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June 20th, 2023 17:00
[PowerStore] DobiMigrateを使ってデータ移行をやってみよう!! その②
こんにちは、ネットワールドのストレージ担当です。あっという間に2023年も半分が終わろうとしていますが、皆様如何お過ごしでしょうか。今回は以前紹介したPowerStoreに無償バンドルされている「DataDobi DobiMigrate」に関する記事の続報となります。前回の記事は以下となります。
<前回>
https://www.dell.com/community/ストレージ-Wiki/PowerStore-DobiMigrateを使ってデータ移行をやってみよう-その/ta-p/8306979
前回はアクティベーションまで紹介しましたが、今回はその続きからとなります。アクティベーション手続きが完了すると、DataDobi社のサポートチームからコミュニティ招待メールが届きます。案内に従い、アカウント登録を実施するとサポートサイトへログインできるようになります。
サポートサイトから各種ドキュメントやソフトウェアモジュールをダウンロードしたり、KB情報を確認することができます。サポートサイトURL:https://support.datadobi.com/
「DobiMigrate」はLinux OSにインストールするLinux版と仮想アプライアンス版の2パターンが提供されています。今回は 仮想アプライアンス版のVer.6.7をデプロイしていきたいと思います。「DobiMigrate」 は「CORE」と「PROXY」と呼ばれる2つのコンポーネントから構成されており、それぞれの役割は以下となります。
■構成コンポーネント
CORE:管理機能(PROXYに指示を送り、移行プロセスの設定と分析・監視を実行するコントローラ)
PROXY:移行処理(COREからのコマンドを受け取り、実行するワーカー)
まず「CORE」モジュールのデプロイから実施していきます。vCenterへ接続してOVFテンプレートのデプロイを実行します。同様の手順で「PROXY」モジュールもデプロイ可能です。※数年前に「DobiMiner」から「DobiMigrate」へ製品名称が変更になったようで、以前の名残で「DobiMiner」の名称がところどころ出てきます。
以下、デプロイの流れになります。
デプロイが完了すると仮想アプライアンスを起動して各種設定を実施します。管理コンソールへログインすると設定しなければならない項目が一覧で表示されるので非常に親切です。
■COREモジュールの設定項目
・ネットワーク設定(Staic IPアドレスの付与※デフォルトではDHCPが有効)
・NTP設定
・タイムゾーン設定
・HDD設定(オプション)
「CORE」モジュールの設定が完了すると、こんなにかっこいいGUIログイン画面が表示されます!!
■PROXYモジュールの設定項目
・ネットワーク設定(Static IPアドレスの付与※デフォルトではDHCPが有効)
・タイムゾーン設定
・設定ファイルの編集
※セットアップ詳細に関しては、「Installation Guide」が提供されているので参照下さい。
これで無事に下準備が完了です。次回以降つづきのセットアップとデータ移行の流れ・移行結果を順次公開していきたいと思います。
それでは、また次回をお楽しみに。
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