XPS13（９３６０） ー AC電源アダプタを接続したままでの使用時のバッテリー劣化について

こんにちは。ご投稿ありがとうございます。
XPS13(9360)をご利用とのことで、大変嬉しく思います。

弊社のノートパソコン用バッテリには制御機能が組み込まれており、バッテリが完全に充電されると、充電プロセスが停止するようになっているため、ACアダプタを繋いだ状態でも、バッテリに悪影響を及ぼすことはございません。
ただ使用環境と時間の経過によりバッテリは劣化していきますので、その点はご理解ご了承の程、よろしくお願い致します。

その他ご不明点等ございましたらお伝え下さいませ。
何卒よろしくお願い致します。

XPS 13 (9343) ユーザーです．ちょうど自分もバッテリーについて調べていたところなので，

門外ながら拙い解説をさせてもらいます．

バッテリーに使用されているリチウムイオン電池は（外して保管している場合も含めて）

100% に満充電や使い切って 0% の空の状態が続くと過充電・過放電により劣化を早めます．

これを防止するため充電しきい値を設定して，その範囲内に充電率が常に収まるようにしているのが

他社で言う『いたわり充電』などの機能で，XPS 13 でも同様の設定が BIOS で可能です．

この設定を Windows 上で GUI 操作できるようにした『Dell Command | Power Management』も

法人向けモデルにはプリインストールされていて，XPS 13 でも無償で DL して，利用できます．

デルの電源管理ソフトウェア、Dell Command | Power Management が結構イケてる件：

［ja.community.dell.com/.../dell-command-power-management］

ほかにはバッテリーの「ならし」も劣化の抑制には有効です．

やり方は検索すれば判ると思いますが新品のバッテリーであれば，ならし運転を数回することで

バッテリー内部が化学的に安定して，その後の劣化を遅らせる効果があります．

（劣化率は『BatteryBar』などのフリーソフトを利用すれば，具体的な数値として確認できます）

ちなみにこうした知識のなかった自分はこれといったケアもしないまま，2 年強ほとんど AC 電源に

つないだまま使用してきた結果，劣化率が 60% 程度まで進行していました．

XPS 13 はバッテリーパックのような，ユーザーが簡単にアクセスできる構造になっていないので，

バッテリーの運用にはできるだけ気を配ったほうがいいと思います．