapSure操作などを含む、CSからのコマンド発行が必要な作業となります。

１．Celerra CLIにnasadminユーザーとしてログインします。

２． $ /nasmcd/getreason　にてCS_0、CS_1どちらがプライマリCS なのか確認。

　例）

　[nasadmin@NSX_CS0 ~]$ /nas/sbin/getreason

　10 - slot_0 primary control station

　11 - slot_1 secondary control station

　5 - slot_2 contacted

　5 - slot_3 contacted

　5 - slot_4 contacted

　5 - slot_5 contacted

　reason code 10の場合primary CS

　reason code 11の場合はsecondary CS

３． Primary CS へログインしsu にてrootになり以下コマンド発行

　# reboot

　Primary Control Station が再起動し、Secondary Control Station へのFail Over

　が行われます（これにより新しいプライマリControl Station となります）。

４． Fail Over 先のCSへログイン

　　※nasadminのパスワード変更時、ログインするタイミングが早い場合、

　　　新しいパスワードが反映されてませんので、数分後再度ログインしなおしてください。

５．以下コマンド実施

　# /nas/sbin/getreason

　

　例）

　CS0の再起動が完了（reason code 11→Secondary control station）し、CS1がprimaryCSになる。

　[root@NSX_CS1 nasadmin]# /nas/sbin/getreason

　11 - slot_0 secondary control station

　10 - slot_1 primary control station

　5 - slot_2 contacted

　5 - slot_3 contacted

　5 - slot_4 contacted

　5 - slot_5 contacted

　※Control Station0 の再起動が完了するまで、次のステップに進まないでください。

６．su にてrootへに切り替え以下コマンド実行

　# reboot

　新しいPrimary Control Station が再起動し、もとのPrimary Control Station へのFail Overが行われます。